しろくまコラム SHIROKUMA COLUMN
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コラム
部屋の明るさは何ルクスが適正?用途別・広さ別の目安と失敗しない照明の選び方

「部屋がなんとなく暗く感じる」
「読書や勉強に適した照明って何ルクス?」
「照明を買いたいけど、どの明るさが良いかわからない」
家の快適性を大きく左右するのが「部屋の明るさ」です。
しかし、「明るさ」と一言でいっても、使う部屋の目的や広さ、照明の種類によって適正な明るさは異なります。
この記事では、部屋の明るさの目安(ルクス・ルーメン)を用途別・部屋の広さ別にわかりやすく解説。
さらに、照明器具の選び方や配置の工夫、よくある失敗とその対策も合わせて紹介します。
目次
「部屋の明るさ」はどうやって決まるの?
まずは、部屋の明るさの基本的な考え方を理解しましょう。
明るさの単位は「ルクス(lx)」と「ルーメン(lm)」
単位 | 意味 |
---|---|
ルクス(lx) | 明るさの“感じ方”(照らされた場所の明るさ) |
ルーメン(lm) | 光源の“明るさの量”(照明器具から出る光の総量) |
ルクス:空間や机の上などの明るさ
ルーメン:電球そのものの明るさ
つまり、照明器具の「ルーメン値」だけでは適正な明るさかは判断できないということです。
「何に使うか」「部屋の広さ」「設置場所」も含めて考えることが重要です。
用途別|部屋に必要な明るさ(ルクス)の目安一覧
用途ごとに必要な明るさの基準(ルクス)を紹介します。
これは、「その空間で何をするか」によって最適な明るさが変わるということです。
用途 | 目安の明るさ(ルクス) | 説明 |
---|---|---|
寝室 | 10~30ルクス | 落ち着いた雰囲気が好まれる。暗めが◎ |
リビング | 30~75ルクス | リラックスと活動のバランスが取れる明るさ |
読書・勉強 | 500~1000ルクス | 目の負担を減らし集中力を高める明るさ |
子供部屋 | 75~150ルクス(+学習時は500~1000ルクス) | 安全性と学習環境を両立する必要あり |
玄関 | 50~100ルクス | 靴の脱ぎ履きや顔が見える程度 |
キッチン | 300~750ルクス | 手元が見やすく、作業ミスを防ぐ明るさ |
バスルーム | 150~300ルクス | 明るすぎない方がリラックスしやすい |
洗面所 | 300~500ルクス | メイクやヒゲ剃りなど、顔周りの作業に最適 |
部屋の広さ別|必要な明るさ(ルーメン)の目安
照明を購入する際に参考になる「ルーメン」は、部屋の広さに応じて必要な量が変わります。
部屋の広さ | 必要なルーメン(lm)の目安 |
---|---|
4.5畳 | 2,200~3,200lm未満 |
6畳 | 2,700~3,700lm未満 |
8畳 | 3,300~4,300lm未満 |
10畳 | 3,900~4,900lm未満 |
12畳 | 4,500~5,500lm未満 |
14畳 | 5,100~6,100lm未満 |
✅ ポイント:
高天井・壁紙が暗い部屋→+10%程度のルーメンを追加すると◎
複数の照明(間接照明・スタンドライト)を組み合わせると、より効果的
照明器具の種類と、光の広がり方の違い
同じ明るさ(ルーメン)でも、照明器具の形や設置場所によって部屋の明るさの「感じ方」は大きく変わります。
シーリングライト
天井に直接設置する最も一般的な照明
部屋全体を明るく照らせる
広く均一に光を広げたい部屋に最適(リビング・寝室など)
ペンダントライト
天井から吊り下げるタイプ
下方向に集中的に光が届くため、食卓・キッチンに向いている
天井付近が暗くなる場合もある
スポットライト
特定の場所に光を当てる
間接照明・ディスプレイ照明に使うと効果的
スタンドライト・デスクライト
追加照明として使用
読書・作業用の補助として活躍
照明選びの失敗を防ぐための5つのチェックポイント
① ルクスとルーメンの違いを理解する
「明るさの量(lm)」だけでなく、「感じ方(lx)」も考慮。
② 部屋の用途に合った明るさを選ぶ
リビングと書斎では必要な明るさが違う。汎用的な明るさは存在しない。
③ 一灯主義をやめる!複数灯の併用がおすすめ
全体照明+スポット照明で、明るさのバランスが取れる
④ 設置高さと影の出方を考える
ペンダントライトは低すぎると陰ができて不快になる場合も
⑤ 光色(色温度)にも注目する
昼光色(青白い光):勉強・読書向け。集中力アップ
昼白色(自然光に近い):リビングや作業用に汎用的
電球色(暖かい黄み):リラックス空間(寝室・ダイニングなど)
明るすぎてもNG?目に優しい照明環境を作るコツ
部屋を明るくしすぎると、逆に目が疲れたり、落ち着かなくなったりします。
強すぎる明かりのデメリット
照明が直接目に入ると「まぶしさ」を感じやすい
反射光で「グレア(不快な眩しさ)」が発生
長時間の使用で目の疲労や睡眠の質の低下を招く
目に優しい照明のコツ
間接照明を活用してやわらかい明るさに
読書やパソコン作業はデスクライトを正面ではなく斜め後ろから
寝室では「電球色」+「調光機能」で心地よい環境をつくる
明るさの調整には「調光・調色機能」が便利!
