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SHIROKUMA COLUMN

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コラム

SHIROKUMA COLUMN

2016/05/12
塗装後に工程通りに塗り替えが行われたのか確認する方法ってないの「標準塗装仕様を押さえておこう」

正確な工事が行われていますか?

■ 塗装の工程はどうやって理解すればよいのか?

~あなたの家族の健康にとことんこだわった塗装店~赤ちゃんからお年寄りまで
みなさんこんにちは
長野の地域密着塗装店しろくまペイントのダイです。

 ”Q いきなりですが、塗料って何回塗るかご存知ですか!?”

 ”A 塗替えにおいての塗る回数はほとんどの場合3回です。”

答えは3回です!
ここまでは、知っている方も多いかもしれません。

 ”Q それでは、塗装の前にどんな下地処理をしますか?”

☑ 他にも、乾燥する時間はどのくらい必要ですか?
どんな工程になっているのか?

さまざまな疑問が起こるかもしれません。
塗装を依頼する前や依頼した時点であれば、尚、気になるかもしれません。

そこで、本日は塗装工程を把握できる仕様書についてご紹介します。

正確な工程を把握することができる仕様書とは?

■ 塗装の仕様書ってこんなことが書いてあるよ!

メーカでは塗料ごとに標準塗装仕様と言われるものを作成しており、どのような工程を踏むのか、塗り回数、使用量『塗布量』、塗り重ね『乾燥時間』、希釈剤、希釈率『%』、塗装方法が記載されています。
試験・検討を行い仕様書が決定されます。

塗料を住宅などに塗る過程において満たすべき要件・条件であり、仕様書通りに施工を行うことでメーカが公表する性能が出るのです。

下記は日本ペイントのパーフェクトトップと言う塗料の標準塗装仕様書です。

ニッペ パーフェクトトップ
標準塗装仕様 塗り替え

工程塗料名塗り回数使用料
(㎏/㎡/回)
塗り重ね
乾燥時間(23℃)
希釈剤希釈率
(%)
塗装方法
下地改修工事下地改修工事が必要な場合は、下地調査結果に基づいて、塗装工事前に実施する。
下地調整活膜を残し、膨れたり、浮いている劣化塗膜は、周辺部分を含めて入念に除去する。
ごみ、砂じん、油分などの付着物をワイヤブラシ、皮すき、サンドペーパー、ウエスなどで除去し、乾燥した清浄な面とする。
●モルタル面、コンクリート面の塗り替えなど
下塗りニッペパーフェクトフィラー10.20~0.454時間以上水道水3~8ウールローラー
0.50~0.901~5砂骨ローラー
2~5タイルガン
上塗りニッペパーフェクトトップ20.11~0.173時間以上3~5はけ/ウールローラー
エアスプレー
ニッペパーフェクトトップローズ
●窯業系サンディングボード、ALCパネル面の塗り替えなど
下塗りニッペパーフェクトサーフ10.20~0.403時間以上水道水2~5はけ/ウールローラー
上塗り ニッペパーフェクトトップ20.11~0.173時間以上3~5はけ/ウールローラー
エアレススプレー
ニッペパーフェクトトップローズ
●高意匠サンディングボードの塗り替え
下地調整活膜を残し劣化塗膜は入念に除去する。ほこり、汚れを除去、清掃する。
下塗りニッペファインパーフェクトシーラー10.05~0.084時間以上7日以内はけ/ウールローラー
エアレススプレー
上塗りニッペパーフェクトトップ20.11~0.173時間以上水道水3~5はけ/ウールローラー
エアレススプレー
●付帯金属面、金属パネル外壁、FRPの塗り替えなど
下地調整膨れたり、割れたり、浮いている劣化塗膜は、周辺部分を含めて入念に除去する。
さびは電動工具やサンドペーパー研磨布などを用いて除去し、清掃する。
下塗りニッペパーフェクトプライマー10.14~0.164時間以上7日以内塗料用シンナーA0~5はけ/ローラー
 0.16~0.180~5エアレススプレー
上塗りニッペパーフェクトトップ20.11~0.173時間以上水道水3~5はけ/ウールローラー
エアレススプレー
ニッペパーフェクトトップローズ

※ニッペパーフェクトフィラーをローラー施工する際に、高温時や風が強い場合などの乾燥が速まるような条件下では、希釈率を上限値の範囲内で調整することをご推奨致します。
(作業性や仕上げの向上をさらに図ることができます)
※上記の各数量は、標準的な数値です。被塗物の形状・素地の状態・気象条件・希釈率および測定機器・測定方法により増減します。
※上記の使用料は、記載の塗装方法で標準的に使用する量を記載しています。必要に応じ、所定の使用量・膜厚になるように使用量・塗り回数を調整してください。
※旧塗膜は、健全な状態であることを想定しています。
※塗料の塗り重ねは所定の塗り重ね乾燥時間をまもってください。(縮み、割れ、乾燥不良、付着不良などが起こります。)
※塗り重ね乾燥時間は、上塗りを塗布する時間となります。
※カタログに記載されている内容は一般的な環境下での施工を想定して記載されております。
特別な環境が想定される施工現場・部位に塗装される場合は、事前に当社営業までご相談いただきますようお願いします。
※一般鉄部には上記さび止め塗料以外に、ハイポン20デクロ、ニッペ1液ハイポンファインデクロ、速乾シアナミドヘルゴン下塗、速乾PZヘルゴンエコ、ハイポンファインプライマーⅡも使用できます。
※さびが発生しやすい溶接部などの現場溶接部については、入念な下地調整後、下塗り塗料(さび止め塗料)で部分補修塗りをしてから下塗りしてください。

■ 依頼する業者さんからカタログを取り寄せてみてはいかがでしょうか!?

メーカの塗装仕様を守ることが大切です。

3回塗り、適切な膜厚をつけることでメーカが試算する性能が現れるのです。
当然塗り替え前の、洗浄やケレンなどの下処理も大切な工程です。

ここがきちんと行われないと、塗装後に剥離の原因となってしまいます。
3回塗りを確認するには立会いし、作業を見ることが理想です。

もし立ち会えない日があればこんなことを理解しておくことも手抜き作業回避に繋がります

その日、その日で工程があるわけですが、どんな作業がどれくらいかかるのか理解しとけばいいのです。

作業間隔にも規定があります大体の作業にも進捗スピードがあることから、いきなり2工程行われる日などは、尚のこと確認した方が良いでしょう。
また写真帳などで、進捗状況の見える化を行っている塗装屋さんであれば、優良業者である可能性も高まります。

その日に何を行うのか、どれくらい工事が進捗したのか、しっかりと説明できる業者さんを選びましょう。

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