しろくまコラム SHIROKUMA COLUMN
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コラム
【猫の健康を守ろう】安全な塗料の選び方と注意点を解説!

「部屋を塗り替えたいけど、猫に悪影響はないか心配」
「塗料のにおいや成分で、猫が体調を崩さないか不安」
そんな飼い主さんの悩みは、決して他人事ではありません。
実は、塗料に含まれるVOC(揮発性有機化合物)や有害物質が、猫にとっては命にかかわる危険性を持つこともあるのです。
この記事では、猫に安全な塗料の選び方を中心に、塗装中・塗装後に注意すべきポイントや、考えられる健康被害のリスクと対策まで詳しく解説します。大切な家族である猫と、安心・安全に暮らせる住まいづくりを目指しましょう。
目次
猫と塗料の相性は最悪?知らないと怖い健康被害とは
まずは、なぜ「塗料が猫に危険」と言われるのか、具体的な理由とそのリスクから見ていきましょう。
塗料に含まれる「VOC」とは?
VOC(Volatile Organic Compounds/揮発性有機化合物)は、塗料が乾燥する過程で空気中に放出される化学物質の総称です。例として以下のようなものがあります。
トルエン
キシレン
ホルムアルデヒド など
人間にとっても有害ですが、体が小さく嗅覚や呼吸器が繊細な猫は、さらに強く影響を受けやすいのです。
猫に起こりうる健康被害
塗装時や塗装直後のVOC暴露によって、猫に以下のような症状が出るリスクがあります。
症状例 | 内容 |
---|---|
呼吸器への影響 | 咳、くしゃみ、鼻水、ゼーゼーとした呼吸など |
中毒症状 | 吐き気、脱力感、よろめき、意識の混濁 |
皮膚・目への刺激 | 赤み、かゆみ、涙目 |
アレルギーや慢性体調不良 | 慢性的な鼻炎、皮膚炎、食欲低下 |
最悪の場合、命に関わるケースも | 密室や長時間暴露での中毒死など |
猫は自分で不調を訴えることができません。
だからこそ、塗料選びと環境管理は飼い主の責任なのです。
猫に安全な塗料の条件とは?選ぶべき塗料の特徴
では、どのような塗料を選べば猫にとって安心なのでしょうか?
以下に猫の健康に配慮した塗料の選び方をご紹介します。
ポイント①:VOCゼロ、または低VOC塗料を選ぶ
VOC濃度が少ないほど、空気中への有害物質の放出が抑えられます。
「F☆☆☆☆(エフフォースター)」認定が付いている製品は、安全基準をクリアしている塗料です。
ポイント②:水性塗料を選ぶ
水性塗料は油性塗料に比べてVOCの量が少なく、においも控えめで揮発性が低いため、ペットや子どもがいる家庭に向いています。
ポイント③:自然素材の塗料を選ぶ
以下のようなオーガニックペイントや天然成分由来の塗料も安心です。
柿渋(抗菌・消臭効果あり)
蜜ろう(蜜蜂由来のワックス成分)
ミルクペイント(牛乳たんぱくが原料)
ライムペイント(石灰ベースの塗料)
ポイント④:信頼できるメーカーの製品を使う
「ペットOK」「VOCフリー」と明記された製品を扱う塗料メーカーを選ぶのも大切です。
以下のような企業が人気です。
アレスシックイ(関西ペイント)
オスモカラー(天然油脂ベース)
ターナー色彩(ミルクペイント)
カインズやイケアでも一部取り扱いあり
安全な塗料でも油断は禁物!塗装時の注意点まとめ
たとえ安全な塗料を使用しても、塗装作業そのものにリスクが伴うことがあります。
以下のポイントに注意して、猫を守りましょう。
【塗装前の準備】
猫がいる部屋では塗装を行わない
猫のトイレ、フードボウル、おもちゃなどは別室へ移動
脱走対策として扉や窓のロックを確認
【塗装中の対策】
猫を別の部屋か外泊先(親戚、ペットホテルなど)へ移す
部屋の換気を徹底(窓・換気扇・空気清浄機)
作業エリアに入らないようバリケードやドアを閉める
作業中の服や道具を猫の生活空間に持ち込まない
【塗装後の注意】
完全に乾燥するまで猫を入室させない(2〜3日が目安)
表面を猫が舐めないよう、ガードや柵を活用
においが残っている間は、滞在時間を短く
猫の異変に気づいたらすぐに対応を
万が一、塗装後に猫の体調が急変した場合は、迷わず動物病院へ連絡しましょう。
【こんな症状があれば要注意】
咳やくしゃみが止まらない
食欲不振、嘔吐、下痢
ぐったりして動かない
呼吸が浅く、ゼーゼーと音がする
瞳孔が開いて意識がもうろうとしている
「ちょっと元気がないかも?」という小さなサインも見逃さず、すぐに獣医師の判断を仰ぐことが大切です。
猫にやさしいリフォーム・塗装の進め方
「塗り替えたいけど、猫がいるから心配…」という方に向けて、できるだけ猫に負担をかけずに塗装を進める方法を提案します。
ステップ①:リフォーム業者に“猫がいる”と事前に伝える
ペットに配慮した塗料・施工プランを提案できる業者に依頼することで、安全性が高まります。
ステップ②:部分的な施工で負担軽減
全面一気に塗り替えるのではなく、1部屋ずつ・1面ずつ進めることで、猫の居場所を確保しながら作業が可能です。
ステップ③:施工スケジュールを短縮
速乾性のある塗料を選ぶ、作業人数を増やすなどして、猫の不在期間を最小限にする工夫も重要です。
まとめ|猫にやさしい塗装で、安心できる暮らしを
塗装は住まいを美しく保つ大切なリフォームですが、猫にとっては命に関わるリスクを伴う作業でもあります。
だからこそ、塗料選び・作業中の配慮・施工後の管理まで、ひとつひとつ丁寧に考えることが、飼い主としての責任です。
この記事のまとめ
VOCや有害物質は猫にとって大敵。塗料選びが重要
安全なのは、低VOC・水性・自然素材・ペット対応塗料
作業中・乾燥中は猫を別部屋や別施設に避難させる
呼吸器系への影響や中毒症状が出ることも。異変はすぐに動物病院へ
事前準備と業者との連携で、猫にやさしい塗装リフォームが可能