しろくまコラム SHIROKUMA COLUMN
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コラム
駐車場の車止めの種類と選び方|素材・施工方法・設置スタイルまで徹底解説!

駐車場の安全性と使いやすさを支える重要な設備のひとつが「車止め(タイヤ止め)」です。
運転中に駐車位置を明確にする役割を果たし、車両が区画からはみ出すのを防いでくれます。
一見どれも同じように見える車止めですが、実は素材や施工方法、設置スタイルによって種類が多岐にわたります。
本記事では、「車止めにはどんな種類があるのか?」「どうやって選べばいいのか?」といった疑問にお答えしながら、それぞれの特徴やメリット・デメリットを詳しく解説します。
目次
車止めの基本的な役割と設置の重要性
駐車ミスや接触事故を防ぐためにも、適切な車止めの設置は非常に大切です
車止めは、駐車場で車の停止位置を明確にするための設備であり、主に次のような目的があります。
- 停止位置の目安を明確にする:ドライバーが車を所定の位置で安全に停止できるよう誘導します。
- 隣の駐車スペースへのはみ出しを防止:車両が枠外にはみ出すことを防ぎ、隣接車両との接触リスクを軽減します。
- 建物や壁への接触を防止:奥行きの狭い駐車場などでは、車止めがあることで建物や塀への衝突を防げます。
安全な駐車をサポートするだけでなく、駐車場の美観や秩序を保つためにも不可欠な存在です。
【施工方法別】車止めのタイプ
車止めは設置スタイルに応じて3つの施工方法があり、それぞれに特徴と適した場面があります
施工方法による車止めの種類は次の通りです。
- 据置式(置くだけのタイプ)
コンクリートやアスファルトの上にそのまま置くだけ。簡単に設置できるが、ズレやすく盗難のリスクもあり。 - 固定式(埋め込み・差込式・上下式)
コンクリート基礎に車止めを埋め込み、がっちりと固定。公共駐車場や商業施設で多く使用される。 - ベース式(アンカー施工)
土間コンクリートにアンカーピンや後施工アンカーで固定する方法。施工性が高く、耐久性にも優れる。
施工場所の地面の材質や、固定の必要性(公共か私有地かなど)によって選ぶとよいでしょう。
【素材別】車止めの種類|見た目や耐久性、価格に大きく関わるポイント
車止めの素材は設置場所の環境や予算、デザイン性に応じて選ぶことが重要です
車止めに使用される素材には以下のような種類があります。
- スチール・ステンレス製
強度が高く、商業施設や機械式駐車場などでも使用される。高級感があり、耐久性も抜群。 - 樹脂製
軽量で扱いやすく、価格も比較的安価。家庭用駐車場におすすめ。 - 擬石(人工石)
見た目に高級感があり、景観を重視する場所に向いている。重量があり安定感もある。 - コンクリートの二次製品
最も一般的な素材。耐久性とコストのバランスが良く、多くの駐車場で採用されている。 - ゴム製
クッション性があり、タイヤやバンパーへの負荷を抑えたい場合に適する。 - 天然石(御影石など)
デザイン性と重厚感に優れ、高級住宅や商業施設で使用されることが多い。
【デザイン・形状別】車止めの種類|見た目・機能性・防犯性も重視しよう
車止めは形状によっても用途が異なり、防犯や景観に配慮したタイプもあります
形状による車止めの代表的な種類をご紹介します。
- リフター式
地面から昇降するタイプで、無断駐車を防止するために効果的。月極駐車場などに適しています。 - ピラー型
細長い円柱状の車止め。歩行者や自転車との共存スペースを分ける用途にも活用。 - アーチ型
曲線状のバーで囲うように設置され、車の侵入を制限。公共スペースや歩道の入口に設置されることが多い。 - ボラード
シンプルな柱状の構造物で、車両の進入制限・安全確保を目的に設置。鋼製やコンクリート製が一般的。 - 擬石ボラード
景観重視の場面に適し、公園や美観地区に多用されます。素材にこだわりたい方におすすめ。 - ガードコーン(ポスト型)
樹脂製で取り外しが簡単なタイプ。工事現場や一時的な制限区域に向いています。
車止めの選び方|使用環境・予算・目的に合わせて最適なタイプを選定
駐車場の規模や利用者の属性、目的に応じて車止めの種類を選ぶことが重要です
選ぶ際は以下の点を考慮しましょう。
- 自宅の駐車場
擬石・樹脂・コンクリート製などがおすすめ。設置が簡単でメンテナンスもラクです。 - 月極駐車場・商業施設
固定式コンクリートやリフター式など、不正駐車対策が施されたタイプが適しています。 - 高級住宅・デザイン性重視の外構
擬石ボラードや天然石製など、景観と調和するデザインが好まれます。 - 一時的な利用場所や工事現場
据置型やガードコーンなどの取り外し可能なタイプが便利です。
まとめ
車止めには「素材」「設置方法」「形状」など、さまざまなバリエーションが存在し、設置環境や目的に合わせて選ぶことが大切です。
安全性や機能性はもちろん、近年ではデザイン性を重視した選択肢も増えています。
初めて導入する方は、用途と予算を明確にしたうえで、複数の製品を比較検討してみてください。
施設や住宅の駐車場を、より安心・快適な空間にするための第一歩となるはずです。