しろくまコラム SHIROKUMA COLUMN
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コラム
超耐候性のフッ素樹脂塗料を2工程で塗れる!艶がいつまでも美しい屋根に!『ハイルーフマイルドフッソ』
目次
2液型フッ素樹脂系塗料『ハイルーフマイルドフッソ・ハイルーフマイルドフッソ遮熱型』
一般的な屋根用塗料の仕様が3工程なのに対し、2工程で仕上げることができますから工事全体のコスト削減に大きく寄与します。
その上、耐候性に極めて優れたフッ素樹脂を用いていますので、より長く光沢を持続させることが出来ます。
◎耐水性、耐薬品性が良く、いつまでも初期の鮮明さを失いません。
◎旧塗膜や無機質素材との密着が良く、経済的にも低下しません。
◎乾燥が早いため、作業性が良好です。
ハイルーフマイルドフッソ
用途
各種化粧スレート(カラーベスト等)
プレスセメント瓦
乾式コンクリート瓦(モニエル瓦等)
陶器瓦 ※但し塗料を塗装しても凍破は防げません
金属屋根 ※発錆がある場合は防錆効果を上げるため、錆止塗料が必要
注:ノンアスベストの波形スレートは不可
特長
はけ、ローラー、吹き付けいずれも塗装可能です。
※はけは隅とりのみにご使用下さい。(仕上げはローラーで行って下さい。)
可使時間(23℃)
8時間
荷姿
ハイルーフマイルドフッソ上塗
15kgセット(主剤:13.5kg、硬化剤:1.5kg)
4kgセット(主剤:3.6kg、硬化剤:0.4kg)
ハイルーフマイルドフッソ下塗
15kgセット(主剤:12.5kg、硬化剤:2.5kg)
3.6kgセット(主剤:3.0kg、硬化剤:0.6kg)
Colors
ハイルーフマイルドフッソ上塗
ハイルーフマイルドフッソ下塗
※色見本は印刷のため色調が異なります。(ハイルーフシリーズ標準色カラーサンプルをご参照下さい。)
※発錆がある金属屋根は防錆効果を上げるため、ヤネタイトマイルド(又はヤネタイト)が必要です。
ハイルーフマイルドフッソ遮熱型
用途
各種化粧スレート(カラーベスト等)
プレスセメント瓦
乾式コンクリート瓦(モニエル瓦等)
陶器瓦 ※但し塗料を塗装しても凍破は防げません
金属屋根 ※発錆がある場合は防錆効果を上げるため、錆止塗料が必要
注:ノンアスベストの波形スレートは不可
特長
一般塗料と比べ屋根の温度を大幅に低下させます。
はけ、ローラー、吹き付けいずれも塗装可能です。
※はけは隅とりのみにご使用下さい。(仕上げはローラーで行って下さい。)
可使時間(23℃)
8時間
荷姿
ハイルーフマイルドフッソ遮熱型上塗
15kgセット(主剤:13.5kg、硬化剤:1.5kg)
4kgセット(主剤:3.6kg、硬化剤:0.4kg)
ハイルーフマイルドフッソ遮熱型下塗
15kgセット(主剤:12.5kg、硬化剤:2.5kg)
3.6kgセット(主剤:3.0kg、硬化剤:0.6kg)
Colors
ハイルーフマイルドフッソ遮熱型上塗
ハイルーフマイルドフッソ遮熱型下塗
※色見本は印刷のため色調が異なります。(ハイルーフシリーズ標準色カラーサンプルをご参照下さい。)
※標準色カラーサンプルはマイルドシリコンの色にあわせていますので、遮熱型は同系統の色でも、色が異なる場合があります。
※発錆がある金属屋根は防錆効果を上げるため、ヤネタイトマイルド(又はヤネタイト)が必要です。
各瓦
瓦の形状 | 和形(和瓦) | 本葺き | S形 | F形 | ヨーロ ピアン形 | |
全景写真 | ||||||
陶器瓦 | 形状の有無 | 有 | 有 | 有 | 有 | 有 |
---|---|---|---|---|---|---|
瓦の特長 | 瓦表面は硬くカッターで傷が付きにくい。瓦裏面はクリームかレンガ色が多い。 塩焼き瓦・還元瓦(越前瓦・安田瓦は銀黒) 素焼き瓦(無釉薬)は同じ色で艶が無い。 | |||||
主要産地 | 三州瓦(愛知県)、淡路瓦(兵庫県)、菊間瓦(愛媛県)、石州瓦(島根県)等 | |||||
素地調整 | 高圧洗浄機で圧力3~5MPa、水量は13L/分以上。雑巾で(2回以上)拭き取るのも可。 | |||||
塗装上の注意 | ●洗浄時に滑るので、注意。 ●洗浄の確認は白い布に水を含ませ、瓦表面をゆっくり擦り、黒・赤等の色が付かない事を確認する。 (かび、苔等の分泌物の付着確認試験) | |||||
プレスセメント瓦 | 形状の有無 | 有 | 有 | 有 | 有 | 有 |
瓦の特長 | 瓦表面は塗膜で、カッターで傷がつく。瓦裏面はセメント色が大半で、布目模様がある。 | |||||
主要産地 | 鹿児島県~宮城県(仙台)までの主に太平洋側各地区。(高知県・大分県に釉薬塗装した瓦有り。) | |||||
素地調整 | 高圧洗浄機で圧力8~12MPa、水量は15L/分以上。 | |||||
塗装上の注意 | ●弱溶剤に溶ける塗膜には塗装不可。 ●旧塗膜が素地に密着しているか、ガムテープ剥離試験を行って確認してから塗装する。 ●ヴィクトリー(瓦の名前・輸入瓦)は塗装不可。 若干の凹凸のある素地には水系ハイルーフアンダーガードをご使用下さい。 | |||||
