しろくまコラム SHIROKUMA COLUMN
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コラム
ベランダに水たまりを解消するために!水がはけない理由と対策

目次
2階ベランダの排水口の仕組みとは?
あなたの家の2階にあるベランダ。
晴れた日には洗濯物が気持ちよく乾き、休日にはコーヒーを片手に読書を楽しむ最高の場所ですが、実はこのベランダにも影の立役者がいるのをご存知でしょうか?
そう、それが「排水口」です!
もし、雨が降ってベランダはプールのように水が溜まれば家の中にまで入ってきてしまいます。
そこで登場するのが、排水口システム。
一般的にはベランダの端っこに目皿(メッシュ状のカバー)があり、その下には排水管がつながっています。
この排水管は1階の屋外へと続いており、水がスムーズに流れるよう設計されています。
しかし、ただ流すだけではありません。ゴミや落ち葉が直接排水管に流れ込むのを防ぎます。
また、排水管は適切な勾配で水を運びます。
まるでトンネルを通って水が旅をしていくようなもの。
こんな小さな仕組みが、あなたの家を雨水の脅威から守ってくれているのです!
排水口を流れた水の行方について
では、ベランダの排水口に流れ込んだ水はどこへ行くのでしょうか?
一度その視点になって、想像してみましょう。
雨粒がベランダの床に落ちると、少しずつ流れながら目皿の方へと集まってきます。
そして、「さあ、出発だ!」と言わんばかりに排水管の暗いトンネルへ突入。
ツルツルとした管の中を通り抜け、重力に従って一直線に下へ!
水が目指すのは、たいてい1階の地面近くにある排水口。
ここで、再び外の世界へと飛び出し、庭や側溝へと流れ込むわけです。
もし周囲に雨水マス(排水枡)が設置されていれば、そこに溜まって徐々に地面に染み込んでいきます。
この水の旅路をスムーズにするために、定期的に排水口のメンテナンスが欠かせないのです。
ベランダ排水口が詰まる主な原因
排水口の詰まりにはいくつかの犯人がいます。
まず、もっとも身近なものが「落ち葉とゴミ」。
特に秋になると、近くの木からはらはらと舞い落ちた葉っぱがベランダの隅に集まり、やがて排水口へ…。そして、雨とともに押し流されて、気づけば目皿の上で大渋滞!
次に、侮れないのが「泥や砂」。
風に乗って舞い込んだ細かい砂が徐々に溜まり、気づけば目皿の網目を塞いでしまうことも。
さらに、意外な伏兵「鳥の羽や昆虫の死骸」。
とくに夏場は、蚊や小さな虫が排水口の中に入り込んでしまうこともあり、これが塊となって流れを阻害する原因に。
最後に、「洗濯物の糸くず」。
ベランダで干していると、タオルの毛羽や衣類の繊維が風に飛ばされて排水口に溜まることも!
これらの積み重ねが、排水口を詰まらせる大きな要因になっています。
排水口の詰まりは水漏れを引き起こす
排水口が詰まるとどうなるか?
それはもう、恐怖の「逆流現象」が発生します!
雨が降り続くと、水は排水口を通れずにベランダに溜まり始めます。
そして、排水口が機能しないと、行き場を失った水はベランダの端へ…。
もしベランダの防水層が劣化していたり欠陥があれば、その隙間からじわじわと水が染み込み、天井や壁にシミを作り出します。
最悪の場合、1階の部屋にまで水がポタポタ…なんてことも!
