しろくまコラム SHIROKUMA COLUMN
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コラム
屋根の遮熱対策に効果的な遮熱ボードとは?遮熱ボードや遮熱シートを解説!

屋根からの熱対策をお考えの方にとって、「遮熱ボード」は非常に注目すべき素材です。
夏の猛暑対策はもちろん、冬場の断熱効果にも期待できる屋根の遮熱ボード。
その代表例が「通気遮熱FOボード」と「遮熱シート」です。
本記事では、それぞれの特徴や効果、どんな人におすすめかなど、実際の導入イメージが湧きやすいようにわかりやすく解説していきます。
目次
遮熱ボードの役割と重要性
遮熱ボードは、太陽の熱を屋根で受け止めるのではなく、反射・拡散させることで室内への熱の侵入を防ぐ建材です。
日本の夏は年々暑さが増し、屋根裏が60℃以上になることも。こうした環境では、エアコン効率が下がり、電気代が高騰します。
遮熱ボードを導入することで、屋根の熱吸収を抑え、快適な室温を維持するだけでなく、冷暖房費の節約にもつながります。
熱だけでなく、湿気の排出機能を持つタイプもあり、結露対策にも効果的です。
通気遮熱FOボードの特徴とメリット
「屋根裏のこもった熱と湿気を効率よく排出し、室温上昇を抑える設計が魅力」
通気遮熱FOボードは、屋根下地の母屋間に施工するタイプの遮熱材で、下記のような3つの機能を兼ね備えています。
- 遮熱機能:アルミ蒸着面が太陽の輻射熱をしっかり反射し、熱の侵入を防ぎます。
- 通気性:網目状の空気層が内部に設けられており、熱気と湿気を逃しやすくしています。
- 排湿性:内部の湿気を効率よく屋外へ排出し、結露や木材の腐食リスクを減少させます。
このような構造により、ただ熱を遮るだけでなく、建物全体の耐久性向上にも貢献してくれるのが大きな魅力です。
特に、「夏は暑く、冬は湿気がこもる」といった地域や築年数が経過した住宅におすすめです。
遮熱シートの特徴と効果
「高純度アルミで日射熱を反射し、屋根面での熱吸収を大幅にカット」
遮熱シートは、主に屋根材の下に敷設することで日射熱の反射を行うアルミ製の薄いシート状遮熱材です。以下のような特長があります。
- アルミの純度が高いほど熱反射率もアップ:太陽からの輻射熱を効率よく跳ね返す性能が高く、室内温度の上昇を防ぎます。
- 屋根勾配に対応した製品選びが重要:急勾配や緩勾配など、住宅の屋根形状に応じて最適な遮熱シートを選ぶことで、性能を最大限に発揮できます。
- 軽量・薄型で施工性が良い:新築・リフォーム問わず幅広い場面で採用しやすいのもメリットです。
例えば、リフォーム時に屋根材を全面葺き替えする予算がない方でも、遮熱シートの施工で簡易的に遮熱性能をプラスすることが可能です。
遮熱塗料との組み合わせで効果倍増
「遮熱ボード+遮熱塗料のW施工で、さらなる熱対策を実現」
遮熱ボードやシートを施工したうえで、屋根の表面に遮熱塗料を塗ることで、さらなる相乗効果が期待できます。
- 屋根表面での熱吸収を抑える:遮熱塗料には太陽光を反射する機能があり、屋根材が熱くなるのを防ぎます。
- 色によって効果が変わる:白や淡い色の方が熱を反射しやすいため、塗料の色選びも重要です。
- 既存屋根にも施工可能:葺き替え不要で塗るだけなので、リフォーム時のコスト削減にもつながります。
特に、夏の暑さが厳しい地域では、遮熱塗料の併用で体感温度が2〜3℃下がったという声もあります。
遮熱ボードは冬にも効果的?
「室内の熱を逃がさず、暖房費削減にもつながるオールシーズン素材」
遮熱というと夏の暑さ対策をイメージしがちですが、実は冬の寒さ対策にも大きな効果を発揮します。理由は以下の通りです。
- 室内の暖房熱を反射し、室内にとどめる働き:遮熱ボードは輻射熱の反射に優れているため、室内の暖房熱を外に逃がさず、効率よく部屋を暖めます。
- 結露防止にもつながる:通気構造をもつ遮熱ボードは、屋根裏の湿気も逃がしやすくなるため、冬場の結露トラブルの軽減に貢献します。
- 寒冷地にもおすすめ:特に寒さが厳しい地域や、高気密住宅においては、遮熱ボードの断熱性と合わせた保温効果が大きな助けとなります。
まとめ
屋根の遮熱ボードは、夏の暑さ・冬の寒さの両方に対応できる非常にコストパフォーマンスの高い建材です。
通気遮熱FOボードのような多機能型は、長期的に快適な住環境を目指す方に特におすすめですし、遮熱シートや遮熱塗料との組み合わせで、より一層の快適性を実現できます。
これからの家づくり・リフォームで「快適さ」や「光熱費の削減」を重視する方は、ぜひ屋根の遮熱ボードの導入を検討してみてください。
番外編|遮熱ボードミラスルーについて
遮熱+通気+断熱の三要素を兼ねそなえた総合部材。屋根通気・遮熱のニューウェーブ登場。
- アルミ蒸着フィルムを面材に採用し、赤外線の侵入を低減。
- 従来の通気用部材になかった断熱性能をプラス。
- 簡単折り曲げ形状により、垂木間への施工がラク。
- 剛性の高い発泡層と製品形状で通気層を確保。
- 野地板施工後やリフォーム等の後施工でも使用可能。
- 発泡ポリスチレンの独立気泡構造に高い断熱性能を長期保持。
折り曲げて、垂木に押し込むだけで通気層を確保!高断熱材にアルミをプラス。断熱効果がさらにアップ!
