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SHIROKUMA COLUMN

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コラム

SHIROKUMA COLUMN

2017/05/12
遮熱塗料のメカニズムと効果とは?太陽光を反射して室温を下げる仕組みについて

猛暑日が続く日本の夏。
住宅の屋根や外壁が焼けるように熱くなるのを防ぎたい。
そんなとき注目されるのが「遮熱塗料」です。
近年、一般住宅から商業施設、公共建築まで幅広く使われるようになっていますが、

  • なぜ遮熱塗料で室内が涼しくなるの?

  • どうして省エネやCO₂削減に効果があるの?

  • デメリットはないの?

といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
本記事では、遮熱塗料のメカニズムから得られる効果、選ぶ際のポイント、注意点まで、徹底的に分かりやすく解説します。

遮熱塗料とは?簡単にいうと「太陽光を反射する塗料」

遮熱塗料とは、太陽光に含まれる赤外線(熱線)を反射することで、屋根や外壁の温度上昇を抑える塗料です。
屋根や壁の表面温度を抑えることで、室内への熱の伝導を防ぎ、快適な住環境を実現できます。

遮熱塗料の基本メカニズム|太陽光を「吸収せず、反射」する

太陽光は、主に次の3つの波長で構成されています。

波長の種類概要役割
紫外線(UV)10〜400nm日焼け・劣化の原因
可視光線400〜780nm人の目に見える光
赤外線(IR)780nm〜熱エネルギーの大半を占める

屋根や外壁が太陽光に照らされると、この赤外線(熱線)が吸収されて熱エネルギーに変換されます。
この熱が建材に蓄積され、やがて室内にも伝わってくることで、室温が上昇するのです。

遮熱塗料はここが違う!

遮熱塗料は、特殊な顔料と樹脂を配合することで、赤外線を効率よく反射します。
その結果、

  • 屋根や外壁の表面温度を最大10〜20℃程度下げる

  • 熱の侵入量が減り、室内の温度も2〜4℃程度低下

という効果が得られるのです。

遮熱塗料の構造|“見えない反射鏡”のような塗膜

遮熱塗料の機能は、配合されている特殊顔料(反射性顔料)と高耐熱性の樹脂によって実現しています。

特殊顔料とは?

赤外線を反射する微粒子で、塗料の中に均一に分散されています。主に使用されるのは以下のような素材:

  • 酸化チタン

  • 酸化亜鉛

  • セラミック系微粒子 など

これらが、まるで無数の小さな鏡のように赤外線を跳ね返すことで、遮熱性を発揮します。

遮熱塗料の効果まとめ|4つの大きなメリット

遮熱塗料を使用すると、以下のような具体的な効果が期待できます。

① 室内温度の上昇を抑え、冷房効率アップ

屋根や外壁の表面温度が下がることで、室内温度の上昇も緩やかになります。エアコンの設定温度を下げすぎずに済むため、体感的な快適性と省エネの両立が可能です。

② 電気代・空調コストの削減

冷房の使用時間や稼働量が減るため、年間で5〜20%程度の電気代削減効果が見込まれます(建物条件により差あり)。

③ 建材の劣化防止

夏の屋根は70〜80℃以上になることも。過度な熱は建材の膨張・収縮を繰り返し、劣化を早めます。
遮熱塗料を使えば、建材寿命の延長とメンテナンス費の削減にもつながります。

④ 地球温暖化・ヒートアイランド対策に貢献

都市部では、建物や道路が蓄熱し、街全体の温度が上がる「ヒートアイランド現象」が問題に。
遮熱塗料は太陽熱を反射して都市の温度上昇を抑えるため、自治体でも導入が進んでいます。

遮熱塗料の性能を見る指標は?「日射反射率」に注目

遮熱性能を比較するときは、必ず「日射反射率」を確認しましょう。

日射反射率とは?

太陽光に含まれる赤外線をどれだけ反射できるかを数値で表したものです。
一般的には「%」で表記され、数値が高いほど遮熱効果が高いことを意味します。

日射反射率効果の目安
85〜90%以上高性能な遮熱塗料(白・淡色)
70〜85%程度標準的な遮熱塗料(中間色)
60%未満遮熱性は低め(濃色系)

色によって効果に差が出る?

淡い色(白・クリーム系)の方が反射率が高く、遮熱効果も大きいです。
一方で、黒や赤などの濃い色は吸収率が高く、遮熱効果が下がります。

遮熱塗料の注意点・デメリットも知っておこう

遮熱塗料にはメリットが多い一方で、注意すべきポイントや弱点も存在します。

① 耐候性がやや低下する傾向

反射顔料を多く含む塗料は、紫外線の影響を受けやすく、耐久性がやや低いものもあります。
近年では、これを補うために、耐候性の高い「フッ素樹脂」「無機系樹脂」と組み合わせた塗料が主流になっています。

② 濃色の選択肢が少ない

遮熱性能を保とうとすると、どうしても明るい色味が中心になります。
外観デザインにこだわりたい場合は、デザインと機能のバランスを考慮する必要があります。

③ 冬は若干断熱効果が低下することも

遮熱塗料は「熱を遮る」ことが目的なので、冬場の太陽熱も反射してしまう可能性があります。
ただし、外壁の断熱材がしっかりしていれば、体感温度の低下はほとんど感じません。

遮熱塗料と断熱塗料の違いは?

遮熱塗料は反射する機能を持つことから「高日射反射率塗料」とも呼ばれています。

混同されやすい「断熱塗料」と「遮熱塗料」ですが、役割と仕組みは異なります。

項目遮熱塗料断熱塗料
メインの効果熱を反射して入れない熱を伝えにくくする
主な作用太陽光の反射塗膜内部の空気層による熱遮断
向いている場所屋根・外壁(屋外向き)屋根裏・倉庫・プレハブ・内壁など
室温への影響直接的に下がる緩やかに安定する

遮熱塗料は主に外部からの熱を防ぐ目的で使用され、特に日射が直接当たる屋根や南面の壁に有効です。

よくある質問(FAQ)

Q1:遮熱塗料は本当に効果がありますか?
A:条件によりますが、屋根の表面温度を10〜20℃、室内温度を2〜4℃下げたという事例が多く報告されています。

Q2:どの色を選べば最も効果的?
A:白系・淡色系が最も反射率が高く、遮熱効果に優れています。濃い色ほど効果は下がります。

Q3:塗るだけで省エネになりますか?
A:はい。ただし、建物の断熱性能やエアコンの設定、居住スタイルにも左右されるため、複合的な省エネ対策が重要です。

ご希望であれば、遮熱塗料の人気製品比較や、施工実例の写真付き記事、塗料の選び方ガイドなどの追加も可能です。お気軽にご相談ください

まとめ

遮熱塗料は、太陽光に含まれる赤外線を反射することで、屋根や外壁の温度上昇を防ぐ非常に合理的な塗料です。
正しいメカニズムを理解すれば、電気代の節約・建物の保護・快適性の向上・環境負荷の軽減と、多くのメリットがあることがわかります。
選ぶ際には、日射反射率や塗料の樹脂の種類、色味、耐候性をしっかり比較検討し、信頼できる施工業者に依頼することが成功のカギです。

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