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SHIROKUMA COLUMN

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コラム

SHIROKUMA COLUMN

2017/02/09
撥水と親水それぞれの特徴を持つ塗料って何があるの?

撥水と親水それぞれの特徴を持つ塗料って何があるの?

撥水と親水

外壁塗料で「撥水性塗料、親水性塗料、それって何が違うの?」と思われたことはありませんか?
撥水性、親水性と言われてもそれぞれどのような特徴を持っているかわからない方も多いのではないでしょうか。

ただ、外壁の塗料選びは塗装後のメンテナンスに関わってきます。
しっかりと自分にあった塗料を選んでおきたいところです。

そこで今回は、みなさんの塗料選びのお悩みを少しでも減らすために、外壁塗料の撥水性、親水性の特徴を紹介します。

そもそも撥水性塗料ってどんなもの?

撥水性

撥水性塗料とは、一言で言うと外壁の表面が水分を弾くようにし、汚れを定着しにくくする性能を持つ塗料です。

外壁の汚れで最も多いものが雨や雪による汚れだと言われているので、水分を弾く性能があると、汚れる可能性が減って安心ですよね。
この撥水性塗料は外壁そのものを守る保護層がない外壁に適しています。
例えば、コンクリートの打ちっ放しです。

内部に水が浸みてしまうとひび割れなど劣化がどんどん進んでいきます。
それを防ぐために透明な撥水性塗料を塗ると、見た目が変わらず外壁を守ることが可能です。

撥水性塗料のここは要注意!

水分で付着する汚れに強いとは言っても、汚れは水分が関係するものではありません。

油成分を含む汚れもあります。
油成分の汚れは雨水では流れ落ちず、塗膜の表面になじんで定着してしまうのです。
また撥水性塗料は、外壁の表面をコーティングするような特徴があるため、通気性が悪いとも言われています。

寒暖差が激しい地域や冷暖房を頻繁に使う方はあまり合わないかもしれません。

親水性塗料はどんな特徴があるの?

親水性

親水性塗料とは、水に溶けやすい、水に混ざりやすい性質を持った塗料のことを指します。

この性能により、外壁の表面に付いた埃や汚れを浮かし、雨と一緒に洗い流すことが可能になるのです。
このように防汚性が高い例としても、親水性塗料が挙げられます。

親水性塗料のここは注意しよう!

雨で汚れを落とせるとは言っても水が外壁に浸み込むわけですから、「すぐに劣化してしまうのでは?」と思われるかもしれません。

もちろんただ親水性塗料だけでは、水が内部に侵入する影響や酸性雨の影響を受けてしまいます。
しかし、親水性の塗料に加え、防水性を高めたり、酸性雨対策をすることで塗膜を痛める原因が減り、塗装が長持ちするのです。
以上のことが撥水性と親水性のそれぞれの特徴です。

決める時は家の周囲の環境や気候に合わせて考えてみると良いかもしれません。
みなさんのお役に立てることを願っています

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