しろくまコラム SHIROKUMA COLUMN
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コラム
サイディング外壁の「コーキング・シーリング」は役割とは?工法や種類まで解説

目次
外壁の「白いゴムみたいなの」って何?
「あれ?外壁のスキマ、なんか白いの見えてる」
「ゴムみたいなやつ、剥がれてきてるけど大丈夫?」
家の外壁をふと見上げて、こんなことを思ったことはありませんか?
それ、 コーキング です。実は、家の新築時にわざわざ充填された、超・重要なものなんです。
このコーキング、見た目は地味ですが、すごい仕事をしています。
外壁のスキマを埋めて水の侵入を防ぐだけでなく、揺れや衝撃を吸収して家を守るクッションの役割も担っています。
ただし、コーキングは 永久に持つわけではありません。含まれている「可塑剤」という成分が、5~10年で劣化し、弾力を失ってしまいます。すると、ヒビ割れや隙間ができて防水性が低下し、最悪、建物の寿命を縮める原因に!
ここでは、そんなコーキングの役割・種類・劣化症状について詳しく解説します。また、事例についてもご紹介!
「コーキングって何?」「うちの家、大丈夫かな?」と気になった方は、ぜひご一読ください!
コーキングは外壁の”つなぎ役”
家の外壁に目を凝らしてみると、ボードとボードの間に細いラインが見えませんか?
そう、それがコーキングの正体!
まるでレンガの間に詰まったモルタルのように、外壁同士の隙間を埋め、ガッチリと家を守る役割を担っています。
でも、ただの隙間埋めではありません。
この小さな隙間を放置すると、雨水が侵入し、家の内部でカビが生えたり、木材が腐ったりと大惨事に!
コーキングは、目立たないけれど超重要な存在なのです。
コーキングは家の”ボディガード”!
コーキングが持つ大きな役割は2つ!
水の侵入をブロック!
もしコーキングがなかったら、雨が降るたびに外壁の隙間から水が侵入し、家の内部がびしょ濡れに!木造住宅なら柱が腐り、鉄骨住宅ならサビの温床になります。想像するだけでゾッとしませんか?コーキングはまさに家の“レインコート”なのです。
地震や風による負荷を吸収!
家は生き物のように、揺れたり、膨らんだり、縮んだりしています。特に日本のような地震大国では、建物が揺れるたびに外壁がパキッと割れてしまう可能性が。そんなとき、コーキングがクッションのような役割を果たし、揺れの衝撃を和らげてくれるのです。
コーキング材の種類と特徴
コーキング材にもいろいろな種類があります。
アクリル
ウレタン
耐久性の高いシーリング材、非汚染性に優れ、長時間経っても汚れにくいのが特徴です。そのため、建物の美観を長く保ちたい場所や、外壁の目地・クラック(ひび割れ)補修 に使用されることが多く、特にリフォームや補修工事で活躍します。
ただし、アクリル系のシーリング材と比較すると耐久性は高いものの、紫外線に弱く、劣化が激しい ため、使用環境によって寿命が短くなる 点には注意が必要です。屋外で直射日光が当たりやすい場所では、紫外線に強い変成シリコンやポリウレタン系のシーリング材 を選ぶと、より長持ちします。
適切なシーリング材を選ぶことで、メンテナンスの頻度を減らし、外壁の劣化を防ぐことができます。環境に合わせた材料選びが、建物の寿命を延ばすカギとなるでしょう。
シリコン系
このタイプのシーリング材は、価格が安く、ホームセンターでも簡単に手に入る ため、DIYや家庭のメンテナンスにもよく使われます。特に、耐水性や耐熱性に優れているため、浴室・トイレ・台所などの水回りで使用されることが多く、カビ対策として防かび剤が配合されている商品もあります。
しかし、このシーリング材は塗装との相性が悪く、上から塗装することができません。そのため、外壁や屋根など、後から塗装を施す必要がある場所には使用しないことが重要 です。
もし外壁や屋根のシーリング補修をする場合は、塗装が可能な変成シリコンやポリウレタン系のシーリング材を選ぶ ようにしましょう。適切なシーリング材を選ぶことで、施工後のトラブルを防ぎ、長持ちする仕上がりになります。
変性シリコン
このシーリング材は、塗装前・塗装後どちらにも使用できるという、他のシーリング材にはない特徴を持っています。特に非汚染性に優れているため、長時間経っても汚れにくく、見た目をきれいに保てるのがメリットです。また、伸縮性もあるため、外壁の目地や窓枠など、動きがある部分にも適しています。
外壁塗装ではこのシーリング材がよく使われており、特に塗装後の密着性を高めるために「硬化剤を混ぜる2液タイプ」 が採用されることが多いです。2液タイプはより強度が高く、耐久性が求められる場所に適している ため、長期的にメンテナンスを減らしたい場合におすすめです。
外壁塗装の際には、塗装との相性が良いシーリング材を選ぶことで、耐久性と美観を両立 できます。しっかりと下地処理を行い、適切な材料を選ぶことが、長持ちする塗装仕上げのポイントです!
