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SHIROKUMA COLUMN

2016/06/15
外壁塗装の養生とは?必要な材料・テープ・使い方をわかりやすく解説

外壁塗装を成功させるには、塗料の種類や施工技術だけでなく、「養生(ようじょう)」と呼ばれる作業が非常に重要です。
養生はあくまで“補助的な工程”に見えますが、実は仕上がりの美しさや建物を守るうえで欠かせないステップです。
この記事では、外壁塗装における養生の意味や役割、具体的な養生方法、注意点やポイントを初心者にもわかりやすく解説します。
これから塗装工事を検討している方や、見積書をチェックしたい方はぜひ参考にしてください。

養生とは?外壁塗装で行われる“見えないけれど重要な作業”

養生とは、建物や家具、床などが塗料の飛び散りや傷から守るための保護作業のことです。
建築現場や引っ越し、塗装工事などで広く行われており、外壁塗装の現場でも最初に実施される大切な工程です。

外壁塗装における養生の目的

・塗料が窓・サッシ・床などに付着するのを防ぐ
・施工中の道具・脚立・人の移動で傷がつくのを防止する
・マスキングにより、塗装のラインを綺麗に見せる
・安全かつ効率的に作業を進める土台を整える
養生は、見た目だけでなく建物を保護し、後々のメンテナンス費用を減らす意味でも重要です。

養生の具体的な方法とよく使われる資材

塗装現場では、塗る場所と塗らない場所をきっちりと分けるために、さまざまな養生方法が使われます。
それぞれの特徴を知っておくと、職人の技術を見る目も養われます。

養生テープ・マスキングテープで覆う

・サッシや玄関扉など、境界部分を美しく見せるために使う基本の養生
・剥がす際に素材を傷めないよう、粘着力の弱い専用テープを使用

ガムテープは素材を傷つけやすいのでNG。塗装専用の養生テープを使うのが鉄則です。

シートやビニールで建物を覆う

・窓、エアコン室外機、植栽、給湯器など、塗料が飛び散ると困る部分を広範囲で保護
・風でバタつかないよう、テープや重しでしっかりと固定

風が強い日は音やはためきによるご近所トラブルの原因にもなるため、配慮が必要です。

毛布や緩衝材で養生する

・車や玄関先の植木鉢、配電盤など壊れやすいもの・ぶつかると困る場所に毛布や緩衝材を使用
・雨や風にさらされる場所には不向きなので短期の作業用に使用

特に駐車場が近い場合は、お客様の車を傷つけないための対策として必須です。

ダンボールや新聞紙で覆う

・廃材を活用した一時的な養生や資材の置き場の保護に便利
・ただし屋外では雨風で破損しやすいため、補助的に使用

省コストだが耐水性が低い。予算を抑えつつ室内での養生には有効です。

養生マットを敷く

・職人の出入りが多い玄関や廊下に敷いて、床やタイルを傷から守る
・滑り止め効果があるため、安全性を高める目的でも使用

玄関やアプローチなど、お客様の導線となる場所は最初に養生しておくことが大切です。

養生に使われる資材例

養生に使われる資材を表にしました。

養生に使われる資材にはカッターをはじめスクレーパーやはさみ、養生用ポリシート、ブルーシートなどがあります。
主に使われるものがテープ関連になります。
仕上がりに大きな差が出る重要な養生。ここでは、実際の現場で使われている主な資材をご紹介します。

マスカー

マスカー

ポリシートとマスキングテープが一体化した、最もポピュラーな養生資材です。
施工箇所を一気に覆えるため、窓や扉、壁面など広い面積の保護に最適です。

【特徴】貼りやすく、剥がしやすい。施工効率が非常に良い

【サイズ・価格】550mm×25mで約130円(税抜)~

塗料の飛散をしっかりガードしながら、作業スピードも落とさない、現場の定番アイテムです。

 

ノンスリップマスカー

ノンスリップマスカー

歩行が必要な場所でも滑りにくい仕様。
屋根の上や玄関ポーチなど、足元の安全が求められる場所で重宝されます。

【特徴】人の出入りが多い場所に使える。耐久性も高く、破れにくい

【サイズ・価格】1100mm×20mで約700円(税抜)~

安全面を最優先したい現場には、このノンスリップタイプが欠かせません。

布テープ

布テープ

粘着力が非常に強力で、しっかり固定したい場面に使用されます。
ただし、貼る場所を誤ると塗膜を傷める可能性もあるため、扱いには注意が必要です。

【特徴】強固に貼りたい場所で活躍。仮止めや梱包にも◎

【サイズ・価格】25mm×25mで約150円~

一度貼ると剥がすのが難しいほどの粘着力があるため、用途を選んで慎重に使用する必要があります。

 

