しろくまコラム SHIROKUMA COLUMN
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コラム
防水工事の必要性
目次
防水層の防水機能低下していませんか?
戸建にはほとんどあるベランダですがその床面をじっくり見たことありますか?
一度見てみてください、表面がひび割れていたり、剥がれていたりしていたら注意が必要です。
ベランダの防水性能が低下している証拠です。
防水工事とは
防水の役割とは生活用水や雨水などを防ぎ、漏水を防ぐ事です。
建物外部の水が室内に浸入するには「水が存在」「水が存在する隙間がある」「水を移動させる力が働く」の3つの条件があります。
防水工事はこの中の隙間と移動力を防ぐ為の工事になり建物にとっては重要な工事となります。
防水工事の形状は大きく分けて2つあり面状のメンブレン防水と線状のシーリング防水に分ける事ができます。
防水工事の必要性
建物は内部に水が入り込むと耐久力が弱くなってしまう性質をもっています。
特に屋根や外壁・ベランダやバルコニーで水漏れが起こると住宅の劣化につながります。
特にベランダや屋上の防水層は、歩行による摩擦だったり、太陽の紫外線や風雨によって劣化していきます。
防水層の劣化は、コンクリートや木材を使用していることが多く、水を吸い込みやすいので、躯体に水が回るとすぐに劣化が始まってしまいます。
長く快適に住むためにも防水工事を定期的に行う必要があります。定期的なメンテナンスをすることで住まいの寿命を延ばすことができます。
防水工事の種類
ウレタン防水
下地に塗るだけで防水層を形成する工法なので施工場所の形状が複雑でも簡単に施工できるのが特徴です。
また工期も短くでき、コストも安く廃材が出ないので環境面や産廃処理の面からも優れています。
FRP防水
強度が高く耐久性に優れています。最近の住宅のベランダなどに使用されていて、塗料自体の硬化が早いので1日~2日で施工が終了します。
アスファルト防水
合成繊維不織物にアスファルトを含ませてコーティングしたシートを貼り重ねて形成する工法です。
シートを貼り重ねるので水密性に優れた防水層が構成されます。
アスファルト防水には多くの工法があり、熱工法はアスファルトを高熱で溶かしシートを複数枚交互に積層します。
密着工法と絶縁工法があります。
トーチ工法はシートの裏地と下地をバーナーであぶりとかしながら貼付けします。密着工法と絶縁工法があります。
他の工法に比べて耐用年数が長いのでメンテナンスの回数も減少できます。
※密着工法:防水層を下地に完全に密着させる工法で防水層と下地に空気を含まないかたちです。
※絶縁工法:防水層を下地に密着させないで浮かす工法で防水層と下地の間に空気を含むかたちです。
塩ビシート防水
塩化ビニール樹脂で作られた防水シートを接着剤などで下地に貼り付ける工法です。
シートで貼るだけなので施工性に優れており、下地の撤去や下地調整もほとんどいらないのが特徴です。
防水層は雨水から建物を守っています劣化していたら業者に相談してください
屋根や外壁と同じように紫外線や風雨の影響を受けやすい場所になるので、年々劣化していく場所になります。
そのまま放置をしてしまうとベランダ内部に水が浸入して建物の劣化を早めるだけでなく、修理が必要になった時に多額の費用がかかってしまいます。
そうならないように他の塗装工事と一緒にすることが必要です。
防水工事はベランダに限らず、屋上がコンクリートの陸屋根やコンクリート車庫等も同様です。