しろくまコラム SHIROKUMA COLUMN
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コラム
【外壁がくすんで見える原因と対策】洗浄・塗装・色選びで美観を取り戻す方法とは?

「外壁がなんだかくすんで見える…」
「新築時はもっと明るかったのに、今は色あせて見える…」
そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?
実は、外壁がくすんで見えるのは汚れや色あせによるもので、放置しておくと見た目の劣化だけでなく、建物自体の耐久性にも関わってくる可能性があります。
この記事では、外壁がくすむ原因とその対処法、色選びのポイントや塗料の種類まで、家の外観を美しく保つために知っておくべき情報を徹底的に解説します。
目次
外壁がくすんで見えるのはなぜ?主な原因とは
外壁がくすんだように見えるのは、以下のような外的要因と経年劣化によって引き起こされます。
排気ガスや埃、砂埃などの汚れ
外壁表面は常に外気にさらされており、特に以下のような汚れが付きやすい状況にあります。
●幹線道路沿い → 車の排気ガス(黒・グレー系の汚れ)
●風の強い地域 → 砂埃や黄砂の付着
●雨水がたまりやすい外壁 → 雨だれ跡として黒ずみが蓄積
凹凸のあるサイディングやモルタル外壁は、汚れが入り込みやすく、落ちにくいという特性もあり、蓄積された汚れが外壁全体をくすませて見せてしまいます。
紫外線による色あせ・チョーキング現象
外壁塗料は紫外線を浴び続けることで徐々に分解され、以下のような劣化症状が現れます。
●退色(色が薄くなる)
●変色(元の色とは違う色に変化)
●チョーキング(表面が白く粉を吹く)
とくに赤・黄・緑・紫などの原色系は、紫外線によって色あせしやすいため、経年とともにくすんだ印象になります。
色あせしやすい色・しにくい色とは
外壁のくすみやすさは、「色そのものの性質」にも左右されます。
選ぶ色によって、色あせしやすさ=メンテナンス頻度が変わる可能性があるのです。
色あせしやすい色
色 | 特徴 |
赤系 | 紫外線の影響を受けやすく、退色しやすい |
黄色系 | 明るい色ほど色素が壊れやすい |
緑系 | 顔料が弱いものが多く、変色しやすい |
紫系 | 色素の安定性が低く、くすみが早い |
色あせしにくい色
色 | 特徴 |
グレー系 | 色の変化が目立ちにくく、汚れもなじむ |
ベージュ系 | 自然な色で退色しても目立ちにくい |
青系 | 紫外線に比較的強い顔料が多い |
ホワイト系 | 汚れは目立つが、色あせ自体は目立たない |
外壁がくすんだときの具体的な対処法
① 外壁洗浄を依頼する(軽度の汚れ・くすみ)
外壁表面の汚れによるくすみであれば、高圧洗浄によって外壁本来の色合いを取り戻せる可能性があります。
●目安価格:1㎡あたり200〜400円(業者によって異なる)
●所要時間:半日〜1日程度
※築7〜10年以内であれば、まずは洗浄を検討する価値あり。
② 外壁塗装を行う(色あせ・塗膜劣化が進行)
チョーキング現象や明らかな退色が確認できる場合は、塗装による塗膜の再生が必要です。
●外壁塗装の目安:10〜15年に1回
●価格:80〜120万円程度(30坪前後)
※単に美観回復だけでなく、防水性・耐候性の機能を回復する目的も重要。
③ 外壁材の交換(ひび割れ・腐食を伴う場合)
外壁がくすむだけでなく、外壁材自体に傷みがある場合は張り替えが必要となるケースもあります。
●サイディングの張り替え・重ね張り(カバー工法)など
外壁の色選びでくすみを予防するコツ
くすみにくく、長く美観を保つためには、最初の色選びが非常に重要です。
ポイント①:くすみ系カラーを最初から選ぶ
最初から「くすんだ色味」を選ぶことで、退色が目立ちにくくなる効果があります。
●グレージュ
●オリーブグリーン
●チャコールブラウン
●アースカラー系
ポイント②:原色・ビビッドカラーは避ける
赤・黄・緑・紫などの原色は目を引く反面、退色・変色が目立ちやすいため、経年劣化での差が顕著に表れます。
ポイント③:汚れが目立ちにくい色を選ぶ
●ホワイト → 汚れが目立ちやすい
●ダークブラウン → 砂埃・白華が目立ちやすい
●グレー・ベージュ → 汚れがなじむ色でおすすめ
色あせ・くすみ対策に効果的な塗料の選び方
くすみを抑えるには、塗料そのものの耐久性や機能性も大切です。
耐久性の高い塗料を選ぶ
塗料の種類 | 耐久年数 | 特徴 |
アクリル | 5〜7年 | 安価だが退色しやすい |
ウレタン | 8〜10年 | 汎用性高いがやや劣化しやすい |
シリコン | 10〜13年 | コスパ良く、色持ちもそこそこ |
フッ素 | 15〜20年 | 高耐候・高耐久・色あせに強い |
無機 | 20〜25年 | 紫外線に非常に強く、超耐久型 |
「ラジカル制御型」塗料も注目
塗料の分解を引き起こす「ラジカル(劣化因子)」を抑える技術が使われており、紫外線による色あせやチョーキングを防ぐ効果が期待できます。
「低汚染塗料」や「セルフクリーニング機能付き塗料」もおすすめ
●汚れが付きにくい
●雨水で自然に洗い流される
●防カビ・防藻性能がある
といった特徴があり、外壁のくすみを予防するには非常に効果的です。
まとめ:くすみの原因を理解し、美しい外観を長く保とう
外壁のくすみは、外的汚れや紫外線による色あせが主な原因です。
ただし、くすみを放置すると見た目だけでなく建物自体の劣化につながることもあるため、早めの対応が重要です。
この記事の要点まとめ
● 外壁がくすむ原因は、汚れの付着と紫外線による退色
●汚れは洗浄、色あせは塗装でリフレッシュ可能
●くすみが目立ちにくい色(グレー・ベージュなど)を選ぶと効果的
●耐候性の高い塗料(フッ素・無機・ラジカル制御型)で色持ちアップ
●定期的なメンテナンスと塗料選びで外観美を長く保てる
外壁のくすみが気になってきたら、「塗り替え時期のサイン」かもしれません。
まずは専門業者に相談し、洗浄 or 塗装で対応できるかを確認してみましょう。
ご希望があれば、外壁カラーシミュレーションや、塗料ごとの比較表などもご提供可能です。お気軽にお申し付けください。