パイオランテープ

パイオンテープ

粘着力はやや弱めですが、糊が残りにくく、素材を傷つけにくいという特長があります。
ビニールシートの固定や、マスカー同士の接続によく使われます。

【特徴】貼っても跡が残らず、扱いやすい

【サイズ・価格】50mm×25mで約300円~

仮止めや室内の養生に最適。“やさしく守る”タイプのテープです。

マスキングテープ

マスキングテープ

塗装の仕上がりを左右する繊細な境界線の保護に使用されます。
色によって粘着力が違うため、素材や工程に応じて適切な選定が必要です。

【特徴】きれいな塗り分けラインを作れる。貼った直後の剥がしがベスト

【サイズ・価格】30mm×18mで約180円~

窓枠や縁まわりの美しい仕上がりの鍵を握る、プロの必需品です。

 

養生を丁寧に行うメリット|見た目・安全性・トラブル防止に効果あり

養生は、仕上げにも影響するほど大切な工程でもあります。

養生の良し悪しは、塗装の仕上がりだけでなく、工事中の安全性や近隣への配慮にもつながります。
ここでは、丁寧な養生がもたらすメリットを紹介します。

仕上がりが美しくなる

養生をきちんと行うことで、塗装面と非塗装面の境界がはっきりし、プロのような美しい仕上がりになります。
DIYで塗装を試みたときに「なんか汚く見える…」という原因の多くが、養生の甘さによるものです。

塗料の飛散や付着トラブルを防ぐ

養生が不十分だと、サッシや窓に塗料が飛び散ってしまい、掃除が大変になるだけでなく、部材を傷めてしまう可能性も。
特に吹付塗装を行う場合は、周囲10mほどに飛散することもあるため、しっかりした養生が必須です。

事故や破損リスクを減らす

足元や壁面の保護がしっかりしていれば、作業中に資材や工具を落としたり、職人がつまずいたりするリスクも軽減できます。
養生は安全管理の一部だと考えると、家にも作業員にも優しいリフォームが実現できます。

養生の注意点とよくあるトラブル|依頼者が気をつけたいポイント

外壁塗装を依頼する際、養生については任せきりになりがちですが、依頼者側でも意識しておくべきポイントがあります。

養生テープの種類と使い方に注意

養生にガムテープを使用すると、剥がすときに塗装面を剥がしてしまう、素材を傷つけるといったトラブルが起きます。
必ず「養生専用テープ」や「マスキングテープ」が使われているか確認しましょう。

玄関の出入りや窓の開閉に支障が出ることもある

養生によって玄関が一時的に塞がれたり、窓が開けられなくなることがあります。
施工前に「玄関の出入りはどうなるか?」を業者と確認しておくことが大切。

植木やエアコン室外機が養生で蒸れてしまう

シートで完全に覆ってしまうと、植物が枯れたり、室外機の通風が悪くなって空調機器に負担をかけることも。
通気性を確保しながら、必要に応じて日中だけ覆うなど工夫が必要です。

養生が雑な業者に要注意!信頼できる施工業者の見極め方

外壁塗装で後悔する原因のひとつが、「丁寧な施工がされなかったこと」。その第一歩となるのが“養生の質”です。

養生で業者のレベルがわかる理由

養生を丁寧に行う職人さんは作業を丁寧に進める傾向がある
養生を雑に済ませる職人さんは細部をおろそかにしがち
ただ、スピード、正確性はスキルにもよるので注意してください。

見積もり時や現場確認の際に、「養生についてどこまで説明してくれるか」をチェックすると、業者の誠実さが見えてきます。

まとめ|外壁塗装の仕上がりは“養生の質”で決まる!

塗装やシーリングなどの作業で、最も大切なのがマスキングの作業になります。

外壁塗装における養生は、「ただの準備作業」と思われがちですが、実際には塗装の完成度やトラブル防止に直結する極めて重要な工程です。

養生のまとめポイント

・養生は塗装前に行う建物保護の作業
・専用テープ・シート・マットなどを使って汚れや傷を防止
・美しい仕上がりや安全確保のために不可欠
・雑な養生は塗装の質や信頼性にも直結する
塗装工事を依頼する際には、「どこまで丁寧に養生してくれるか?」を確認しておくと、仕上がりにも満足できる外壁塗装が実現できるでしょう。

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