日々の活動日記 STAFF BLOG
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日々の活動日記
【千曲市施工レポ】塗装工事で重要な下地処理|徹底すべき3つの理由

千曲市戸建て住宅外壁塗装工事
施工地域 | 長野県千曲市 |
施工場所 | 浴室部分の外壁 |
施工内容 | コンクリート打ちっぱなし部分を塗装して保護する |
施工経緯 | お客様からのご依頼 |
使用材料 | 外壁下塗り②アステックペイント エポパワーシーラー(白) 下塗り②アステックペイント エピテックフィラーAE 中塗り、上塗り①アステックペイント EC5000PCM(トゥルーホワイト) 中塗り、上塗り②アステックペイント EC5000PCM(特別色) |
今週月曜日、長野市内で今年初めて黄砂が確認されました。
黄砂とは、東アジアの砂漠地帯から強風で舞い上がった微細な砂塵が大気中を漂いながら硬化したもので、天候や環境条件によって飛来量が大きく左右されます。
車体に付着すると簡単には落ちず、洗車の手間が増えるほか、粒子が原因でアレルギー症状を悪化させることもあるため、外出時にはマスクの着用をおすすめします。
また、日中は暖かいものの、朝晩は依然として冷え込む日が続いています。
私も灯油を残り10リットルほど追加購入し、ストック分の様子を見ようと思っています。
ですが、古い灯油は水分や不純物が混入しやすく、ファンヒーターの故障や一酸化炭素発生のリスクを高めると、国民生活センターも注意喚起を行っています。
必要以上に買いだめせず、ストックはこまめに入れ替えるよう心がけましょう。
塗装工事の要“下地処理”を徹底する理由
現在、千曲市内で外壁塗装工事を進めていますが、ご存知のとおり、塗料の性能以上に仕上がりと耐久性を左右するのが「下地処理」です。
どんなに高機能な塗料を使っても、下地が適切に整えられていなければ、数年で塗膜が膨れたり剥がれたりしてしまいます。
施工工程の流れ
■下地調整
まずは、外壁表面の微細なひび割れ(ヘアクラック)を補修します。
塗装用の下塗り材を使用して、下地を平滑に整えることで、この後の塗装がしっかり密着しやすい状態を作ります。
ここを丁寧に行うことが、仕上がりの美しさと耐久性を支える大切な土台です。
■高圧洗浄

外壁に付着した土・砂・排気ガス汚れなどを高圧洗浄機で徹底的に除去します。
水圧で古い塗膜のカケラやコケの粉末が飛散するため、開口部やサッシ周りはマスカー(粘着テープ付きビニール)でしっかり養生し、内部を守ります。
この洗浄工程が甘いと、新しい塗膜がすぐに剥がれる原因になるため、確実な洗浄が重要です。
■下塗り2回

下塗りは2回に分けて施工し、それぞれ役割が異なります。
・1回目(シーラー)
コンクリート打ちっぱなしの面や、塗装の吸い込みが激しい下地には、シーラー(下地安定剤)を最初に塗布します。
これにより、下地の吸い込みを抑えて、上塗り塗料のムラを防ぐ土台をつくるのです。
塗装が“下地に染み込むだけ”にならないよう、しっかり吸水調整をする役割を果たします。
・2回目(フィラー)

シーラーで整えた後、2回目の下塗りとしてフィラーを施工します。
フィラーは、微細な凹凸や隙間を埋めて、表面をより滑らかに整える塗料です。
この“なめらかな土台”をつくることで、上塗り塗料がしっかり密着し、仕上がりの均一感や耐久性が格段にアップします。
それぞれ、季節・気温・湿度に応じて、メーカーが定める乾燥時間(24時間以上が目安)をきちんと確保することが、塗膜の性能を最大限に発揮するポイントです。
■中塗り・上塗り
見た目は仕上がりの塗料で決まるように思えますが、実はこの“下塗り×2”こそが、外壁の美しさと耐久性の真の土台です。
「なぜ2回も下塗りするのか?」と疑問に思った方も、ここが塗装のプロのこだわりポイントだと知っていただければ安心です!
「なぜ養生と乾燥がここまで重要なのか?」
・養生(マスキング)を怠ると、窓や換気口、照明器具まわりに塗料が付着し、清掃や部品交換の手間が増大。
・高圧洗浄後の乾燥不足は、下塗り材や上塗り材の定着不良を招き、数年以内に剥がれや膨れを発生させてしまいます。
・塗装全体の品質を守るため、些細に思える「準備作業」を丁寧に行うことが、長持ちするリフォームの第一歩です。
春の黄砂対策と冬場の灯油管理、そして塗装工事の下地処理、どれも「見えない部分」に手を抜かないことが、安全で快適な暮らしを支えるコツです。
何か気になることがあれば、遠慮なくご相談ください。