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コラム

SHIROKUMA COLUMN

2023/10/20
おしゃれな外壁塗装ツートンカラーの施工例11選!失敗しないポイントも解説

家の印象を決める要因のなかでも、外壁塗装は大きな割合を占めます。ワントーンも素敵ですが、昨今人気のツートンカラーに挑戦しようと考えている人もいるのではないでしょうか。しかし、色の塗り方や組み合わせに頭を悩ませるところです。

そこで今回は、外壁をツートンカラーにする場合のパターンや、ジャンル別の施工事例、ツートンカラーに失敗しないためのポイントを紹介します。新築またはリフォームで外壁塗装をツートンカラーにしようと考えている人はぜひ参考にしてください。

 

外壁塗装ツートンカラーの塗り分け方

外壁をツートンカラーに塗装する塗り分け方は、次の3パターンです。

 

  ●上下、階ごとに塗り分ける

  ● 縦に塗り分ける

    ● 凹凸がある部分を塗り替える

 

それぞれのパターンで塗り分けると、どのような印象を与えるのか、イラストを用いて解説します。

 

上下、階ごとに塗り分ける

家色 階で色分けイメージ

住宅街でもよく見かける上下パターンの色分けです。1階部分と2階部分の色を分けることが多いですが、屋根の切れ目部分を境に壁の色を塗り分けることもあります。2色の濃淡がはっきりしているほど、濃い色が目につきやすくなります。それぞれのパターンで与えられる印象は次のとおりです。

上部分の色下部分の色印 象
薄い濃い目線が下にいくため、家全体がずっしりとした落ち着いた印象になる
濃い薄い見る人の目線が上に引っ張られるので、全体的にすっきりとした印象を与える

 

縦に塗り分ける

縦に色分けイメージ

建物の外壁の一部や、建物の凹凸を堺に縦方向に色分けする方法もあります。色の配色にもよりますが、縦長に色を塗り分けると、細長く見えるのでスタイリッシュな印象を与えられます。

 

凹凸がある部分を塗り替える

凹凸で色を切り替える色分けイメージ

外壁の凹凸部分のみ、色を変えるパターンです。突出している部分をベースの色と変えるパターンがよく見られます。色を変えた部分が浮き出ているように見えるので、立体的でおしゃれな印象を与えられます。

 

外壁塗装ツートンカラーの施工例11選

ここからは実際、どのような形で外壁をツートンカラーしているのか、施工事例を紹介します。

 

人気の外壁塗装ツートンカラー組み合わせ

基本的に失敗が少ない次の2つの組み合わせは人気があります。

 ・ 白×ベージュ
 ・ベージュ×茶色

 

■人気の組み合わせ見本

人気のツートンカラー ベージュ✖白 ベージュ✖茶色

■施工例 

ベーシックな配色の家

ツートンカラー ベーシック ベージュ✖茶色

ベージュ×茶色のベーシックな配色の家です。水平に塗り分け、下の部分を濃い色にすることで、重厚感のある見た目に仕上がっています。

 

白×ベージュで温かみのある家

ツートンカラー 温かみある家 白✖ベージュ

引用元:浜松市・磐田市 外構専門店 まろうど

白×ベージュが優しい印象のお家です。2色の彩度の差が少ないので、先ほどの茶色より温かみのある印象に仕上がっています。

 

おしゃれな外壁塗装ツートンカラー組み合わせ

おしゃれな印象を与える組み合わせは次のとおりです。

 ・グレー×白(ベージュ)
 ・オレンジ×オフホワイト

 

■おしゃれな組み合わせ見本

おしゃれなツートンカラー グレー✖白 オフホワイト✖オレンジ

 

■施工例 

淡い色×淡い色で優しい印象の家

ツートンカラー優しい印象の家 ライトグレー✖ベージュ

引用元:DIYer(s)

薄めのグレーと薄めのベージュの組み合わせが優しい印象の家です。濃い色がない分、目立つことはありませんが、さりげないおしゃれ感を演出できます。

 

アクセントのオレンジが目を引くおしゃれな家

ツートンカラーおしゃれな家 オレンジ✖ベージュ

先ほどとは対照的に濃淡が明確なオレンジとベージュの組み合わせです。2色とも膨張色なので、ぼんやりとした印象になりがちですが、付帯部分に濃い目の色を持ってくることで、全体的に締まった印象を与えられます。

 

モダンな外壁塗装ツートンカラー組み合わせ

現代的な家のツートンは次の組み合わせです。

 ・黒(ネイビー)×茶色
 ・ネイビー×赤

 

■モダンな組み合わせ見本

モダンなツートンカラー 黒✖茶色 ネイビー✖赤

■施工例

「中までおしゃれ」をかき立てる家

ツートンカラーのモダンな家 黒✖茶色

引用元:さくら外壁塗装店

黒(ネイビー)×茶色は昨今、人気の高い配色です。従来から人気が高い白を基調とした家とは異なり、いかにも現代風な家という印象を与えられます。また、外観のおしゃれさから、「家のなかもおしゃれなんだろうな~」という想像をかき立てられる家でもあります。

 

トリコロールカラーの遊び心がある家

ツートンカラーのモダンな家 トリコロール

引用元:KEIAI

寒色のネイビーと暖色の赤の組み合わせです。落ち着いた印象のネイビーのなかに、差し色として赤を入れることで、落ち着きもありつつ、明るい印象を与えられます。差し色で白を入れれば、ファッションでも人気の高いトリコロールカラーのお家が完成します。

 

