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SHIROKUMA COLUMN

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コラム

SHIROKUMA COLUMN

2016/09/16
高齢者が安心して暮らせる住まいへ|住宅リフォーム事例とバリアフリー対策を解説

高齢になると、家庭内でのちょっとした行動が大きな事故につながることがあります。
特に転倒や転落、窒息、溺水といった不慮の事故は、高齢者の死亡原因としても多く報告されています。

この記事では、高齢者の家庭内事故が発生しやすい場所や主な死因、その背景とともに、効果的な予防対策をわかりやすく解説します。
家族や介護に関わる方々にとって、事故を未然に防ぐための知識としてお役立てください。

高齢者の家庭内事故はどこで起きているのか?発生場所ランキング

高齢者の事故で多いもの1

家庭内事故の多くは、実は”最も長く過ごす場所”で起きています。以下は、内閣府などの統計に基づく事故発生場所のランキングです。

発生場所ランキング

  1. 居室(45.0%)
  2. 階段(18.7%)
  3. 台所・食堂(17.0%)
  4. 玄関(5.2%)
  5. 洗面所(2.9%)
  6. 風呂場(2.5%)
  7. 廊下(2.2%)
  8. トイレ(1.5%)

このように、日常的に使用する場所ほど事故のリスクが高いことが分かります。
特に居室では、ベッド周りやカーペットの段差、電気コードなどが事故の要因になります。

死因ランキングにみる高齢者事故の深刻さ

高齢者の家庭内事故で命を落とすケースも少なくありません。以下は、家庭内での不慮の事故による死因のランキングです。

死因ランキング

  1. 転倒・転落・墜落
  2. 窒息(餅や食べ物による)
  3. 溺死・溺水(浴槽内が多数)

交通事故による死亡と比べても、転倒・転落による死亡者数は4倍以上に上ります。
これらは「家庭の中で起きる死」の主な要因といえるでしょう。

高齢者事故の主な原因とは?

なぜ家庭内でこれほど事故が起きるのか。その背景には、高齢者特有の身体的な変化があります。

身体機能の低下

  • 筋力の低下:立ち上がりや踏ん張りが効きにくくなる
  • バランス感覚の低下:よろめきやすくなる
  • 視力・聴力の衰え:障害物や段差に気づきにくい

環境要因

  • 床の段差や滑りやすい床材(特に廊下・風呂場)
  • 照明の暗さやスイッチの位置
  • 手すりの未設置

食事や入浴時の危険

  • 餅・パンなど粘着性のある食品による窒息
  • 長時間の入浴や高温の浴槽による失神や溺水

高齢者向けリフォームの目的と重要性

高齢者の住宅リフォームは、次のような目的で行われます:

  • 転倒や転落などの事故防止
  • 日常動作の負担軽減(立つ・座る・移動など)
  • 介護しやすい間取りへの変更
  • 加齢による体力や判断力の低下に対応する住まいづくり

多くの自治体では、介護保険制度による助成金制度もあり、必要なリフォームを手の届きやすい価格で実現できます。

トイレのリフォーム事例|自立支援と介護のしやすさを両立

トイレは一人で使うことが多い場所ですが、高齢になると“立ち座り”や“方向転換”が難しくなるため、次のような工夫が求められます。

主なリフォームポイント

  • 車いすから移乗しやすいよう、出入口やスペースを拡張
  • L字型手すりを設置し、立ち座りをサポート
  • 和式→洋式への交換で膝や腰への負担を軽減
  • 自動洗浄・脱臭・温水洗浄などの機能付きトイレに変更

こんな方におすすめ

  • 自力でトイレに行きたい方
  • 家族が介助しやすい環境を整えたい方

浴室のリフォーム事例|事故リスクの高い場所を安全・快適に

家庭内での溺水事故の多くが発生する浴室は、特に安全性の確保が重要です。

主なリフォームポイント

  • ユニットバスに変更して温かく安全な空間に
  • 浴槽のまたぎ高さを低くすることで出入りを楽に
  • 湯船横や壁面に手すりを設置
  • 滑りにくく、ヒヤッとしない床材に変更

追加の配慮

  • ヒートショック対策として、脱衣所や浴室の断熱性アップ
  • ワンタッチでお湯が張れる自動給湯器の導入

寝室のリフォーム事例|転倒防止と夜間の安全性を強化

高齢者が長く過ごす寝室は、動線の短縮と足元の安全性を重視します。

主なリフォームポイント

  • 滑りにくいコルクタイルやクッションフロアを採用
  • 夜間トイレまでの導線に足元灯を設置
  • 寝室とトイレ・洗面所を近づける間取りに変更
  • ベッドは高さ調整が可能な介護ベッドを導入

メリット

  • 寝起き時の転倒防止
  • 夜間の移動も安全に
  • 介護のためのスペースも確保しやすい

リビングのリフォーム事例|家族と過ごす空間をバリアフリーに

リビングは家族との団らんや日中の活動の中心です。快適で移動しやすい空間づくりがポイントになります。

主なリフォームポイント

  • 段差をすべて解消し、フラットな床に
  • 床暖房を設置して冬も足元から暖かく
  • 大きな開口部や掃き出し窓で庭を眺められるように
  • 引き戸や自動開閉式のドアを設置

補足ポイント

  • 家族と過ごす時間の質が向上
  • 車いすでもスムーズに移動可能
  • 自然の光を取り入れてメンタル面にも良い効果

間取り変更のリフォーム事例|暮らしやすさと介護の両立

間取りの工夫は、生活全体の快適性を大きく左右します。介護のしやすさ、移動距離の短縮がキーポイントです。

主なリフォームポイント

  • 回遊性のある間取りへ変更(例:引き戸で複数の部屋をつなぐ)
  • 水まわりを寝室の近くに移動して動線を短く
  • 部屋を広く取り、ベッド+介護スペースを確保
  • 家事・食事の導線もシンプルに整理

メリット

  • 介護者の負担が軽減
  • 室内での移動がスムーズになり、転倒リスクも減少
  • 将来の介護環境にも対応しやすい柔軟な設計

リフォームを成功させるためのポイント

家族の協力と話し合い

  • 本人の意見を尊重することが大切
  • 家族で住まいの課題を共有し、将来を見据えた計画を立てる

専門業者に相談

  • バリアフリーリフォームの実績がある業者を選ぶ
  • ケアマネジャーや福祉住環境コーディネーターとの連携も有効

助成制度の活用

  • 介護保険制度で最大20万円までの工事に補助あり(要申請)
  • 自治体ごとのリフォーム助成制度も確認

まとめ|高齢者に優しい住まいは家族全員にとっての安心につながる

高齢者の事故で多いもの2

高齢者向け住宅リフォームは、単に”バリアフリー”にするだけでなく、生活の質を高め、自立を支援し、介護の負担を軽減するための重要なステップです。

特に以下のようなポイントを押さえると、住まいの安心感が飛躍的に高まります:

  • トイレ・浴室は立ち座り・出入りのサポートを重視
  • 寝室・リビングでは滑りにくさ・段差解消・断熱性に配慮
  • 間取り変更では移動距離の短縮と介護スペースの確保

必要に応じて専門家や制度の力を借りながら、将来を見据えた快適な住まいをつくりましょう。
それが、高齢者本人だけでなく家族全員にとっての”心のバリアフリー”にもつながります。

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