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コラム

SHIROKUMA COLUMN

2016/08/25
屋根塗装の縁切りの必要性とは?やらないとどうなる?手順・注意点までを解説!

「屋根の縁切りって聞いたことあるけど、何のためにやるの?」
「塗装工事の見積もりに“縁切り”の記載がないけど大丈夫?」

そんな疑問や不安を感じている方へ、この記事では屋根塗装において非常に重要な工程である「縁切り」について、必要性・作業手順・注意点・費用感まで徹底的にわかりやすく解説していきます。

屋根の「縁切り」とは何か?

縁切り(えんぎり)とは、屋根塗装の際に、屋根材(特にスレート系)の重なり部分に入り込んだ塗料の膜を切り、雨水の通り道を確保する作業のことです。

主に使用される屋根材

  • スレート瓦(カラーベスト、コロニアルなど)

  • 平板タイプの屋根材

これらの屋根材は、重ねて葺かれており、本来は重ね部分にわずかな隙間があり、雨水や湿気が下へと排出される構造になっています。

なぜ縁切りが必要なのか?重要な理由3つ

① 塗装で塞がれてしまう「排水経路」

屋根塗装ではローラーなどを使って塗料を塗りますが、このとき屋根材の重ね部分にまで塗料が入り込み、隙間が埋まってしまうことがあります。
その結果、雨水の逃げ道がなくなり、屋根材の下に水がたまる危険性が生じます。

② 雨漏りの原因になる

水が行き場を失うと、屋根材の下に侵入し、

  • 防水紙(ルーフィング)を劣化させる

  • 釘やビスを伝って屋内に水が落ちる

  • 木部を腐食させる

といったトラブルを引き起こします。

つまり、縁切りをしない=雨漏りリスクが格段に上がるということになります。

③ 塗装の見た目や耐久性も下がる

水が屋根材の裏側に回ると、塗膜の内側から劣化が進み、

  • 塗装が早く剥がれる

  • コケやカビが繁殖しやすくなる

  • 結果的に再塗装のサイクルが早まる

といったリスクが発生します。

縁切りの具体的な作業方法

手作業による縁切り

主に使われる道具:

  • カッター

  • 皮すき(ヘラのような道具)

  • 縁切り専用工具(タスペーサー)

手順:

  1. 屋根塗装が完全に乾燥したのを確認

  2. 重なり部分に道具を差し込み、塗料で塞がれた隙間を切断

  3. 1枚1枚すべてのスレートに対して作業を行う(とても地道)

時間も手間もかかるため、1日以上かかることが一般的です。

タスペーサーによる縁切り(自動縁切り)

近年主流となっているのが、「タスペーサー」という小さな樹脂製の部品を使った縁切り方法です。

特徴:

  • 塗装前に屋根材の重ね部分に挿入する

  • 塗料が入り込んでも、隙間が確保される構造

  • 見た目も美しく、施工性が高い

塗装の再開後に手作業で縁切りする必要がないため、工期の短縮や品質の安定に役立ちます。

縁切りに関するよくあるトラブルと注意点

縁切り不足による雨漏り

「安い見積もりだったから依頼したら、縁切りが行われていなかった」
「縁切りはしたと言っていたのに、施工後すぐ雨漏りが発生した」

このような事例は少なくありません。
見積書・報告書に“縁切り”の記載があるか必ず確認しましょう。

縁切りタイミングのミス

塗料が完全に乾いていないうちに縁切りすると、再度塗料が流れ込み、隙間が埋まるケースがあります。
乾燥時間を守ることが必須です。

音や見た目で「失敗?」と勘違いすることも

縁切り後は、屋根を歩くと「パリパリ」「ガサガサ」と音がすることがありますが、これは塗膜が切れた際の摩擦音で問題ありません。

また、わずかに隙間が空いているのを見て「施工不良?」と心配する方もいますが、雨水を逃がすために意図的に設けている構造です。

見積書・契約前に確認すべき3つのポイント

① 「縁切り」の記載があるか

見積書に「縁切り」または「タスペーサー挿入」の項目があるか必ず確認してください。
「屋根塗装 一式」など曖昧な表記は要注意です。

② 工法を確認する(手作業か、タスペーサーか)

手作業による縁切りか、タスペーサーによる事前挿入かで工期や費用も変わります。
目的や予算に応じて、施工方法を事前に説明してもらいましょう。

③ アフター保証の内容

縁切り不備で雨漏りが発生した際に、どこまで保証してもらえるかも重要です。
施工報告書や写真付きの報告があると、後々のトラブル回避にもつながります。

縁切りの費用相場と工期

  • 手作業による縁切り費用:5万〜8万円程度(30㎡前後の場合)

  • タスペーサー挿入工法:1㎡あたり300〜500円程度

工期の目安:

  • 手作業:1〜2日

  • タスペーサー:塗装作業に組み込み可能(工期を延ばさない)

※屋根の形状や状態によって前後します。

まとめ|縁切りは“目に見えないけど最重要”な屋根塗装の工程

縁切りは「塗装の仕上がり」ではなく「家の寿命」を左右する作業です。

縁切りの要点

  • 屋根材の重ね部分に塗料が入り込むと排水経路がふさがれる

  • 雨漏りや下地劣化、塗膜の剥がれにつながる

  • 手作業またはタスペーサーで排水隙間を確保する

  • 見積書には必ず「縁切り」の記載があるかチェック

  • 施工後も報告書や写真で作業内容を確認

屋根塗装は「色を塗るだけの工事」ではありません。
見えない部分にこそ、家の未来を守る重要な工程が潜んでいます。

縁切りまでしっかりと対応してくれる信頼できる業者を選び、安心・長持ちする屋根塗装を実現しましょう。
ご希望があれば、見積書のチェックポイントシートや、縁切り対応業者の選び方ガイドもご案内可能ですので、お気軽にご相談ください。

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