最新の照明器具には、調光(明るさの強さを変える)と調色(光の色味を変える)ができるものも多数販売されています。
調光のメリット
朝・昼・夜で明るさを変えられる
リラックスシーンでは落ち着いた明るさに調整可能
調色のメリット
勉強時は昼光色、就寝前は電球色に変更するなど柔軟に対応
スマート照明ならさらに便利
スマホや音声で照明をコントロール可能
タイマー設定で生活リズムも整う
まとめ|適切な明るさで、快適な部屋づくりを
部屋の明るさは、単なる「見やすさ」だけでなく、集中力・リラックス・睡眠の質などにまで影響を与える重要な要素です。
この記事のまとめ
明るさには「ルーメン(lm)」と「ルクス(lx)」の2種類がある
部屋の用途や広さに応じて適正な明るさは異なる
一灯だけではなく、複数の照明を組み合わせるのが理想
光色や設置場所も、快適性に大きな影響を与える
調光・調色機能付きの照明で、暮らしに合った明るさを調整できる
「なんとなく部屋が暗い」「照明を買い替えたいけど選べない」そんな方は、この記事を参考に、部屋の用途や好みに合った照明計画を立ててみてください。
番外編|住まいの明かりと、その感じ方
蛍光ランプと白熱ランプが基本
住まいの明かりには主には蛍光ランプと白熱ランプが利用されます。
この2つは消費電力、発光原理、光の質など全てが違います。
蛍光ランプは電気代が安く寿命が長いですが、点滅を繰り返していては寿命が短くなります。
白熱ランプは電気が代が少し高い傾向にありますが、点滅に強くて調光器との併用で自由に明るさを変える事ができます。
また白熱ランプとは違い、蛍光ランプの色にはいろいろな種類があります。
温かみを持つ光色の電球蛍光ランプが開発されて、丸形や直管タイプも誕生しています。
陰影の有無
印影ができて物を立体的に見せる事ができるのは白熱ランプです。
白熱ランプの光は黄色や赤などの暖色を強く表現して、料理をおいしそうに見せる事ができます。
したがって食卓を照らす照明に向いています。
対して、蛍光ランプの光はあまり陰影を作る事はなく、光を拡散して全体を均一に照らし出します。
電球色の蛍光ランプは光の色味こそ白熱ランプに近いものの、陰影はできないです。
光の色合いが心理に与える影響
光の色合いは人間の心理に少なからず影響を与えるものです。
青白くて太陽光のようなさわやかな昼光色の蛍光ランプは人間を活動的にする作用を持ちます。
また赤味のある温かみがある白熱ランプや電球色の蛍光ランプは心身を落ちつける効果があります。
このような事から落ち着いたくつろぎの空間を演出したいのなら、照明には白熱ランプや電球色蛍光ランプがいいでしょう。
作業を重視する子供部屋や書斎などの場合は陰影ができにくく、全体が明るくなって作業がやりやすい蛍光ランプが適しています。
このような光源の色味は色温度で表します。黄色、白色、青みががった白色の順で色温度が高くなります。
色温度の高い青白い光は爽やかな印象を演出できて、色温度が低い赤味ががっている色は温かみがある雰囲気を作る事ができます。
色温度を考慮して照明を計画すれば、人が感じる部屋の雰囲気がずいぶん違ってくるものです。
照明を選ぶ時には何を重視するのか、どのような雰囲気に演出したいのかよく考えてみましょう。