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2016/05/26
後悔しない「シリコン塗料の選び方」用途やメリットを解説

外壁塗装や屋根塗装を検討する際、「シリコン塗料ってよく聞くけど、どれを選べばいいの?」と迷っていませんか?
本記事では、シリコン塗料の用途や特徴、具体的な選び方までを、住宅リフォームの現場に詳しい視点からわかりやすく解説します。
耐久性やコスパ、見た目の美しさを重視する方にとって、失敗しない選択ができるようになるはずです。

目次

シリコン塗料とは?

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シリコン塗料とは、合成樹脂の一種である「シリコン樹脂(シロキサン)」を主成分とする塗料のこと。
外壁や屋根の塗装において、価格と耐久性のバランスが取れているため、住宅塗装で最もポピュラーな選択肢の一つです。
特に「戸建て住宅の外壁塗装」「屋根塗装」「シーリング材」「建設用保護材」など、多用途で使われており、リフォーム業界でも定番の塗料となっています。

シリコン塗料の主な用途

シリコン塗料は以下のような場面で使われます。

 ・外壁塗装:耐久性・美観性に優れ、10年程度の耐用年数が期待できます

 ・屋根塗装:太陽光や雨風にさらされる屋根にも強い耐候性を発揮

 ・シーリング材:柔軟性と密着力があり、建物の隙間をしっかり保護

 ・建設用保護材:橋梁やトンネル、マンションの共用部などにも使用されます

建物全体の長寿命化に貢献する、頼れる塗料なのです。

シリコン塗料の7つのメリット

メリット デメリット イメージ

シリコン塗料が選ばれる理由は、その多機能性とコストパフォーマンスの高さ。
ここでは代表的なメリットを7つ紹介します。

耐候性・耐久性に優れている

紫外線や雨風に強く、10〜15年の耐用年数が期待できます。

 熱に強い

高温環境にも耐えられるので、屋根や西日が当たりやすい外壁にも最適。

汚れにくく、美しさが長持ち

表面に親水性があり、雨で自然に汚れが洗い流される「セルフクリーニング効果」があります。

断熱・遮熱性が高いタイプもある

セラミックを混合した遮熱タイプは、室内温度の上昇を抑える効果も。

内部結露を防ぐ

透湿性に優れた製品なら、壁内の結露対策にもなります。

光沢感が長持ち

つやのある仕上がりが、長期間にわたって美観をキープ。

コストパフォーマンスが良い

フッ素塗料や無機塗料に比べて安価でありながら、十分な性能を発揮します。

シリコン塗料のデメリットと注意点

どんな塗料にも短所はあります。シリコン塗料のデメリットも理解しておきましょう。

 

用途特徴主な使用場所
外壁塗装耐候性・防汚性戸建て・アパート・ビルなど
屋根塗装耐熱性・遮熱性スレート・トタン・瓦屋根
シーリング材柔軟性・防水性目地・サッシ・屋根接合部
建設用保護材強靭な耐久性橋・トンネル・工場・マンション共用部
その他美観・防錆ベランダ床・雨戸・看板など

シリコン塗料は、その高い耐候性・耐久性・防汚性により、個人住宅から公共インフラまで、幅広い分野で使われています。以下に代表的な用途と具体例を紹介します。

 

外壁塗装(戸建て・アパート・マンション)

戸建て住宅を中心に、シリコン塗料は外壁塗装の定番として広く使われています。
紫外線や風雨の影響を受けやすい外壁をしっかりと保護し、美しい外観を10年以上保つことが可能です。

具体的な使用例:

  • サイディング外壁(窯業系・金属系)への塗装

  • モルタル壁の再塗装

  • 既存の外壁の色を変えたいときのカラーチェンジにも

※塗膜に汚れがつきにくく、雨水で自然に洗い流される「低汚染性」があるため、長期間美観を保ちやすいです。

 

屋根塗装(スレート屋根・トタン屋根・瓦)

屋根は、直射日光や雨風の影響を最も受ける過酷な環境にあります。
そのため、耐久性と耐熱性に優れたシリコン塗料が適しています。

具体的な使用例:

  • スレート屋根(カラーベスト)への上塗り

  • トタン屋根(鋼板)や折板屋根の防錆+美観維持

  • 太陽光発電パネルの熱対策として遮熱シリコン塗料を採用

※遮熱効果を備えたシリコン塗料なら、夏場の室温上昇を抑える効果も期待できます。

 

シーリング材(外壁目地・サッシまわり・屋根の接合部)

