しろくまコラム SHIROKUMA COLUMN
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コラム
家づくりの安心を支える!安全・環境・健康に配慮した建築材料の選び方

家は、家族が安心して暮らすための大切な空間です。
建物の構造やデザインだけでなく、使用される”建築材料そのもの”が健康・安全・快適性に大きな影響を与えます。
本記事では、「安心して使える建築材料」に焦点を当て、ホルムアルデヒドや石綿(アスベスト)などの有害物質を含まない素材、環境に優しい材料、そして地震に強い素材まで、安心できる家づくりに欠かせない知識を詳しく解説します。
目次
安心な建築材料とは?建築資材の選び方が重要な理由
建築材料は、家の骨組みや床、壁、天井、断熱、仕上げなどあらゆる場所に使われています。その選び方ひとつで、次のような要素に大きく影響します。
- 家族の健康(シックハウス症候群のリスク)
- 住宅の耐久性や災害時の安全性
- 周囲の環境への影響(エコ住宅)
これらを踏まえ、次章からは分類ごとに安心な建材を紹介していきます。
健康への影響が少ない「低ホルムアルデヒド建材」
ホルムアルデヒドとは?
ホルムアルデヒドは、接着剤・合板・塗料などに含まれる揮発性有機化合物(VOC)の一種で、目や喉の刺激、喘息、頭痛などの原因となることがあります。
規制と等級制度
建材のホルムアルデヒド放散量は、以下のような等級で区分されます。
- F☆☆☆☆(フォースター):放散量が最も少ない(室内使用制限なし)
- F☆☆☆:放散量がやや少ない(使用面積に制限あり)
- F☆☆:放散量が多く、使用制限が厳しい
対象となる建材
- 木質建材(合板、フローリング、MDF、パーティクルボードなど)
- 内装仕上げ材、断熱材、接着剤、塗料など
建材を選ぶ際は、JIS・JASマークや国土交通大臣認定などのラベルを確認しましょう。
石綿(アスベスト)不使用の安全な建材
アスベストとは?
かつて断熱性・耐火性に優れた材料として使用されていたアスベスト(石綿)は、微細な繊維を吸い込むことで健康被害(中皮腫、肺がんなど)を引き起こすことが判明し、現在は使用が禁止されています。
安心な製品例
- ニチハの耐力面材「あんしん」など、石綿を一切含まない耐火建材が各メーカーから販売されています。
- リノベーションや改修時には、既存の建材にアスベストが含まれていないか調査・報告が義務化されています(建築物石綿含有建材調査者の診断が必要)。
安心のポイント
- 製品の説明欄に「アスベスト不使用」または「ノンアスベスト」の明記があること
- 既存住宅の場合は、リフォーム前にアスベストの有無を調査すること
地震に強い建築材料で災害時も安心
日本は地震大国であり、建物の構造だけでなく、使う材料そのものも耐震性に大きく関わります。
主な耐震建材
- 鉄筋コンクリート:圧縮強度が高く、構造体として安定。ビルやマンションに多用。
- 鋼材(鉄骨):引っ張り強度に優れ、揺れに柔軟に対応。木造でも耐震補強材として使用。
- 耐力面材(合板や無機系パネル):壁の剛性を高め、建物全体の耐震性を向上させる。
- 制震ダンパーや耐震金具:建物にかかる地震エネルギーを吸収・分散。
住宅に取り入れるポイント
- 耐震等級(1〜3)のうち、2以上を目安に設計
- 構造だけでなく、使用する壁材・金具の仕様も確認
環境に配慮した建築材料で安心な暮らしを
環境に優しい家づくりは、持続可能な未来を守るだけでなく、住む人の健康や空気環境にも良い影響を与えます。
エコ建材の種類
- 天然素材の建材
- 珪藻土:調湿・脱臭効果に優れる
- 無垢材:自然な香りと美しさ、再生可能資源
- リユース・リサイクル建材
- 廃木材や古材を加工して再利用
- 古紙やコーヒーかすを活用した内装ボードなど
- 低環境負荷の製造プロセスを持つメーカーの建材(例:カーボンニュートラル認証取得など)
メリット
- 室内空気環境の改善
- 化学物質の削減
- 廃棄物の削減と資源循環の促進
シックハウス対策としての建材選び
シックハウス症候群とは?
新築やリフォーム直後の住宅で、頭痛・めまい・アレルギー症状などを感じることがあります。
これが「シックハウス症候群」で、化学物質の放散が主な原因です。
建材選びでの対策
- F☆☆☆☆等級の建材を選ぶ(前述)
- 自然素材や通気性の高い建材を活用する
- 内装仕上げには無添加塗料や自然由来の接着剤を検討
- 換気システムと併用して、有害物質を室外へ逃がす工夫
リフォーム時の注意点
- 古い建材の撤去時には粉塵対策を万全に(特に床材・壁材)
- 小さな子ども・高齢者・アレルギー体質の方がいる場合は建材の仕様を優先的に確認
まとめ|家族の安心を守るための建材選びを
安心・安全な家づくりには、デザインや施工技術だけでなく、「どんな建材を使うか」が非常に大切です。
今回ご紹介したように、以下の視点から建材を選ぶことがポイントです:
- 健康を守る:低ホルムアルデヒド・ノンアスベストの建材選び
- 災害への備え:耐震性の高い材料・構造を選ぶ
- 環境への配慮:自然素材・再生素材・エコ認証材の活用
- 室内環境の改善:シックハウス対策を意識した素材選定
建築やリフォームを検討する際には、必ず施工業者や建材メーカーと「素材の安全性」について相談しましょう。
カタログや仕様書だけでなく、実際に体感したり、サンプルを取り寄せて比較検討することもおすすめです。
安心して長く暮らせる住まいを手に入れるために、建材選びからしっかりとこだわっていきましょう。