しろくまコラム SHIROKUMA COLUMN
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
« 11月 | ||||||
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
NEW最近の投稿
CATEGORYカテゴリー
- ALC造
- DIY
- RC造・コンクリート
- アスファルト舗装
- アスベスト含有
- アパート・マンション
- ウッドデッキ新設・リフォーム
- オーニング・サンシェード・パーゴラ
- オフィスリノベーション
- コーキング・シーリング
- ツートンカラー
- トタン屋根
- ハウスクリーニング
- バリアフリー
- プール・貯水槽
- ペット建材・安全安心
- ベランダ・バルコニー
- モルタル仕上げ
- リフォーム
- 下塗り・塗料
- 二重窓
- 仮設設備・仮設足場
- 住まいのお手入れ
- 内装クロス・フローリング
- 刷毛・ローラーの種類
- 地域情報・観光スポット
- 基礎防水・塗装
- 塗料の条件・季節との相性
- 塗料の種類・グレード
- 塗料メーカー
- 塗替え時期・サイクル
- 塗装後の見え方
- 塗装後不具合・トラブル
- 塗装方法・塗り方
- 壁の仕上げ材・自然素材
- 外壁サイディング
- 外壁の調査や劣化診断
- 外壁屋根メンテナンス
- 外壁屋根塗装
- 外壁屋根塗装を安くする
- 外壁材・屋根材
- 外構エクステリア
- 天窓・トップライト
- 家具のリメイク塗装
- 屋根外壁のリフォーム
- 工事の見積もり
- 工事の費用相場と実費用
- 工事中の生活
- 工事期間
- 工場・ビル
- 悪徳業者・手抜き工事
- 断熱材・遮熱工法
- 新築工事・戸建て住宅
- 施工作業の工程
- 日本家屋・和風住宅
- 暑さ対策・日除けリフォーム
- 木材・木部再生
- 未分類
- 業者の選び方
- 温泉・浴槽
- 火災保険申請・工事
- 特別教育・資格
- 玄関ドア
- 現場管理と検査
- 窓ガラスフィルム
- 結露・結露対策
- 網戸・ふすま・障子・畳
- 色選び・カラーシミュレーション
- 虫対策
- 補助金・助成金
- 訪問販売の手口や事例
- 躯体改修・大規模修繕
- 遮熱・断熱塗料
- 鉄部塗装
- 防水トップコート
- 防水工事
- 防犯・防災対策
- 雨戸・シャッター
- 雨樋の劣化・調査・修理
- 雨漏り・目視・散水・赤外線
- 雪止め・雪害対策
- 風水
- 養生
- 駐車場ライン引き
- 鳥・獣対策
ARCHIVEアーカイブ
- 2024年11月
- 2024年8月
- 2024年4月
- 2024年3月
- 2024年1月
- 2023年12月
- 2023年11月
- 2023年10月
- 2023年9月
- 2023年8月
- 2023年7月
- 2023年6月
- 2023年5月
- 2023年4月
- 2022年6月
- 2022年5月
- 2022年2月
- 2021年11月
- 2021年6月
- 2021年4月
- 2021年2月
- 2021年1月
- 2020年9月
- 2020年8月
- 2020年7月
- 2020年6月
- 2020年5月
- 2020年4月
- 2020年2月
- 2020年1月
- 2019年12月
- 2019年10月
- 2019年9月
- 2019年8月
- 2019年7月
- 2019年5月
- 2018年10月
- 2018年5月
- 2018年4月
- 2018年3月
- 2018年1月
- 2017年12月
- 2017年11月
- 2017年10月
- 2017年9月
- 2017年8月
- 2017年7月
- 2017年6月
- 2017年5月
- 2017年4月
- 2017年3月
- 2017年2月
- 2017年1月
- 2016年12月
- 2016年11月
- 2016年10月
- 2016年9月
- 2016年8月
- 2016年7月
- 2016年6月
- 2016年5月
- 2016年4月
- 2016年3月
- 2016年2月
- 2016年1月
- 2015年12月
- 2015年11月
- 2015年10月
- 2015年9月
- 2015年8月
- 2015年7月
- 2015年6月
- 2015年5月
- 2015年3月
- 2015年2月
- 2015年1月
- 2014年12月
- 2010年9月
- 2005年5月
- 2005年4月
- 1998年4月
コラム
屋根からの雨漏りは放置厳禁!原因・診断方法・修理費用まで徹底解説

屋根からの雨漏りは、単なる水の侵入だけではなく、建物内部の構造を腐らせたり、カビを発生させたりと、さまざまな被害を引き起こします。
