しろくまコラム SHIROKUMA COLUMN
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コラム
リシン壁はなぜ汚れやすい?カビ・汚れの原因と正しい掃除方法・塗り替えのタイミング

リシン仕上げの外壁は独特の質感と風合いが魅力ですが、一方で「汚れやすい」「カビやすい」といった悩みがつきものです。
特に、築3~4年で黒ずみが目立つようになったという声も少なくありません。
この記事では、なぜリシン壁は汚れやすいのか、どのように掃除すべきか、そして再塗装のタイミングまで、住宅メンテナンスの観点からわかりやすく解説します。
目次
リシン壁が汚れやすくカビやすい理由
リシン壁とは、細かい砂粒を混ぜた塗料を吹き付けて仕上げた外壁材のことです。
表面はザラザラとしていて独特の質感があり、和風・洋風を問わずさまざまな建物に採用されています。
しかしこの「砂粒+吹き付け」による仕上げが、汚れやすさの原因でもあります。
リシンは微細な凹凸が多く、その隙間に雨水・ホコリ・排気ガスのすす・花粉などが入り込みやすい構造です。
乾燥しづらく、湿気もたまりやすいため、カビやコケも発生しやすくなります。
特に風通しが悪い場所や、日当たりの悪い北面では、築数年でも黒ずみや緑色のコケが目立つことがあります。
リシン外壁の汚れを放置するとどうなる?
外壁の汚れやカビをそのまま放置しておくと、美観が損なわれるだけでなく、塗膜の劣化が進みやすくなります。
特にリシンは吸水性が高いため、外壁の奥深くまで水分が入り込みやすく、カビや藻が繁殖しやすい状態が長く続きます。
さらに、汚れた状態で再塗装してしまうと、塗料が外壁にうまく密着せず、数年で剥がれてしまうこともあります。
塗り替え前の高圧洗浄や下地処理が不十分な場合、こうした「施工不良」につながる可能性もあるため注意が必要です。
リシン壁の汚れ対策
リシン壁の汚れを防ぎたい場合、低汚染塗料での再塗装が最も効果的です。
低汚染塗料とは、雨水で自然に汚れを洗い流す「セルフクリーニング機能」を持った塗料で、リシンのような凹凸の多い外壁と非常に相性が良いです。
大通り沿いや川沿いなど、排気ガスや水分が多い環境にある建物では、特におすすめです。
塗装の際には、防カビ・防藻機能付きの塗料を選ぶことで、さらに効果が高まります。リファイン、ナノコンポジットWなどが代表例です。
自分でできる掃除方法
軽度の汚れであれば、自分で掃除することも可能です。
以下の手順で行うと、リシンの表面を傷めずにきれいにできます。
リシン壁の掃除手順(軽度の汚れの場合)
1. 中性洗剤を薄める
住宅用中性洗剤を水で薄め、刺激を抑えます。強力な洗剤は表面の塗膜を傷つける可能性があるためNG。2. 柔らかいブラシやスポンジで優しく洗う
たわしや金属ブラシは使用せず、やさしく円を描くようにこすります。力を入れすぎないことがポイント。3. 最後に水でしっかりすすぐ
洗剤成分が残らないよう、じゅうぶんに水で流しましょう。
高圧洗浄を使う際の注意点
リシン壁の広範囲の汚れや頑固なカビには、高圧洗浄が有効です。
ただし、注意点もあります。強すぎる水圧をかけると、リシンの砂粒がはがれ落ちてしまう恐れがあるため、ノズルの角度や距離に気を付けながら慎重に作業する必要があります。
もし不安な場合は、外壁塗装業者に依頼し、プロに洗浄してもらう方が確実です。
特に築年数が経っている場合や、すでにひび割れがある壁では、DIY洗浄は避けた方がよいでしょう。
リシン壁にカビが発生した場合の正しい除去手順
カビが明確に確認できる場合には、漂白剤を使って除去する方法が有効です。
ただし、リシンは素材がデリケートなため、強すぎる薬剤やこすりすぎによるダメージには十分注意が必要です。
カビ除去の手順(外壁用マイルド漂白洗浄)
水養生を行う
まずはカビ部分とその周辺に水をかけて湿らせ、漂白剤による傷みを軽減します。漂白剤を水で薄める
原液は強すぎるため、水で2~5倍程度に薄めて使用します。カビ部分にスプレーで噴霧
手袋・保護メガネを着用し、風のない日を選んで作業します。5~10分置いてからスポンジで軽くこする
硬いブラシは使用せず、やさしくなでる程度で。仕上げに水でしっかり洗い流す
塗膜に漂白剤が残らないよう、しっかり洗い流すことが大切です。
汚れやひび割れが目立つ場合は再塗装の検討を
リシン壁は塗膜の劣化が進むと、汚れの付着やカビの発生が加速します。
また、ひび割れ(ヘアクラック)が増えてくると、そこから水が浸入して内部を痛めてしまう可能性があります。
再塗装のサインとは?築10年が目安、ただし環境次第で早まることも
以下のようなサインが現れたら、再塗装のタイミングといえます。
汚れや黒ずみが目立つ
カビ・コケが頻繁に出る
触ると白い粉(チョーキング)が手につく
細かいひび割れがある
塗膜が剥がれ始めている
これらは塗膜の劣化が進んでいるサインです。リシン壁の美観と機能を保つためにも、定期的な点検とメンテナンス、そして必要に応じた再塗装が重要です。
まとめ
リシン仕上げの外壁は、見た目の風合いは魅力的ですが、凹凸構造ゆえに汚れやすくカビが生えやすいという課題があります。
大切なのは、「汚れを見つけたらすぐに対処すること」「定期的に点検・洗浄すること」「塗り替えは適切な時期に行うこと」の3つです。
住まいを長く美しく保つためにも、この記事を参考に、日々のケアとメンテナンスを実践してみてください。
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