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SHIROKUMA COLUMN

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コラム

SHIROKUMA COLUMN

2017/09/30
防犯性能の高い建築部品を選ぶ際の基準となるCPマーク

防犯性能の高い建築材料を選ぶ際の基準となるCPマークとは!?

■ ご存知ですか!?CPマーク

みなさんこんにちは
しろくまペイントです。
本日は、防犯の部品についてご紹介します。

平成16年4月1日、警察庁より防犯性能の高い建物部品の目録が公表されました。

それらの製品を防犯建物部品と呼び、合格した部品にはCPマークというシールが貼られるようになりました。
これは「防犯」を意味するCrime Prevention の頭文字であるCPを図案化したものです。

CPマークは平成14年11月に警察庁、国土交通省、経済産業省、建物部品関連の民間団体である日本ロック工業会などによって設置された「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」による防犯性能試験に合格した建物部品にのみに貼られるシールです。

官民合同会議では、侵入犯罪の手口を分析し、建物への侵入を防ぐ建物部品の基準等の検討を重ね、防犯性能試験を実施してきました。

防犯性能があると評価された建物部品である防犯建物部品15種類、計約2,300品目は「防犯性能の高い建物部品目録」に掲載され公表しています。

■ CPマークの使用には、試験をクリアする必要があります

CPマークの使用が認められる基準は建物への侵入攻撃に対して5分以上耐えられるか実際に試験しクリアした製品に限られます。

これは一般に、侵入に5分以上かかれば、約7割の犯人が侵入を諦めるとされているためです。

もちろん犯罪の手口は日々巧妙化しており、防犯技術とはいたちごっこですが、CPマークがあるドアやサッシ、面格子、シャッター、鍵等は、一定の防犯試験をクリアした商品のため、効果が高いと考えられます。

防犯性能の高い製品のとしては、ドアや錠であれば防犯サムターンといわれる施錠式やツーアクション式など、耐サムターン回し性能の高いサムターンがあり、ドアの強度も金切りばさみなどで切り破られない材質で強固なものになっています。
シリンダーはピッキングに強い複雑な構造で、ドリル攻撃にも耐える強度があります。

防犯ガラスでは特殊フィルム製の強靭な中間膜が内部に密着されていて通常のガラスに比べ破壊されにくいものがあります。

サッシも外れ止め、ロック付きクレセント錠、補助錠など容易に開くことができないような構造になっています。

このように厳しい試験基準をクリアするため、各建物部品の製造企業は独自にさまざまな工夫を凝らし、防犯性能の高い製品が開発されています。
年末に近づき、空き巣対策をしたい防犯性能を高めたいとお考えの方に知っておいていただきたい知識です。

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