しろくまコラム SHIROKUMA COLUMN
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コラム
2016/09/20
鳥の被害から家を守る!住宅の鳥対策には何がある?

ベランダにフンをされたり、鳴き声で朝早く起こされたり。
住宅における鳥の被害は意外と多く、放置しておくと衛生面や建物の劣化にもつながります。
本記事では、鳩やカラス、ムクドリなどによる被害を防ぐための住宅向け鳥対策について、ネット・臭い・音・光・専用グッズなど多角的に解説します。防鳥の基本からおすすめ対策まで、実践しやすい順番でご紹介します。
目次
まずは侵入を防ぐ|防鳥ネットの設置
住宅の鳥害対策の基本は「物理的に鳥を寄せ付けないこと」です。
防鳥ネットの特徴
- ベランダ・窓まわりに設置することで、物理的に鳥の侵入を防止
- 網目サイズの選び方が重要:大きすぎると鳩やカラスが通り抜けてしまう
- 隙間対策も重要:ネットと建物の接合部に小さな隙間があると、頭のいい鳥は入り込んで巣を作る可能性があります
- 透明ネットなら景観を損ねにくい:特にマンションや住宅密集地では見た目も配慮
設置費用の目安
- DIYなら3,000〜10,000円程度で可能
- 業者施工は30,000円〜
鳥の嫌がる臭いで近寄らせない
鳥は嗅覚も鋭く、特定の匂いに対して敏感に反応します。これを利用した対策も効果的です。
有効な臭いとその使い方
- 木酢液(もくさくえき):炭を焼く際に出る液体。虫よけや鳥除けに使用される自然派アイテム。
- 塩素系漂白剤(適度に希釈して使用):強い臭いで近づかせない。ただし使用場所に注意。
- ミントやバラの芳香剤:鳥が苦手とする香りを室外に設置。
- トイレ用芳香剤の設置:特に鳩に対して効果があり、習慣的に近づく場所を避けさせる。
注意点
- 雨や風で匂いが飛びやすく、定期的な交換・設置が必要
- ペットや子どもが触れないように場所に配慮
鳥を驚かせて追い払う方法
鳥が居着いてしまう前に、”ここは危険だ”と学習させることも大切です。音や光を使った追い払い対策が有効です。
方法とアイテム
- 拍子木・ラジオ・爆竹などの大きな音:特にムクドリ・カラスに効果的
- レーザーポインター・LEDライト:鳥が嫌がる点滅や反射光を利用
- CD・アルミホイル・反射素材を吊るす:日光に反射させることで不快感を与える
ポイント
- 鳥は学習能力が高く、同じ刺激に慣れるため、”短期間に集中的に行う”ことが大切
- 音や光による対策は、近隣への配慮も忘れずに(時間帯・音量など)
鳥害対策グッズを使う
市販されている専用グッズは、鳥の種類や被害の場所に応じて使い分けると効果的です。
代表的な鳥よけグッズ
- バードピン(剣山型):鳥が止まりそうな場所に設置。手すり・ベランダの柵の上などに。
- バードレスマット:細かいトゲトゲで止まりにくくする。柔らかく、足を痛めずに追い払える。
- 鳥よけステンレスピン付きシート:室外機や看板の上など、設置が難しい場所にも対応。
- 鳥の天敵(カラスやフクロウの模型):一定の効果あり。定期的に位置を変えることで効果持続。
選び方のコツ
- 鳩:物理的な侵入防止が基本。+匂いや視覚刺激を併用
- カラス:知能が高いため、光・動き・音など多重対策が必要
- ムクドリ:集団での巣作りを防ぐため、音とネットで早期対応
放置はNG!早めの対策が重要
鳥害は放置しておくと、次のような深刻な被害につながる恐れがあります。
被害例
- フン害:ウイルスや菌を含み、健康被害の原因にも
- 騒音:繁殖期の鳴き声や羽ばたき音によるストレス
- 巣作りによる詰まりや腐食:雨どい・室外機・換気口などに巣ができると機能不全に
対策の基本姿勢
- 被害が”軽いうちに”対応する
- 市販グッズだけで限界を感じたら専門業者に相談する
- 自治体によっては、鳩などの駆除に制限があるため、法令にも注意が必要
鳥害対策を依頼する場合のポイント
DIYでは難しいケースや、広範囲の施工が必要な場合はプロへの依頼が有効です。
業者選びのポイント
- 鳥害専門の防除業者に依頼する
- 過去の施工事例が豊富か確認する
- 施工後のアフター対応(再発時)について確認
- 料金体系が明瞭かどうか(例:ベランダ一式いくら、施工時間、撤去費など)
費用の目安
- ベランダ全体のネット施工:30,000〜80,000円
- バードピン設置(10m程度):20,000〜40,000円
- 点検・清掃・撤去作業:5,000〜30,000円
7. まとめ|住宅の鳥対策は「複合的・早期対応」がカギ
住宅の鳥被害は、1つの対策だけで完全に防げるわけではありません。
物理的な侵入防止+臭い+光や音の刺激を複合的に使うことが効果的です。
また、鳥は非常に賢く、1度安心できる場所だと覚えると何度もやってきます。
そのため、”居心地の悪い環境”をいかに早くつくるかが対策の成功ポイントです。
気になる場合は早めに行動し、必要に応じて専門業者に相談することで、安心できる暮らしを取り戻しましょう。