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コラム

SHIROKUMA COLUMN

2017/10/20
アスファルトシングル屋根の施工方法|戸建て・集合住宅で異なる施工法

「アスファルトシングルってどう施工するの?」
「木造住宅とコンクリート造では施工法が違うって本当?」
「DIYでもできる?注意点は?」

屋根材として注目を集めている「アスファルトシングル」。
その魅力は、軽量で耐久性が高く、施工が比較的簡単なことです。
海外では古くから使われており、日本でも近年、住宅や集合住宅に幅広く使われるようになっています。

この記事では、アスファルトシングルの施工方法を基礎から丁寧に解説し、コンクリート下地と木質系下地の違い、施工時の注意点、耐風圧性の考慮など、プロ目線でのポイントも含めて網羅的にご紹介します。

アスファルトシングルとは?特徴とメリットを再確認

アスファルトシングルとは

アスファルトシングルは、ガラス繊維のマットを基材として、アスファルトを含浸・コーティングし、表面にカラー粒子を施した屋根材です。
柔らかくて加工性が高く、曲面や複雑な屋根にも施工しやすいのが特徴です。

アスファルトシングルのメリット

特徴内容
軽量1㎡あたりの重量が非常に軽く、耐震性に優れる
防水性が高いアスファルト層と重ね貼りにより、雨の侵入を防ぐ
加工が簡単カッターで切れるため、現場での加工性が良い
美観に優れる粒状仕上げで洋風の屋根にマッチし、カラーバリエーションも豊富
メンテナンスが容易一部補修が比較的容易で、コストも安い

アスファルトシングルの施工方法【基本の工程】

アスファルトシングルの施工は、下地処理、防水シート貼り、屋根材の設置、棟仕上げの4つの工程で構成されます。

① 防水シート(ルーフィング)を貼る

施工の基本は「防水」から始まります。
雨水の侵入を防ぐために、下地に防水シート(アスファルトルーフィングなど)を張り付けます。

注意点

  • シワやたるみが出ないように、引っ張りながら張るのがコツ。

  • ステープル(大型ホッチキス)でしっかり固定。

  • 壁際は立ち上げ施工(壁の数センチ上まで立ち上げて張る)を行うことで、雨水の侵入リスクを最小限に。

② 軒先板金を取り付ける

軒先には水切り板金を取り付けます。
これにより、雨水の侵入や屋根材の剥がれを防止します。

ポイント

  • 水切り板金は、防水シートの上からかぶせる形で設置します。

  • 軒先やけらば部分には風の巻き込み対策としても有効です。

③ 屋根材(アスファルトシングル)を接着剤+釘で取り付ける

アスファルトシングル本体を、下から上へと重ね貼りして施工していきます。

方法

  • シングルセメント(専用接着剤)を裏面に塗布

  • 一定間隔で釘を打ち込む(専用の屋根用釘が望ましい)

  • 次の段を半枚ずらしながら重ね貼り

注意点

  • 釘位置が下段の釘と重ならないように打つ(漏水防止)

  • 材料は柔らかいため、釘打ちすぎると貫通や破損のリスク

④ 棟(むね)の仕上げ

屋根の最上部である「棟」は、雨風の侵入リスクが高い部分。
ここには専用の棟板金や、アスファルトシングルの同質役物を使って仕上げます。

手順

  • 板金または同質材を重ねながら固定

  • 接合部にはシングルセメントをしっかりと塗布

  • 最後に全体のチェックと補強を行い完成

下地の種類による施工方法の違い

アスファルトシングルは、建物の構造(下地)によって施工方法が異なります。
下地の種類によって「釘打ち」と「接着」が使い分けられます。

木質系下地(戸建て住宅など)【釘打ち工法】

  • 構造用合板など、木材を下地とする住宅で多く採用

  • 釘の保持力が強く、確実な固定が可能

  • 軽量のため耐震性にも貢献

コンクリート下地(マンション・ビル等)【接着工法】

  • RC造・ALC造などのコンクリート屋根に適用

  • 釘が効かないため、接着剤(シングルセメント)で全面固定

  • 接着力が落ちないよう、下地清掃やプライマー処理が重要

強風地域・高層建物での対応方法【耐風圧性】

アスファルトシングルは軽量で施工しやすい反面、風の影響を受けやすいというデメリットも。
特に以下のような環境では注意が必要です。

強風地域・海沿い

  • 台風・突風により屋根材の剥がれリスクあり

  • 全体に接着剤を塗布し、釘も併用する二重固定がおすすめ

高層建築物(3階以上)

  • 風速が強くなるため、全面接着工法の採用を推奨

  • 棟部や軒先など、巻き上げられやすい箇所は特に入念な接着が必要

アスファルトシングル施工の注意点まとめ

アスファルトシングルはDIYでも扱いやすい屋根材ですが、以下の注意点を守ることで耐久性と防水性が確保されます。

防水シートは丁寧に張る

たるみ・隙間は雨漏りの原因。しっかりと張り込み、壁際の立ち上げ処理を忘れずに。

釘位置の重なりに注意

重ね貼りの際、上下段で釘が重ならないように配置をずらす。打ちすぎは材を傷めるためNG。

接着剤の塗布はムラなく

シングルセメントは端部・中心部すべてに均等に。とくに棟部やけらばは丁寧に施工。

施工条件を見極める

下地材、立地条件(風・傾斜角度)、気温(寒冷地)などを考慮し、施工方法を最適化する。

アスファルトシングルの耐久性とメンテナンス

アスファルトシングルは適切な施工とメンテナンスをすれば、10〜15年程度の耐用年数が見込めます。

長持ちさせるためのポイント

項目内容
定期点検年1回、または台風・大雨後の点検で、浮きや破損をチェック
補修局所的な破れや浮きは、シングルセメントで簡易補修が可能
再塗装塗装による表面保護が可能。色褪せ防止や防水性向上にもなる
雨樋・軒先清掃雨水の排水が悪いと、屋根への水の滞留を招き劣化が進む

まとめ|アスファルトシングル施工は正しい手順と配慮が大切

アスファルトシングルは軽量で加工性が高く、施工性にも優れた屋根材です。
木造住宅とコンクリート建築物で施工方法が異なる点や、防水や耐風性に関する注意点を理解しておくことで、トラブルを回避できます。

本記事のまとめ

  • アスファルトシングルの基本工程は「防水 → 板金 → 屋根材施工 → 棟仕上げ」

  • 下地が木なら釘打ち、コンクリなら接着工法

  • 強風・高層建物では接着+釘の併用や全接着がおすすめ

  • 施工のポイントは、重ね方・釘位置・接着剤のムラを避けること

  • メンテナンスで10年以上の耐久性が見込める

アスファルトシングルは、正しい施工と知識があれば、コストパフォーマンスの良い屋根材として長く活躍してくれます。
プロの業者に任せる場合も、この記事の内容を知っておけば、施工品質の見極めや失敗の予防につながります。

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