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SHIROKUMA COLUMN

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コラム

SHIROKUMA COLUMN

2016/06/17
窯業系サイディングの分類と人気

窯業系サイディングの分類と人気

サイディング
外壁のリフォームといってもまだまだ塗替え工事が主流となっております。

一方で外壁の種類はモルタルからサイディングへと移り増加しています。

窯業サイディングとは

セメントや木材などの非金属系の原料を板状に成型し、窯で高熱処理して製造されたサイディングボードの事をいいます。
特徴として耐震性や耐火性・断熱性・施工性にも優れています。

サイディングの分類について

またサイディングでも窯業サイディングと金属サイディング・木質サイディング樹脂サイディングに分類され、金属や窯業サイディングに人気があります。

金属系サイディングは他のサイディングと比べても劣化が少ないですが、窯業系サイディングの場合には、内部結露や漏水で劣化が起こることが多いです。
そうなってしまうと、サイディング自体が水を吸っている状態となりますので修繕をするとしたら、サイディングを交換するしか方法がありません。

サイディング内部の通気を確保することが一番重要であり、破損箇所を見つけた時に、いかに早めに直すかがが外壁の寿命を延ばすことにつながります。

人気の窯業サイディングの種類について

塗装仕上げ

工場で塗装仕上げをするサイディングボードは模様や色も豊富で和風や洋風・モダンなどお客様が満足できる豊富なデザインを選択できます。

無塗装板

無塗装のサイディングボードは塗装職人が直接塗装するのでその職人の技術と個性が反映された他にはないオリジナル性のある仕上がりになります。

窯業系サイディングのグレード

サイディングJIS規格が変更になり現在では14㎜以上のものしか使用できなくなりました。

現在では16㎜のサイディングもありますが、14㎜と比べると大幅に金額が高くなります。
またサイディング自体にも機能性のある製品が販売されています。

外壁表面にフッ素塗料や光触媒を施しているサイディングボードは防汚性能や耐候性がとても高く15年~30年くらいは塗装工事が必要いらない位の耐用年数があります。

窯業サイディングの意匠性

意匠性の高いサイディングボードとは、レンガ調やタイル調のプリントがしてあります。
その他にも木目調やコンクリートの打ちっぱなし調などもあります。

サイディングの塗装時期

窯業系サイディングの塗り替え時期は約7~8年と言われています。

サイディングが劣化する原因として、紫外線によるチョーキングや凍害・ボードの曲りがあげられます。
また、サイディングボードの変色や塗装の光沢が低下することで起こる退色があります。

上記の症状が外壁に現れ始めたら塗装に適した時期になります。

サイディングの塗装方法

サイディングの劣化状態によって塗装方法は大きく変わってきます。

サイディングの劣化や退色がみられない場合は既存の意匠性を生かしたクリアー塗装を施すことができます。
既存のサイディングのデザインを保ちたい方に適していますが、劣化状態を見極めなければならないので外壁の状態を常に気にしなければなりません。

もう一つが塗りつぶしの工法になります。目地を含めて完全に単色で塗りつぶすので、屋根の色や付帯部の色とのバランスが重要になります。

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