特に木造住宅では構造材が水分を吸ってしまい、腐食やシロアリの原因となることも。まずは雨漏りの主な原因を正しく理解し、どのようなケースで起こるのかを把握しておくことが重要です。
目次
よくある雨漏りの原因とその特徴
以下に、屋根からの雨漏りの原因となるケースを具体的に紹介します。
- 屋根材のひび割れやズレ 経年劣化や強風の影響で、スレートや瓦に亀裂が入ったり、位置がズレたりすることがあります。
ひび割れた部分から雨水が侵入することで、下地に水が染み込みます。 - 棟板金や棟瓦の剥がれ・浮き 屋根の頂点にある棟部分は風の影響を受けやすく、板金や瓦が剥がれることがあります。
棟部分の隙間から水が入ると、雨漏りのリスクが高まります。 - 金具やビスの劣化 屋根材を固定する金具やビスが錆びたり緩んだりすると、屋根全体の密閉性が低下。
台風や強風時に屋根材が外れやすくなり、雨漏りの原因となります。 - 外的要因(台風・大雨・強風など) 近年の異常気象により、通常では耐えられるはずの雨風でも、屋根が破損してしまうケースが増えています。
築年数の経過した住宅は特に注意が必要です。 - 誤ったメンテナンスや施工ミス DIYでの補修や、経験の浅い業者による施工ミスによって防水性が損なわれることがあります。
安さだけで業者を選ぶと、かえって費用がかさむ結果になりかねません。
雨漏りの症状は天井に現れることが多い
雨漏りの初期症状は、天井に染みができたり、水滴が垂れてくるなどの視覚的なサインとして現れます。
放置すると、壁紙の剥がれやクロスの変色、さらには木部の腐食やカビの発生など深刻な被害へと進行します。
代表的な症状とその背景
- 天井にシミができる:水が天井裏の野地板を伝ってきて、室内の天井クロスにしみ出すことで発生します。
- ポタポタと水滴が落ちてくる:すでに下地材まで水が浸透しており、重度の雨漏り状態です。早急な対応が必要です。
- クロスや壁紙が剥がれてくる:湿気により接着剤が弱まり、クロスが浮いたり剥がれたりします。
雨漏りの原因を特定するには?有効な調査方法と特徴
雨漏りの修理を成功させるには、まず原因を的確に突き止めることが不可欠です。
原因の特定には専門的な調査が必要で、以下のような方法が用いられます。
1. 散水調査(順番に水をかける調査)
建物の下から上に向かって順に水をかけていき、雨漏りが発生した位置を確認する方法です。
比較的安価で確実性も高く、一般住宅でも広く行われています。
2. 赤外線サーモグラフィ調査
雨水の通り道が壁内や天井裏に隠れている場合、温度差を利用して水の侵入経路を特定する方法です。
目に見えない漏水経路も視覚化でき、精度が高い調査方法です。
3. ファイバースコープカメラ調査
狭い屋根裏などにファイバースコープを差し込み、映像で内部の様子を確認する方法です。
天井や壁を壊さずに調査できるのが特徴です。
4. ドローンによる屋根診断
高所作業車を使わずに、屋根の状態を上空から撮影・確認できます。足
場を組まずに済むためコストを抑えたい場合に有効です。
雨漏りの修理費用の相場と工事内容を把握しよう
雨漏り修理の費用は、被害の範囲や修理方法によって大きく異なります。
部分的な補修で済む場合と、屋根全体の葺き替えが必要な場合では数十万円以上の差が出ることもあります。
部分補修の費用相場
- 20万円〜30万円程度 屋根の一部に限定した補修で、屋根材の差し替えや防水シートの部分交換などが対象です。
軽度の雨漏りで、早期に対処した場合に有効です。
屋根全体の葺き替えが必要なケース
- 100万円以上〜 被害が広範囲で、構造材や下地まで傷んでいる場合は、屋根材全体の交換が必要になります。
足場設置費用や廃材処分費なども含めて、費用が大きくなります。
雨漏り修理は早めの対応がコスト削減の鍵
雨漏りは時間が経つほど、建物の内部に深刻なダメージを与え、修理費用も跳ね上がります。
小さなシミや水滴でも「そのうち直そう」と放置せず、早期の点検・補修を行うことで、結果的にコストを抑えることができます。
雨漏りに早く気づくためのチェックポイント
- 屋根裏に定期的に上がり、異変がないか確認する
- 雨が降った後は、天井や壁の変化をチェック
- 外壁や屋根の定期的なメンテナンスを行う
これらを実施することで、重大な被害を未然に防ぐことができます。
まとめ:屋根からの雨漏りは「早期発見・早期対処」がカギ
雨漏りは自然に直ることはなく、放置するほど被害が広がる厄介なトラブルです。
屋根材の劣化や破損、外的要因など原因はさまざまですが、適切な調査と迅速な修理によって、被害を最小限に抑えることが可能です。
定期的な点検と信頼できる業者への相談を心がけ、住まいを長く快適に保ちましょう。