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SHIROKUMA COLUMN

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コラム

SHIROKUMA COLUMN

2016/06/25
なぜ塗料は種類によって性能が違うのか?なぜ塗料によって艶が消せるのか?塗装は科学だと思う時!機能を持たせる様々な成分とは?

塗料に含まれる成分とは?

塗料にはどんな成分2
屋根や外壁に塗る塗料には顔料・添加剤・合成樹脂の計3種類のものが混ざり合ってできています。
顔料には主に色やツヤを決める役割を持っています。

その顔料にも3種類あり、色を決めるのが着色顔料と呼ばれその他に体質顔料・機能性顔料があります。

機能を持たせる添加剤

塗料にはどんな成分3
次に添加剤になりますがこれは塗膜に対して特別な機能を持たせる役割をもっています。
これは塗装をする際の作業性をよくするための成分や塗装後の塗膜に対して汚れの付着を軽減する効果のある成分など塗料の性能を向上させるものをいいます。

最後が合成樹脂になりますが、樹脂の特徴によって耐水性や柔軟性・耐候性等の塗膜性能を決定します。

顔料

顔料は水や油・溶剤などに溶けずにそのままの色がもつ粉末固体で、塗料の色彩などを形づくる成分です。
顔料には、着色顔料と体質顔料、機能性顔料の3種類があり、塗装の色を決める顔料は着色顔料と呼ばれ有機顔料と無機顔料があります。

有機顔料

石油から作られる合成顔料で鮮明であらゆる色彩を作ることができる。無機顔料に比べて隠ぺい力が小さく耐候性で劣り、やや高価です。また屋外では色あせしやすい特徴があります。

無機顔料

鉱物やさびなど自然のものを使用しています。一般的に隠ぺい力が高く、耐候性や耐薬品性に優れています。有機顔料と比べて鮮明な色は出にくいです。

体質顔料

塗装時の下塗りや中塗りなどで塗膜の厚さを確保したい時に配合します。セメント系や炭酸カルシウム系の組成物が使われています。

防さび顔料

金属からサビを守るために開発されました。鉛系や亜鉛系など多くの種類があります。

その他の機能性塗料

汚染防止用の亜酸化銅や伝導性塗料に用いる銀粉、メタリック感やパール調など塗膜に付与するような光学特性を持っている顔料

樹脂とは

樹脂は塗膜が硬化する元になる成分で、この樹脂の特徴が耐候性や耐水性などの塗膜性能を決めます。現在では塗料に使われる樹脂のほとんどが石油を原料とした合成樹脂で、シリコン塗料やフッ素塗料などはこの樹脂名のことをいいます。

添加剤とは

塗料の性能を向上させる補助的な役割を持つ薬品です。全ての塗料に添加されているわけでなく塗装の目的や用途に応じて添加されます。

可塑剤(可塑剤)

塗膜に柔軟性や付着性などの機能を付加する

分散剤

顔料の分散をよくし、容器の底に沈殿するのを防ぎます

乳化剤、増粘剤、消泡剤

エマルションを塗料化する時の安定剤で、塗料の粘度や流動性を調整します

防かび・防腐剤

塗膜にカビや微生物の繁殖による汚れや塗膜の崩壊を防ぐ役割をします

たれ防止剤

塗装でたれる現象を防止します。

つやけし剤

塗膜表面のつやを調節します。つや消し剤が乾燥時に塗膜の表面に浮いて塗膜の平滑さを失わせて、つやを消す働きをする

塗料にはどんな成分5
塗料で使用されている樹脂のほとんどが石油を原料としているので、石油の価格が上昇すると塗料の値段も上がってしまうという問題もあります。

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