乾式コンクリート瓦 | 形状の有無 | 無し | 無し | 無し | 有 | 有 |
瓦の特長 | 瓦表面は擦ると色粉が極端に付く。瓦裏面は会社名が刻印されている。布目模様が無い。 | |||||
主要産地 | モニエル瓦・クボタ洋瓦(全国)、スカンジア瓦(山口県・九州・四国)、ハルモリック乾式瓦(静岡県周辺) | |||||
素地調整 | 高圧洗浄機で圧力15MPa以上、水量は15L/分以上、洗浄ノズル距離30cm以内。 | |||||
塗装上の注意 | ●1回目の塗装は希釈を多くする。 ●基材の吸い込みによっては、3回から4回必要な場合があります。 | |||||
化粧スレート | 屋根材の特長 | 板厚が薄く4mm~10mm以内、1枚が大きい。(横幅が広い) | ||||
メーカー名 | クボタ・松下電工(合併後KMEW)、大和スレート(エタニット)、大建(ナチュール)等各種 | |||||
素地調整 | 高圧洗浄機で圧力8~10MPa、水量は13L/分以上。 | |||||
塗装上の注意 | ●塗膜が剥れている場合の1回目の塗装は希釈を多くする。 ●基材の強度が弱くなっている場合あり、踏み割れ注意。 ●傷みのひどい”セキスイかわらU”は塗装しないで下さい。 | |||||
塗装できない素材 | 自然石(玄昌石)、アスファルトシングル(タール系屋根材)、波形スレート(ノンアスベストタイプ)、 弱溶剤に溶ける旧塗膜がある屋根材等。 別の塗料で塗装可能な素材(屋根材)もあるため、塗装方法・見分け方についてはお問い合わせ下さい。 |
標準塗装仕様
ハイルーフマイルドフッソ・ハイルーフマイルドフッソ遮熱型
工程 | 品名 (配合比) | 希釈剤 希釈率(質量%) | 塗回数 (回) | 塗付量 (kg/㎡/回) | 塗装方法 | 塗装間隔 (23℃) | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 素地調整 | 化粧スレート(カラーベスト等) プレスセメント瓦 | ・表面のごみ、泥、苔、かび及び劣化した表層、チョーキング層を高圧水洗で除去し清浄にする。 水洗後は1日以上おき、十分に乾燥させる。 ・プレスセメント瓦で若干の凹凸がある場合は水系ハイルーフアンダーガードをご使用下さい。 | ||||
乾式コンクリート瓦 (モニエル瓦・クボタ洋瓦等) | ・高圧水洗(圧力15MPa以上、水量15L/分以上)で、弱った着色スラリー層を除去し、 乾燥した瓦の表面をウエス等で擦り、汚れが付かなくなる程度まで洗浄する。 ・水洗後は十分に乾燥(夏期は24時間以上、冬期は48時間以上)させる。 | ||||||
陶器瓦 | ・表面のごみ、泥、苔、かび及び劣化した表層を高圧水洗(3~5MPa)で除去し清浄にする。 水洗後は1日以上おき、十分に乾燥させる。(洗浄のときは高圧にしないで下さい。雨漏りする場合があります。) | ||||||
金属屋根 | ・遊離塗膜や不安定な塗膜はディスクサンダーなどの電動工具、ワイヤーブラシ、スクレーパーなどの手工具を 併用して除去し、活膜だけを残す。金属素地が出た場合は必ずヤネタイトマイルド(又はヤネタイト)を塗装する。 ・発錆している場合は、同様に錆を除去し、必ずヤネタイトマイルド(又はヤネタイト)を塗装する。 ・ごみ、ほこり、チョーキング粉などを高圧水洗で除去し清浄にする。 ・金属屋根の場合のみ、塗付量下塗・上塗とも0.10~0.14kg/㎡となります。 | ||||||
2 | 下塗 | ハイルーフ マイルドフッソ 及び 遮熱型 下塗 (主剤:硬化剤=5:1) | 塗料用シンナー 0~10 | 1 | 0.13~0.15 | はけ ローラー エアレス | 2時間以上 |
3 | 上塗 | ハイルーフ マイルドフッソ 及び 遮熱型 上塗 (主剤:硬化剤=9:1) | 塗料用シンナー 0~10 | 1 | 0.13~0.15 | はけ ローラー エアレス | |
注意 | ・下塗・上塗がありますので、間違えないで塗装して下さい。 ・素地の種類、劣化の状態によって塗付量は増減します。 ・カラーベスト(コロニアル)の重なり部分が塗料で詰まっている箇所は縁切りを行う。 ・旧塗膜が部分的に剥がれている場合は、タッチアップが必要な場合があります。 ・化粧スレートで吸込みムラが発生すると考えられる場合は、ヤネタイトマイルドを塗装してから塗装して下さい。 ・乾式コンクリート瓦は素地の傷み具合によって塗装面積が少なくなる(半減)場合があります。下塗が2回~3回必要な場合があります。 ・乾式コンクリート瓦の初めての塗替えの場合、1回目の塗装時の希釈は若干多めにして下さい。 ・詳細は仕様書で確認して下さい。 ・プレスセメント瓦や化粧スレートの素地の傷みが酷いとき、金属屋根で錆の発生が少ないときは、ハイソリッドシリコンプライマーの使用も検討して下さい。 詳細はハイソリッドシリコンプライマーのカタログをご参照下さい。 |