アルミ遮熱効果
- アルミ遮熱効果試験装置
1 | 2 | 3 | 4 小屋裏 温度 | 5 GW 蓄熱温度 | 70℃ 到達 時間 | |
---|---|---|---|---|---|---|
ミラスルーなし | 70 | – | – | 31.7 | 35.6 | 3:40:10 |
ミラスルーあり | 70 | 36.2 | 31.5 | 26.9 | 26.4 | 1:09:21 |
温度(時間)差 | 0 | – | – | -4.8 | -9.2 | 2:30:49 |
1 | 2 | 3 | 4 小屋裏 温度 | 5 GW 蓄熱温度 | 時間 | |
---|---|---|---|---|---|---|
ミラスルーなし | 69.1 | – | – | 31.2 | 34.7 | 3:00:00 |
ミラスルーあり | 85.5 | 43.2 | 35.4 | 27.7 | 26.8 | 3:00:00 |
温度(時間)差 | 16.4 | – | – | -3.5 | -7.9 | 0 |
- 夏場を想定
- No.1が70℃になった時点での各測定温度を上記に示す。
- ミラスルーの断熱効果により、小屋裏(測定点4)では、4.8℃の温度差が生じている。
- ミラスルーのアルミ蒸着フィルムの遮熱効果により、赤外線の透過が抑制されるため、GWの温度上昇が抑制され、9.2℃の温度差が生じている。
- また3時間経過後(ミラスルーありの平衡状態)の温度比較においても、同様の効果が得られている。
構成および物性
項目 | 単位 | 測定値 |
---|---|---|
熱伝導率 | W/m・K | 0.030 |
圧縮強度 | N/c㎡ | 9.0 |
曲げ強度 | N/c㎡ | 89.6 |
耐熱性 | ℃ | 80以下 |
透湿係数(Wp) | ng/(㎡・s・Pa) | 295 |
透湿抵抗値(Zp) | ×10-3(㎡・s・Pa)/ng | 3.41 |
規格
品名コード | 品種 | アルミ有無 | 製品寸法(mm) | 入数(枚/ケース) | ||
---|---|---|---|---|---|---|
厚さ | 幅 | 長さ | ||||
MSR-HPN | ひかる | 有 | 6±1 | 586±10 | 850±10 | 50 (約5.8坪分) |
MSR-TPN | とおる | 無 | 6±1 | 586±10 | 850±10 |
ミラスルー取扱注意事項
- 火気注意
火気に接触すると燃えます。ミラスルーは燃えると黒煙を発生します。従って、輸送、保管、施工等に際しては火気に十分注意するとともに、適切に養生してください。溶接溶断に当たってはご注意ください。 - 紫外線注意
直射日光に長時間曝すと徐々に表面から変色劣化し、接着不良、厚さの減少等の原因になりますので、保管に当たっては養生シートで覆い、施工後は速やかに仕上げを行って下さい。 - 有機溶剤注意
アルコール以外の有機溶剤、石油類には侵されます。接着剤、塗料等の選択及び木造住宅での防腐・防蟻薬剤の選定及び使用方法については事前にメーカーにお問い合わせください。 - 高温注意
使用温度は80℃以下です。80℃を越えると徐々に変形しはじめますので、高温での使用はさけてください。又、急激な温度上昇は極度の変形を伴う場合がありますので、ご注意ください。 - 割れ・踏み抜き注意
局部荷重や衝撃には弱く割れやすい材料です。下地のない箇所には乗らないでください。 - 強風注意
強風下での作業は注意してください。また、保管に当たっては飛散防止処置をしてください。 - 施工に関して
軒先での通気(換気)確保のため、ミラスルーは敷桁ラインまでの施工としてください。また、ミラスルーの遮熱性能を最大限に生かすため、棟換気の設置を推奨します。
以上の注意事項に関しては、一般的取り扱いを対象としたものです。詳細についてはお問い合わせください。