施工事例 CASE
施工事例
2023/04/27
その他の塗装
長野市川中島四ツ屋 S様 受水槽塗装工事
Before
After
長野市川中島で、受水槽の塗装工事を行いました
施工地域 | 長野市川中島 |
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施工場所 | 受水槽 |
施工内容 | 受水槽外部塗装 |
施工経緯 | ホームページからのお問い合わせ |
使用材料 | 日本ペイント ファインシリコンフレッシュ |
受水槽内に藻が発生してしまうというご相談をいただき、長野市内にある企業様の受水槽の外壁塗装を行いました。
受水槽の多くがFRP(繊維強化プラスチック)製です。軽くて丈夫で水に強いので、船舶や宇宙開発、建築にも使用される素材ですが、紫外線による劣化や砂塵などによる摩耗に弱いという特徴があります。
また、FRP素材は太陽光の透過性があります。殺菌されている水道水にもごく微量の藻類が含まれており、透過した太陽光線で光合成を行うことで受水槽の中で藻類が増殖します。
そのため、光を透過させない遮光性のある専用塗料を使うことで、太陽光線を遮断し、藻の発生を抑制します。
下地処理
受水槽の表面は劣化し、金属部からは錆が発生していました。塗料を塗る前にケレンをして、錆や弱くなっている塗膜を除去します。
左:ケレン作業 右:脱脂の様子
表面の油分を取り除いく脱脂を行います。表面の油分を取り除き、塗料を密着させやすくします。
高圧洗浄で、付着しているコケや汚れを落としていきます。
下塗り
今回使用したのは、日本ペイントの貯水槽用の塗料「ファインシリコンフレッシュ」です。
←下塗り後
専用のプライマーを塗っていきます。太陽光線の遮断効果に優れ、光透過率を0.001%以下と高水準で遮蔽するので、藻の発生を抑制します。
中塗り・上塗り
中塗り・上塗りを行います。紫外線に強い高耐侯の塗料で、防錆効果にも優れています。塗りムラができないように注意しながら作業しました。
左:中塗り後 右:上塗りの様子
太陽光が直接当たる屋外に設置してある受水槽は、紫外線により劣化することで強度が低下し、変形や亀裂が起きてしまうことも。またボルトなどの金属部分から錆が発生すると水滴に混じり飲料水を汚染してしまう可能性があります。定期的な塗装により漏水などの事故を未然に防ぐことができます。
この度は、しろくまペイントへのご用命、ありがとうございました!
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