しろくまコラム SHIROKUMA COLUMN
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コラム
塗るだけで優れた効果のある新しい撥水剤『ケミストップ』
目次
コンクリートの吸水防止・美観保持に ケミストップ
ケミストップとはアクリル樹脂など数種類の撥水成分と石油系の溶剤からなる無色の浸透性撥水剤です。
コンクリート、モルタル、ブロック、レンガ、素焼きタイル、天然石、テラゾーなどの被処理物に対して、深い浸透性を持ち、溶剤の蒸発後に被処理物の表面および毛管壁に沿って化学反応によりゲル層を形成し、撥水効果を与えます。
種類 | 用途 | 標準塗布量 | 特長と効果 |
---|---|---|---|
L/㎡ | |||
CM-RW 浸透型 | 打放しコンクリート モルタル金ゴテ仕上げ リシン、スタッコ プレキャストコンクリート レンガ、素焼きタイル セメントがわら、石綿板 天然石、テラゾーなど | 約 0.33 約 0.25 約 0.25 約 0.25 約 0.28 約 0.33 約 0.2 | ●ケミストップを塗った面は生地 をそのまま活かし、長期間にわ たり撥水効果を持続します。 また、汚れ防止に効果があります。 ●白華の減少に効果があります。 ●凍結融解による凍害および風化 の防止に効果があります。 |
ケミストップ塗布面では、皮膜の形成で、なめらかな状態が見られます。
また、ケミストップは深く浸透しますので、内部においても同様な被膜を形成します。
この被膜が撥水性を与え、雨水により二次的に発生する白華現象または老化を防止します。
■無塗布モルタル 10,000倍
■ケミストップ塗布モルタル 10,000倍
注目された性能試験
1.耐候性
■促進耐候性試験
促進耐候性試験(512時間)を行った結果、下の写真に示すように被塗布体の耐候性が良好であることを示しました。
コンクリートにCM-RW2回塗布
促進耐候性試験512時間
レンガにCM-RW2回塗布
促進耐候性試験512時間
■屋外曝露試験
500日を超す屋外曝露試験の結果、塗布モルタルの優れた耐候性が実証されました。無塗布体の方はヘアクラックが見られます。
無塗布モルタル
CM-RW塗布モルタル(0.5L/㎡)
2.吸水、透水試験(財団法人建材試験センター試験成績書第8713号による)
■吸水試験(モルタル)
試験体:モルタルJIS A 1404準拠
塗布量:( )内に示す
試験方法:試験体を24時間水中に侵漬した後の重量変化を測定
■透水試験(モルタル)
試験体:モルタルJIS A 1404準拠
塗布量:( )内に示す
試験方法:0.1N/m㎡の水圧を1時間かけた後の試験体の重量変化を測定
3.耐汚染性試験(ゴミの付着性、空気中のゴミ、チリなど)
試験方法は空気循環式工業用掃除機内にコンクリート片の試験体を置き、ゴミ、油布の燃えかす、その他チリをその表面に吹き付け、つぎに水を吹き付ける動作を1サイクルとして、10サイクル後のコンクリート面の汚れ度合は次のような結果になりました。
コンクリート片の試験体 | 汚れ度合 |
---|---|
未処理コンクリート(基準) 市販コンクリート処理剤で処理したコンクリート ケミストップで処理したコンクリート | 汚れ面積 100% 汚れ面積 40~50% 汚れ面積 5~10% |
4.白華試験
試験方法:促進耐候性試験JIS K 5400による白華試験1,000時間
試験体:テラゾー(マホガニーレッド)
塗布剤:CM-RW
塗布量:0.33L/㎡
■白華現象の観察
促進耐候性試験を行った試験体を200時間おきに取り出し、表面状態を観察し、白華現象の有無を見ました。
促進耐候性試験時間 | 無塗装 | ケミストップ塗布 |
---|---|---|
0時間 200時間 400時間 600時間 800時間 1,000時間 | 異常なし 白華微小 白華漸増 白華漸増 白華全面 白華全面 | 異常なし 異常なし 異常なし 異常なし 異常なし 異常なし |
無塗布テラゾー石
塗布テラゾー石
5.凍結融解試験(北海道寒地研究所凍結融解試験第1449号)
日本建築学会標準処方に基づくコンクリート角柱体(75×75×400mm)で凍結溶解防止効果を評価しました。
試験はASTM C-290-61Tに準じて凍結(試験体中心温度-18℃)~融解(試験体中心温度5℃)を1サイクルとして250サイクルまで実施しました。
6.各種防水剤の促進耐候性(アメリカ商務省規格標準局技術資料883号より抜粋)
アメリカにおける55種類の防水剤の比較テストの結果、ケミストップは総合評価で防水剤のうち、上位にランクされました。