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SHIROKUMA COLUMN

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コラム

SHIROKUMA COLUMN

2016/06/03
外壁塗装や屋根塗装の塗替え時期か判断したい!まずは塗膜の劣化をみよう!光沢が低下していませんか?

塗膜の劣化は光沢の低下や消失でわかる?

塗膜の劣化は光沢の低下や消失でわかる2
塗装工事直後はもちろんしっかりとした塗膜を有しています。

光沢に関しては塗料の種類によって艶無しもあるので一概に言えませんが艶ありの場合は時間の経過とともに光沢が低下し消失していきます。

光沢低下の次の劣化段階

塗り替え工事を行ってから、年数が経つと徐々にですが光沢の低下が始まります。

光沢がなくなったからといって塗膜性能が完全になくなったわけではないのでご安心ください。
しかし光沢が低下してくると同時に塗膜にも劣化が起こりはじめます。

塗膜は紫外線によって結合されていた成分が分解され、その後チョーキング(塗膜が粉状)に変化を起こします。
外壁を手で触って粉が付着するようなら塗膜の劣化が進行している証拠です。

さらに進行すると色の退色(色褪せ)が始まります。

色の退色は既存の色が褪せていくので塗り替えの際は同じ色にすることは難しいです。
本当に塗膜の劣化がひどくなると塗膜がヒビ割れを起こしたり、剥がれたりを起こしたりします。

最終的には防水性能や防カビ性能までもが低下した状態となり、ひび割れだけでなく雨水浸入の可能性があるのです。

光沢低下の原因

原因としては日照時間・雨や雪の影響によるもので建物の立地状態によっても大きく変わってきます。
塗膜の劣化は光沢の低下や消失でわかる3
実際、家主の方が光沢の低下や消失について自分で確認する事はなかなか難しい問題でもありますので、塗装前の場合は専門業者による建物診断、塗装後の場合は施工をお願いした専門業者のメンテナンス制度を利用して常に外壁の状態を把握しておくことが次回塗装を行う際の目安にもなります。
塗膜の劣化は光沢の低下や消失でわかる

対策

光沢を長く持たせたい方は、耐候性の高いフッ素樹脂などの塗料を選択することが良いと思います。

また、汚れが外壁にこびりついたままだと劣化の原因になります。
メンテナンスを行うことで汚れを取り除くことが出来ます。

この際、材料のメンテナンスガイドに沿って行ってください。

他にも上の写真のように艶なしも考えて見るなんてこともあるかもしれません。
希釈率や塗布量を間違えると光沢の低下の進行が早くなるので人為的なミスにも気を付けなければなりません。

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