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日々の活動日記
上田市の金属サイディング塗装事例!なぜ吹付塗装にした?伝統的な塗りの技術が適材適所だったから

目次
上田市内で塗装工事後の定期点検
施工地域 | 長野県上田市 |
施工日 | 平成28年11月 |
施工箇所 | 屋根、外壁、軒天、破風板、雨どい、ベランダ |
使用材料 | 屋根、外壁…日進産業 ガイナ 軒天…日本ペイント ケンエースGⅡ 雨どい、破風板…キクスイ SPパワーフッ素 |
昨年、ホームページからお問い合わせをいただき塗装工事をご依頼くださった上田市のお客様宅へ、施工後ちょうど1年の定期点検にお伺いしました。
お客様とお会いするたびに「もう1年経ったのか」と驚かされます。
気になる箇所をヒアリングしながらの点検
ただ外観を見るだけでなく、まずはお客様に「この1年で気になった場所」や「ご不安な点」をお伺いし、それを踏まえて点検を進めます。
お話を聞くことで、見逃しがちな小さなトラブルも早期発見につながります。
塗膜と外壁の状態チェック
点検では特に以下の項目を重点的に確認しました。
✅塗膜の剥がれ:目立った浮きや剥離がないか
✅外壁のひび割れ:細かなクラックも見逃さずチェック
無艶塗料&オレンジ色仕上げの“こすれ汚れ”
今回採用したのは、漆喰やモルタルのようなマット(無艶)仕上げの塗料。さらに鮮やかなオレンジ色ということもあって、通行時のこすれ汚れが付着していました。
マット塗料は光沢がないぶん小キズや汚れが目立ちやすいため、次回のメンテナンスでは優しい洗浄をおすすめします。
フッ素塗料付帯部の汚れとお掃除の注意点
フッ素塗料で仕上げた雨戸などの付帯部には、どうしてもホコリや汚れが付着します。お客様には、汚れを落とす際のポイントをご案内しました。
誤った方法でこすったり、硬いブラシやワイヤーブラシを使ったりすると、塗膜が剥がれたりキズが付いたりする恐れがあります。
必ず、柔らかいスポンジや中性洗剤を使い、優しく洗い流すようにしてください。
ガイナ塗料を塗装して1年後の変化
1年経過したお客様からは、「これまでは夏の暑い時期に2階に行くのも億劫だったのに、塗装後はそのような不快感がまったくなくなった」とのお声をいただきました。
この違いは、日進産業の断熱塗料『ガイナ』が持つ遮熱・断熱効果によるものです。
ガイナの遮熱・断熱メカニズムと光熱費への影響
ガイナは、太陽光を反射して屋根や外壁の表面温度の上昇を抑えるため、室内に入る熱量も大幅にカットします。
その結果、冷房の稼働時間が短くなり、光熱費の削減にもつながりました。お客様からは「塗装して本当に良かった」と喜びの声をいただいています。
他にもこんな高機能塗料があります
塗料にはさまざまな機能を持つ製品が販売されています。たとえば
✅汚れが付きにくいセルフクリーニング機能付き塗料
✅紫外線による劣化を抑制するUVカット塗料
など、お住まいの状態やライフスタイルに合わせて最適なものをお選びいただけます。
しろくまペイントは1年に1回の定期点検

塗装工事を依頼する際は、しろくまペイントに限らず、必ず定期点検を行ってくれる業者を選んでください。
定期点検の頻度は、毎年のところもあれば「1年・3年・5年・7年」というサイクルで実施するところもありますが、重要なのは「必ず点検をしてくれるかどうか」です。
点検をまったく行わない業者だと、塗装後に不具合が起こっても一切対応してもらえないケースが少なくありません。
一方で、しっかり点検してくれる業者なら、塗装後に何か問題が見つかった場合でも、その場で対処してもらえます。
費用や使用塗料、保証内容も大切ですが、長く安心して暮らすためには、定期点検をきちんと実施してくれるかどうかも、ぜひ確認しておいてください。
金属サイディングに吹付塗装を行う主な理由とは?
さて、今回の現場では吹付塗装で行いました。なぜか?