1成分系と2成分系の違い
■1成分系(初心者向け)
チューブからそのまま塗れるので、DIY好きな人でも扱いやすい!
■2成分系(プロ仕様)
硬化剤と主剤を混ぜて使うタイプで、耐久性はバツグン!施工には技術が必要。
コーキングの寿命と劣化のサイン

コーキングの寿命は5~10年!
どんなに優れたコーキングでも、一生もつわけではありません。5~10年もすると、次のような劣化症状が現れます。
劣化のサインを見逃すな!
■肉やせ
コーキングが細くなり、スカスカ状態に。
■チョーキング
表面をこすると粉が出る現象。これは「もう限界!」のサイン。
■ひび割れ
細かいヒビが入ったら危険信号!雨水が入り込む前に対策を。
■破断
コーキングが完全に裂けてしまい、隙間ができる。こうなったら即補修が必要!
定期的な補修で家を守ろう!
コーキングの劣化を放置すると、外壁や家の構造体にダメージが広がる可能性大。定期的なメンテナンスが家を長持ちさせるカギです。
コーキング補修のポイント
DIYは難易度高め!
「自分でやれば安上がり?」と思うかもしれませんが、コーキング補修は意外と難しい!適切な道具、正しい施工方法、そして技術が必要です。間違った施工をすると、すぐに劣化してしまい、かえって修理費がかさむことも。
外壁塗装と同じタイミングがベスト!
コーキング補修は外壁塗装と一緒にやるのがオススメ!塗装の前にコーキングを直しておけば、新しい塗膜と一緒に耐久性アップ!
シーリングの接着工法
シーリングには先打ち工法と後打ち工法の2種類があります。
どちらもメリット・デメリットがありますがしろくまペイントでは先打ち工法を行っています。
シーリングが使われている場所
シーリングは住宅のいたるところで使われています。
もちろん使う場所事でシーリングの種類が変わってきます。
シリコン系なら金属や金物周り、ウレタン系ならコンクリート目地や石材スレート、アクリルだとサッシと壁の隙間や天井と壁の隙間等に分ける事ができます。
「増し打ち」より「打ち替え」が安心!
補修方法には2種類あります。
補修方法 | 費用(mあたり) | 特徴 |
---|---|---|
増し打ち | 700~900円 | 既存のコーキングの上から新しいものを重ねる |
打ち替え | 1,200~1,500円 | 古いコーキングを撤去し、新しいものに交換 |
「増し打ち」は簡単ですが、古いコーキングが劣化していると効果が半減。「打ち替え」の方が長持ちするので、結果的にコスパが良いのです!
先打ち工法
シーリングの上から塗装を行うので、紫外線からシーリングを守ることが出来る。
その結果、シーリングの寿命を延ばすことができます。
シーリングより塗膜の方が硬く年数が経過すると塗膜がひび割れを起こしますが、シーリング自体には問題がありません。
後打ち工法
塗装後にシーリングを打つので塗膜がひび割れる問題が起こらない。
シーリングに直接紫外線が当たるので、塗膜で保護されているシーリングよりも寿命が短い。
まとめ
コーキングは小さな存在ですが、家を守る大切な役割を持っています。
劣化すると雨漏りや外壁の破損につながるので、5~10年ごとの定期チェックが必須!
DIYは難易度が高いため、プロに依頼するのが安心。補修の際は、外壁塗装とセットで行い、「打ち替え」を選ぶことで、より長持ちします。
あなたの家のコーキングは大丈夫でしょうか?今すぐチェックして、快適な住まいを守りましょう!
外壁屋根塗装のお見積りはしろくまペイントへ
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