須坂市小河原｜しろくまペイントの施工事例をご紹介します。

須坂市で、戸建て住宅の外壁塗装を行いました

外壁の汚れが気になっているとのことで、須坂市にお住いのI様よりご相談をいただきました。

交通量の多い場所の立地なので排気ガスによる汚れが目立ちます。ひび割れている部分もありました。
木部は紫外線や雨水の影響により、色褪せている部分や、痩せ、カビの発生が見られました。

　
　　　　　　　　　　左：外壁の黒ずみ　　　　　　　　　　　　　　　　右：木部の劣化

和風の住宅なので、意匠性を損なうことのないよう艶が無い塗料で、かつ、お客様が高耐久性の塗料をご希望でしたので、完全艶消しの意匠を持ったフッ素塗料をご提案しました。

今回使用した、AGCコーテックのボンフロンマットGTはガラスのAGCでお馴染みのAGC株式会社が1982年に世界で初めて開発したフッ素樹脂塗料が使われています。
そのグループ企業であるAGCコーテックが製造販売しているのがボンフロンシリーズのフッ素塗料です。今世の中で販売されているフッ素塗料の原点といえるべきもので、多くの公共物だけでなく、戸建て住宅でも多く使われています。
艶消しだけでなく、遮熱塗料や特殊な性能を持った塗料も多く扱っています。

木部塗装

木部は塗装をしても、木材が呼吸をすることで下地の素材が伸縮を繰り返すため、塗膜がひび割れたり剥がれたりすることがあります。その結果、ひび割れや剥がれた部分から雨水が入り込み、カビやシロアリなどの被害を受けやすくなるリスクがあります。

特に天然木材は、細菌やバクテリアの影響を受けやすいため、腐食しやすいです。防腐処理や薬剤を使った塗装を施しても、時間が経つと徐々に腐食が進むことがあります。そのため、木材部分は定期的に塗装メンテナンスを行うことが重要なのです。

　
　　　　　　　　　　　左：ケレン　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　右：下塗り

今回使用した塗料は木部専用塗料の「ガードラックアクア」で塗装しました。
ガードラックアクアは造膜タイプと呼ばれる塗料ですが、塗装する色によっては木目も目立たせることが出来ます。また、塗りムラが起こりにくいのが特徴です。木部専用塗料は劣化要因から木部下地を長期間保護する機能を兼ね備えています。

　
　　　　　　　　　　　左：上塗り　　　　　　　　　　　　　　　　　　　右：施工後

ただ、外壁や屋根の塗料みたいに一度塗装すれば２０年とかは持たないので定期的なメンテナンスが必要です。

外壁塗装

外壁は、モルタルがひび割れを起こした部分を補修してから塗装しました。

　
　　　　　　　　　　　左：ひび割れ補修　　　　　　　　　　　　　　　右：下塗り

モルタル外壁のひび割れを放置すると、徐々にひび割れが大きくなっていき、雨漏りに繋がることがあります。
モルタル外壁のひび割れは、経年による劣化が原因であることがほとんど。ヘアークラックと呼ばれる小さなひび割れは問題ないですが、太くくっきりとしたひび割れが見られる場合は補修を行いましょう。

　
　　　　　　　　　左：中塗り　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　右：上塗り

外壁の塗料は完全艶消し塗料でしたので、塗りムラがでない様に慎重に塗装を行いました。
優れた低汚染性と、ラジカル制御性能によりカビや藻の発生を制御し、長期美観を保持できる塗料です。

和モダンな外観でモルタルの質感を全く損なうことなく素敵に仕上がりました。

この度は、しろくまペイントへご依頼いただきまして、ありがとうございました！

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