吹付塗装を金属サイディングに施す理由のひとつは、その仕上がりの美しさにあります。
塗料を霧状にして広範囲に吹き付けることで、ムラのない均一な塗膜を形成し、特に目地部分の凹凸や継ぎ目を目立ちにくくする効果があります。
また、塗膜が薄くてもしっかりと密着するため、立体的なデザインや凹凸のある表面に塗装しやすく、デザイン性も向上します。
加えて、塗料が素材にしっかり密着するため、耐久性も高く、金属サイディングの保護性能を高めるという点でも吹付塗装は有効です。
塗料の種類を選べば、紫外線や雨風からサイディングを守る効果も高まり、結果的に長寿命化が期待できます。
デザイン性を高めるための選択肢として
吹き付け塗装では、グラデーションや模様を表現しやすいため、従来の単調な外壁から一気に雰囲気を変えることができます。
石目調やスタッコ調、さらにはラップサイディング風など、意匠性を追求した外観も実現可能です。
また、金属の素材感を残しつつマットな質感にしたい、あるいは光沢のある仕上げにしたいなど、塗料の選び方で表現の幅が広がるのも吹付塗装の魅力です。
モダンなデザインや洋風建築との相性も良く、個性的な外観を求める方にとっては有力な選択肢となります。
耐久性が向上し長寿命化につながる理由
吹付塗装は細かい粒子で塗料を散布するため、凹凸のある表面にも塗り残しなく密着させることができます。
これにより、金属サイディングの弱点となりやすい継ぎ目や端部もしっかりと保護されます。
また、コーキング部分への影響も抑えられるため、劣化を遅らせる効果が期待できます。
適切な下塗りと吹付塗装を組み合わせることで、10年以上の耐用年数を持つ塗膜を形成することも可能になります。
日々のメンテナンスがラクになるのも魅力
吹付塗装は、塗膜が厚く形成される傾向があるため、汚れやホコリがつきにくく、カビやコケの発生も抑えられます。
表面がなめらかで凹凸が少ない仕上がりになるため、雨で自然に汚れが流れやすいというセルフクリーニング効果も見込めます。
定期的な高圧洗浄などの清掃が不要になるわけではありませんが、メンテナンスの回数や負担を減らせるという点でも、吹付塗装には実用的なメリットがあります。
施工性が高く、コストパフォーマンスも優秀
一般的に吹付塗装は手塗りに比べて施工時間が短く、作業効率が高いことが知られています。
広範囲を一度に塗装できるため、工期が短縮され、人件費も抑えられる傾向があります。
特に、足場費用や仮設設備のレンタル費用がかさみがちな外壁塗装では、トータルコストに差が出ることも。
条件によっては吹付のほうが割安になる可能性もあるため、施工方法の選定時には見積もりの比較が重要です。
吹付塗装の注意点とデメリットを把握しておこう
塗料の飛散リスクに配慮する必要がある 吹付塗装は塗料を空気と一緒に噴出させる方式のため、周囲に塗料が飛び散るリスクがあります。風のある日や住宅密集地では、近隣の車や建物に塗料が付着してしまう可能性もあるため、しっかりと養生を行うことが不可欠です。
施工には経験と技術が必要 ムラなくきれいに仕上げるには、施工する職人の技術力が大きく影響します。
特に、立体的な模様や特殊な塗料を使う場合は、熟練した業者を選ぶことが重要です。
サイディングの材質選びにも注意 すべての金属サイディングが吹付塗装に適しているわけではありません。
素材や表面処理の種類によっては、塗料の密着性が下がることもあります。塗装前には、既存の状態や材質に応じた下処理が必要不可欠です。
金属サイディング塗装方式の比較
塗装方式 | 特徴 | 適したシーン |
---|---|---|
吹付塗装 | 均一で美しい仕上がり、立体的な表現が可能 | デザイン重視・広範囲を短時間で仕上げたい場合 |
手塗り塗装 | 飛散が少なく丁寧な仕上がりが可能 | 住宅密集地・狭小地での施工 |
金属サイディングの美観と耐久性を両立させる選択肢として
吹付塗装は、金属サイディングの見た目を一新しつつ、耐久性を高めるという点で非常に効果的な工法です。
高品質な仕上がりとメンテナンス性の良さ、さらには施工性とコストパフォーマンスの良さも相まって、近年注目されている施工方法です。
ただし、施工環境や塗料の選定、施工業者の技術など、事前に確認すべきポイントも多いため、信頼できる業者としっかり相談した上で導入を検討することが重要です。
あなたの理想の外壁を実現するために、この記事が少しでも参考になれば幸いです。