スタイリッシュな外壁塗装ツートンカラー組み合わせ

お家をスタイリッシュに見せてくれる色の組み合わせは次のとおりです。

 ・白×黒
 ・グレー×茶色

■スタイリッシュな組み合わせ見本

スタイリッシュなツートンカラー 白✖黒 グレー✖茶色

■施工例

モノトーンでスタイリッシュな家

ツートンカラーのスタイリッシュな家 白✖黒

白×黒の濃淡がはっきりしている家です。白色部分を少なめにすることで、全体的に引き締まった印象になるため、スタイリッシュな仕上がりになります。

 

落ち着いた色合いでスタイリッシュな印象の家

ツートンカラーのスタイリッシュな家 グレー✖茶色

引用元:feve casa

落ち着いた色同士のグレー×茶色を組み合わせることで、スタイリッシュな印象に仕上がります。メジャーな組み合わせではないので、住宅街でも一目置かれる家になります。

 

北欧系の外壁塗装ツートンカラー組み合わせ

温かみのある家という印象を与える北欧系の家に多いツートンカラーの組み合わせは次のとおりです。

 ・ベージュ×茶色
 ・ブルーグレー×ベージュ

 

■北欧系の組み合わせ見本

北欧系のツートンカラー ベージュ✖茶色 ブルーグレー✖ベージュ

■施工例

ほっこりとした温かい色味が素敵な家

ツートンカラーの北欧系の家 ベージュ✖茶色 

引用元:リショップナビ

人気色でも紹介したベージュ×茶色の組み合わせですが、家の形や外壁のタイプなどによってその様相は変わります。北欧風の場合は、画像のようにレンガ調を用いると、より温かみを感じられる家になります。

 

海辺を連想させるさわやかな北欧風の家

ツートンカラーの北欧系の家 ブルーグレー✖ベージュ

引用元:自然派健康輸入住宅 四季彩建設株式会社

ブルーグレーとベージュを基調とした北欧風の家です。ブルーグレー単色にしてしまうと少し倉庫感が漂ってしまいますが、ツートンで薄めのベージュをかけ合わせることで、海辺を連想させるさわやかな家になります。

 

隠れ家的な高級感のある家

ツートンカラーの北欧系の家 白✖茶色

引用元:北洲ハウジング

白×茶色のベーシックな組み合わせですが、茶色部分を木目にすることで、和風とも取れる北欧風の家になります。カフェや小料理屋などを彷彿させる佇まいに通行人が思わず足を止めるでしょう。

 

 

外壁塗装ツートンカラーの失敗しないためのポイント

外壁塗装でツートンカラーを採用しようと考えている場合、次の4つのポイントをおさえておくと失敗しにくくなります。

 

  ● 同系色の組み合わせにする

  ● 色の比率を工夫する

  ● 色をたくさん使いすぎない

  ● 必ずシミュレーションする

 

同系色の組み合わせにする

たとえば「ベージュ×茶色」、「グレー×ブラック」などの同系色にすると各色が調和するため、統一感のある家になります。色味のかけ離れた2色を採用しても、おしゃれに見せることはできますが、人によっては「うるさい」「ごちゃごちゃしている」といったマイナスイメージを持つこともあります。そのため、色馴染みが良い同系色を採用するのがおすすめです。もし彩度の高い色を使用したい場合は、付帯部にさりげなく取り入れると、統一感もありつつおしゃれにも見せられます。

 

色の比率を工夫する

色の種類概 要外壁に対しての割合
ベースカラー外壁のメイン色。最も面積が広くなる。白や黒、グレー、ネイビーなど落ち着いた色が多い7割
アソートカラーベースカラーの次に面積が広くなる部分の色。ベースカラーよりも濃い色味を持ってくるのが一般的2割
アクセントカラー付帯部分などの狭い面積に採用する色。使用する色味により、引き締め効果が得られたり、個性的な印象を与えられたりする1割

ベースカラーには落ち着いたベーシックな色味を採用するのが鉄板です。そのうえでアソートカラーにはベースカラーに馴染みの良い色味を採用します。少し遊び要素を入れたい場合は、アクセントカラーに好きな色を持ってくるのがベストです。

 

色をたくさん使いすぎない

外壁に使用する色は3色までに留めておきましょう。ファッションと同じで、3色以上使用してしまうとまとまりがなく、ごちゃごちゃした印象になります。そのため、前項でも説明している「ベースカラー」、「アソートカラー」、「アクセントカラー」をそれぞれ一色ずつ選び、3色以内におさめるようにするのがおすすめです。

 

必ずシミュレーションする

色には相性があるので、3色以内におさめたとしてもチグハグな印象になったり、おしゃれとは言えない外観になったりすることもあります。また、色見本で素敵な色だと思ってもいざ完成してみるとイメージと違ったということは往々にしてあります。たまたま上手くいくケースを除いて、ほとんどの場合は後悔することになるので、そうならないためにも必ずシミュレーションを行いましょう。

 

私たちしろくまペイントでは、カラーシミュレーションを実施。ご自宅の写真を画像データにして取り込むことで、よりリアルなイメージの確認ができます。事前にリアルなイメージができることによって、後悔のない外壁塗装を提供します。また、創業約50年で積み上がれた知見をもとに、一軒一軒異なる外壁の状態やお客様のニーズに合わせた提案が可能です。使用する塗料の種類やそのメリット・デメリットまでしっかりご説明しますので、安心してご依頼ください。

 

まとめ

外壁に2色の色を入れることで、ワントーンの家よりも遊び心のあるおしゃれな印象の家になります。ただし、色選びを間違ってしまうと、一気におしゃれとはほど遠い印象になることもあるので注意が必要です。まずはどういった印象の家にしたいのかを考え、入れたい色を3色まで絞りましょう。そのうえでシミュレーションを行えば、ツートンカラーの失敗を防げます。

 

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