しろくまコラム SHIROKUMA COLUMN
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コラム
【放置すると雨漏りの危険も】バルコニーに水が溜まる原因と対策を徹底解説!

バルコニーに水が溜まっているのを見つけて、不安になった経験はありませんか?
「雨の後に水が引かない」「ベランダがいつも濡れている」そんな状態を放置してしまうと、建物の劣化や雨漏りにつながる可能性があります。
この記事では、バルコニーに水が溜まる原因とその対策方法について、専門的な視点から分かりやすく解説します。自宅のバルコニーの状態をチェックする際に、ぜひお役立てください。
目次
バルコニーに水が溜まるのは“異常”です
通常のバルコニーは、雨が降っても自然に排水される設計になっています。
しかし、水が溜まり続けている場合は、何らかのトラブルが発生している証拠です。
そのままにしておくと、以下のようなリスクが生じます。
●雨漏りや室内への水浸入
●コンクリート内部への浸水 → 劣化の進行
●カビやコケの発生、悪臭
●蚊など害虫の発生源になる
こうした二次被害を防ぐためにも、早めの対応が必要です。
【原因①】排水口の詰まり|最も多いトラブル
ゴミ・落ち葉・洗濯物の糸くずが詰まりの原因に
バルコニーの排水口(ドレン)は、雨水が排出される重要な部分です。
しかしここにゴミや落ち葉、髪の毛、洗濯物の繊維、虫の死骸などが溜まることで、排水が機能しなくなります。
排水口が詰まると、水はけが悪くなり、雨水がバルコニー全体に滞留します。
特に詰まりやすい条件
●近くに街路樹がある
●洗濯物を干している
●ペットの毛が飛びやすい
●屋外掃除をあまりしていない
【対策】定期的な掃除で詰まりを防ぐ
月に1回程度、排水口の掃除を行うだけでも詰まりはかなり防げます。
水が流れにくくなったと感じたら、すぐに清掃を行いましょう。
おすすめ掃除道具:
●ゴム手袋
●ビニール袋
●排水溝ブラシ
●ホース(詰まり解消時)
【原因②】バルコニーの勾配不足|設計や経年劣化による傾斜の喪失
本来は「水が流れる傾斜」があるべき
バルコニーには、雨水がスムーズに流れるように、わずかに傾斜(勾配)がつけられています。
しかし、以下のような理由でこの勾配が失われることがあります。
●施工ミスや設計不良(新築・リフォーム時)
●地盤沈下や建物の傾き
●下地材の劣化・膨れ
これにより、水たまりが常に同じ場所にできるようになるのです。
【対策】勾配調整は専門業者による改修工事が必要
勾配の問題は、DIYでは解決できません。
床の下地から見直しが必要になるため、防水工事やリフォーム業者に相談しましょう。
改修方法の例:
●モルタルで勾配をつけ直す
●ウレタン防水で厚みを調整
●下地から全面張り替え(重症の場合)
【原因③】防水層の劣化|経年劣化で水はけが悪くなる
バルコニーには「防水層」が必須
住宅のバルコニー床面には、雨水を内部に浸入させないためにFRP防水やウレタン防水などの防水層が施工されています。
この防水層も10〜15年で劣化が進み、以下のような症状が出てきます。
●水が染み込んでしまう
●表面に細かいひび割れ
●水はけが悪くなる
結果として、排水が遅くなり水たまりが残るようになるのです。
【対策】防水層のチェックと再施工
まずは専門業者に現地調査を依頼し、防水層の状態を確認してもらいましょう。
劣化が進んでいる場合は、**再防水工事(塗り直し・張り替え)**が必要です。
防水工法と耐用年数の目安:
防水種類 | 耐用年数 | 特徴 |
FRP防水 | 10〜12年 | 強度が高く耐久性に優れる |
ウレタン防水 | 10〜15年 | 施工性が良くコストも抑えられる |
シート防水 | 13〜20年 | 広い面積でも対応可能 |
【原因④】雨樋の詰まり|屋根からの排水が逆流することも
屋根や上階のバルコニーの雨水が流れ込む排水ルートとして、雨樋(あまどい)が使われています。
この雨樋が詰まると、水がバルコニー側に逆流して水たまりになることがあります。
特に集合住宅や2階建ての1階バルコニーでよく起こるトラブルです。
【対策】雨樋の清掃とルート確認
雨樋の点検・清掃は、家全体の排水システムに関わる重要なメンテナンスです。
年に1〜2回、雨樋のつまりや破損をチェックしましょう。
【原因⑤】想定外の豪雨や線状降水帯
近年多発している「ゲリラ豪雨」や「線状降水帯」は、短時間に非常に大量の雨水をもたらします。
通常の排水口やドレンでは処理が追いつかず、バルコニーに水が溜まってしまうことがあります。
【対策】複数のドレン設置でリスク分散
雨量の多い地域や2階以上のバルコニーでは、排水口が1つだけだとリスクが高いため、可能であればドレンを2つ以上設置するのが理想的です。
1つが詰まっても、他方から排水できることで水たまりを防げます。
【応急処置】すぐにできる水たまり対策
状況によっては、応急処置として自分でできる対策もあります。
●ゴミの除去・排水口掃除
●水たまりをデッキブラシなどで掻き出す
●ポンプで排水する(バスポンプや手動ポンプなど)
●排水口に網カバーやフィルターをつけて再発防止
【注意】放置すると住宅への深刻な被害に!
バルコニーの水たまりをそのままにしておくと、外壁や室内に深刻なダメージを与える恐れがあります。
●バルコニー下階の天井に雨染み
●壁紙のめくれ・カビ
●木部の腐食
●シロアリの発生
●漏電・感電リスク
こうしたリスクを防ぐためにも、早期発見・早期対応が重要です。
【まとめ】バルコニーの水たまりは放置NG!早めの対策で快適な住まいを守ろう
バルコニーの水たまりは、たとえ一時的に乾いたとしても、何度も発生するなら明らかに“異常”です。
主な原因を振り返ると…
原因 | 対策 |
排水口の詰まり | 定期的な掃除 |
勾配の不足 | 専門業者による改修 |
防水層の劣化 | 防水工事の検討 |
雨樋の詰まり | 雨樋点検・清掃 |
ゲリラ豪雨 | ドレン複数化・早めの排水対応 |
最も大切なのは「気づいたときにすぐに対処すること」です。
とくに築10年以上経過した住宅では、防水層や勾配に問題が出てくることが多いため、点検を兼ねて専門家に相談してみましょう。