「塗る」というより「充填する」使い方ですが、シリコン樹脂を主成分としたシーリング材も、住宅や建物の隙間や接合部に広く利用されています。
高い弾性と密着性により、雨水の侵入や空気漏れを防止します。

具体的な使用例:

  • 外壁の目地や窓枠まわりのシーリング補修

  • 屋根材のつなぎ目や谷樋(たにどい)の防水処理

  • 浴室や洗面所など水まわりの防水にも

※屋外用のシリコンシーリングは紫外線や風雨に強く、長期間柔軟性を保ちます。

 

建設用保護材(インフラ・ビル・工場)

住宅だけでなく、公共インフラや大規模施設でもシリコン塗料は活躍しています。
その優れた耐候性は、コンクリート構造物や鉄部などの保護材としても信頼されています。

具体的な使用例:

  • 橋梁(きょうりょう)の鉄骨塗装

  • トンネル内壁の防汚・耐アルカリ性塗装

  • 工場・倉庫の鋼材や外壁材の腐食防止

  • マンションの共用廊下やエントランスの再塗装

※産業用途では、シリコン塗料に耐薬品性・難燃性などの機能を加えた特殊タイプも使われています。

 

その他の使用例|シリコン塗料はこんなところにも!

  • ベランダやバルコニーの床:トップコートとして使用され、滑りにくさと防水性を両立

  • 雨戸や戸袋、シャッターなどの鉄部塗装:塗膜が硬く美しい仕上がりに

  • 看板や屋外設備:退色しにくく長持ちするので、美観が求められる場所に最適

シリコン塗料の選び方のポイント

では実際に、どんなシリコン塗料を選べばいいのか。以下の観点から選ぶと失敗がありません。

建物の立地環境に合った塗料を選ぶ

潮風・強風地域、直射日光の多いエリアでは、特に耐候性に優れたタイプを。

予算に応じてグレードを選ぶ

同じシリコン塗料でも、一般グレードと高耐久型では価格も性能も変わります。

遮熱性を重視するならセラミック入りを

遮熱効果のあるシリコン塗料や、遮熱機能付きの下塗り材との併用が効果的。

外壁の模様や素材感を残したい場合は透明塗料を

「クリヤー塗料」と呼ばれる透明タイプは、意匠性の高い外壁に最適です。

劣化の原因「ラジカル」を抑えるタイプを選ぶ

最近は、「ラジカル制御型シリコン塗料」が人気。紫外線による塗膜の劣化を抑え、さらに長持ちさせることが可能です。

シリコン塗料が向いている住宅とは

  • 築10年以上の戸建て住宅で、初めての外壁塗装を考えている方

  • コストと性能のバランスを重視したい方

  • 長期間メンテナンスを避けたい方(10年以上)

  • 遮熱や汚れに強い外壁を目指したい方

戸建て住宅の標準仕様として、まず検討すべき塗料です。

他塗料との違い

塗料の種類耐用年数特徴価格帯(㎡あたり)
ウレタン塗料5〜8年柔軟性が高く安価だが耐久性は低め約1,500〜2,000円
シリコン塗料10〜15年コスパ良好・汚れに強い約2,000〜3,000円
フッ素塗料15〜20年高耐久で美観も長持ち約3,500〜5,000円
無機塗料20年以上最も高性能・超長寿命約4,500〜6,000円

シリコン塗料は、価格と性能のバランスが絶妙な「ミドルグレード」として人気です。

シリコン塗料を使った塗装の費用相場

外壁塗装の費用目安(30坪の住宅の場合)

  • 塗料代+足場+施工費込み:60万〜90万円前後

施工箇所や劣化状況により変動しますが、他のグレードに比べて手が届きやすいのが魅力です。

よくある質問Q&A

Q. シリコン塗料の「つや消し」はありますか?
A. あります。マットな仕上がりを希望する方には「つや消しタイプ」がおすすめです。

Q. DIYで使うことはできますか?
A. 市販品もありますが、耐久性や密着性を考えるとプロ施工が安心です。

Q. 下地材は必要ですか?
A. 必須です。シリコン塗料の性能を最大限に発揮するために、適した下塗り材を選びましょう。

まとめ

シリコン塗料は、外壁・屋根を長期間美しく保ちたいと考える方にとって、もっともバランスの良い選択肢です。
遮熱・汚れに強く、価格も手頃。さらに最近ではラジカル制御型など、高性能化も進んでいます。
住宅の立地や希望に応じて、最適な製品を選ぶことで、後悔のない塗装リフォームが実現できるはずです。
塗料の選定は業者との相談も重要ですので、信頼できるプロにしっかり見積もり・相談を行いましょう。

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