そうなれば修理費は数十万円クラスに。
想像するだけでも恐ろしいですが、実際に多くの家庭で発生している問題なのです。
ベランダ排水口が詰まった時の5つの解消法
【STEP1】目皿に溜まった落ち葉やゴミを回収する
ベランダやバルコニーの排水口には、雨風で運ばれた落ち葉や砂ぼこり、さらに洗濯物の糸くずなどが少しずつ集まります。
これらは排水口の最上部にある「目皿(めざら)」に溜まり、最初は水はけに大きな影響を与えません。
しかし放置すると堆積したゴミが雨水をせき止め、ベランダ床面に水たまりが残る状態を招きます。
まずはゴム手袋を装着し、目皿をそっと取り外して、溜まっている落ち葉や泥を手でつかみ、ビニール袋に入れて処分しましょう。
乾燥している日ならホウキで掃き集めるだけでも十分ですが、湿った落ち葉は腐敗しやすいため、取り残しがないよう丁寧に回収することがポイントです。
【STEP2】排水口内部のゴミをトングや長い棒で取り除く
目皿を外しても排水口周りの奥にこびり付いたゴミは意外と残っています。
ここを疎かにすると、次の雨で再び詰まりが発生しやすくなります。
家庭にあるキッチン用トングや、先端を曲げた針金ハンガー、竹の園芸支柱など、細長い道具を利用して、排水口の穴から手が届く範囲のゴミを絡め取ってください。
泥や髪の毛が固くこびり付いている場合は、ぬるま湯を少量かけて柔らかくしてから作業すると取り除きやすくなります。
なお、強く突っつくとパイプが傷付く恐れがあるので、あくまで優しく掻き出すのがコツです。
【STEP3】ワイヤーブラシで細かいゴミを回収する
大きな塊を取り除いた後は、配管の内壁にへばり付いた細かな泥やコケを掃除しましょう。
配管清掃用のワイヤーブラシ(ホームセンターで数百円〜)を排水口に挿し込み、奥まで届かせて回転させながら引き抜くと、目に見えないスライム状の汚れも絡め取れます。
ワイヤーを出し入れする際は、ゆっくり動かして内壁を傷付けないよう注意してください。
もし専用ブラシがなければ、古い自転車ワイヤーや結束バンドを束ねた即席ブラシでもある程度の効果があります。
掃除を終えたら、絡まったゴミを捨ててワイヤーを水洗いし、次回のメンテナンスに備えましょう。
【STEP4】ゴミを回収した後は目皿や排水口を歯ブラシで磨く
見えない汚れをしっかり落とすことで再詰まりを予防できます。
使用済みの歯ブラシに中性洗剤を少量付け、排水口のフチや目皿の網目をこすり洗いします。
泥汚れがひどい場合は、重曹とクエン酸を順に振りかけ、発泡させながらブラッシングすると洗浄力が高まります。
洗った後はバケツ1杯ほどの水を勢いよく流して洗剤成分と浮いたゴミを一気に排出。
最後に目皿を元の位置に戻し、しっかり固定されているか確認して完了です。
これだけで排水性能が新品同様に回復し、雨上がりのベランダに水たまりが残る心配がぐっと減ります。
【STEP5】ラバーカップで排水管の詰まりを解消する
もし掃除後も水が流れにくい場合は、排水管の奥で詰まりが起きている可能性があります。
そこで活躍するのが家庭用の「ラバーカップ(スッポン)」です。
排水口にカップを密着させ、ゆっくり押し込んでから一気に引き上げる動作を数回繰り返すと、管内の空気圧が変わり、詰まりの原因となっている汚れを引き寄せて流してくれます。
作業前に水を5〜10 cmほど溜めておくと、カップとの密着度が上がり効果的です。
ラバーカップがない場合は、排水トラップ用のジェル洗浄剤や高圧洗浄ホースを利用する方法もありますが、強力な薬剤や高圧水は配管を痛めるリスクがあるため、使用前に材質への影響を確認しましょう。
ベランダ排水口の詰まり予防策
詰まりを防ぐには、日々のケアが大切。
こまめに掃除する習慣をつける
排水トラブルを未然に防ぐ一番のコツは、何と言っても“毎週の軽点検”です。
ベランダやバルコニーを掃き掃除するタイミングで、目皿を指で軽く持ち上げて中を確認しましょう。
落ち葉や砂ぼこりが少し溜まっているだけの段階なら、ティッシュでつまんで捨てるだけで済みます。
たった1〜2分の作業でも、雨のたびに流れ込む泥や枯れ葉の堆積を防げるため、排水口が詰まるリスクは劇的に低下します。
定期的に目皿を動かすことで、ネジや網が固着して外れなくなる“メンテナンス不能状態”も避けられるので、一石二鳥です。
屋外用の排水口キャップを被せる
さらに安心感を高めたいなら、ホームセンターで売られているステンレス製や樹脂製の「排水口キャップ」を設置しましょう。
キャップは網目が細かく、落ち葉だけでなく飛来した虫の死骸やペットの抜け毛もブロックしてくれます。
既存の目皿にポンと乗せるタイプなら工具不要で、わずか数百円の投資で効果は絶大。
雨水だけをスムーズに通し、ゴミは上部に留めてくれるため、掃除もキャップを外してゴミを捨てるだけで完了します。
排水能力を保ちながら、詰まりの“種”を根本からシャットアウトできる手軽な防衛策です。
まとめ
ベランダの排水口は、あなたの家を守る大切な存在。定期的に掃除をして、快適な暮らしを続けましょう!
防水工事が必要なのか?まずはご相談ください
戸建て住宅のベランダをはじめアパートやビル、工場などの陸屋根や屋上防水も、しろくまペイントにご相談ください
長野市はじめ、信州新町、中条、小川、白馬村、小谷村、麻績村、坂城町、千曲市、須坂市、飯綱町、信濃町、中野市、山ノ内町、木島平村、飯山市、野沢温泉村の防水トップコートお任せください