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SHIROKUMA COLUMN

2025/11/23
モダンな外壁ツートンで家を格上げする|失敗しない配色とおしゃれに見せるポイント

家の外観を見たとき、「もう少しスタイリッシュにしたい」「落ち着いた雰囲気にしたい」と思ったことはありませんか?
そんな方に人気なのが、モダンなツートン外壁です。
色を2色使いにすることで、シンプルな外観でも奥行きや個性が生まれ、ぐっと洗練された印象に仕上がります。
しかし、どんな色を組み合わせても良いわけではありません。
「ツートン外壁にしたけれど、なんだかバランスが悪い」「モダンにしたつもりが地味に見える」
そんな失敗も少なくありません。
本記事では、モダンな外壁ツートンを成功させるための配色パターンや塗り分け方、注意点を、専門的な視点で分かりやすく解説します。
読むだけで、自分の理想に近い「上品でおしゃれな家づくり」がイメージできるはずです。

モダンな外壁ツートンが人気の理由

近年、住宅デザインのトレンドは「派手さ」よりも「洗練された落ち着き」にあります。
ツートン外壁は、単色よりも変化がありながらも、使い方次第で上質な統一感を演出できるのが魅力です。
たとえば、黒×グレーのようなモノトーンの組み合わせは、無駄を削ぎ落とした都会的な印象に。
一方でベージュ×ブラウンなら、温かみのあるナチュラルモダンに仕上がります。
つまり、ツートンは「色の掛け合わせによって家の個性をデザインできる」という自由度の高さが人気の理由なのです。

人気のモダン配色パターンと特徴

ツートン外壁をモダンに仕上げるためには、まず「ベースとなる色選び」が鍵となります。
ここでは、実際に人気の高い組み合わせとその印象を紹介します。

配色タイプ特徴印象のキーワード
モノトーン系(黒・グレー・白)スタイリッシュで都会的。外構や屋根との調和も取りやすい。クール・シック・洗練
ブラウン×ベージュ系温かみと落ち着きがある。木目調サイディングとの相性抜群。ナチュラル・上品・安心感
ネイビー×白系爽やかさと高級感を両立。海辺の家や現代住宅に人気。清潔感・洗練・爽やか
ブルーグレー×ベージュ系北欧テイストにも合う柔らかいモダンデザイン。柔和・知的・穏やか

モノトーン系(黒・グレー・白)で仕上げる都会的スタイル

黒と白の組み合わせは、まさに“モダンデザイン”の王道。
玄関や窓枠を黒で引き締めることで、直線的でシャープな印象になります。
グレーをベースにすると重すぎず、白を挟むことで抜け感が出て、全体がスマートに見えるのが特徴です。

「シンプル=無機質」にならないよう、外構や玄関ドアで木目調やアイアン素材を取り入れると、温かみが加わり理想的です。

ブラウン・ベージュ系でつくる落ち着いたモダン

ベージュやブラウンは、自然素材と調和しやすい万能カラーです。
ナチュラルモダンを目指すなら、ベースを淡いベージュ、アクセントに濃いブラウンを組み合わせると、上品で穏やかな印象に。
また、グレーを少し混ぜることで「モダン×ナチュラル」の中間デザインに仕上がります。

和モダン住宅にも非常に合うため、地域や周囲の景観に溶け込ませたい方にもおすすめです。

ネイビー系でつくる洗練された大人の外観

ネイビーはここ数年で急速に人気を高めているモダンカラー。
白と組み合わせれば、シンプルながら存在感のある爽やかな印象になります。
木目調サイディングやベージュと合わせると、柔らかく落ち着いた「北欧モダン」テイストにもなります。

特に、日差しの強い地域ではネイビーが光を吸収しすぎず、色褪せもしにくいという実用面のメリットもあります。

モダンな外壁を成功させる配色バランスの法則

外観の印象を決めるのは「色そのもの」よりも「バランス」です。
プロの現場では、「ベースカラー」「アソートカラー」「アクセントカラー」という3要素で全体の配色を設計します。

カラー区分役割推奨比率
ベースカラー外壁全体の基調色。家の印象を決める主役。約60〜70%
アソートカラー変化を加えるサブ色。デザインの方向性を補う。約25〜35%
アクセントカラー少量で個性を出す差し色。玄関や窓枠などに使用。約5%前後

例えば、グレーをベース(70%)、白をアソート(25%)、黒をアクセント(5%)に使えば、どんな住宅でも上品にまとまります。
反対にこのバランスを崩すと、全体が落ち着かず視線が定まらない「落ち着かない家」になってしまうのです。

塗り分け位置で変わる印象の違い

ツートンデザインをより引き立てるのが「塗り分け位置」の工夫です。
単に2色を並べるだけではなく、建物の形状や高さを生かした塗り分け方を選ぶことで、視覚的な美しさが格段に変わります。

上下で塗り分ける(水平分割タイプ)

1階と2階で色を変える王道パターン。
下を濃い色、上を明るい色にすると、建物全体が軽やかに見えます。
逆に、上を濃くすると重厚感が強調され、落ち着いた雰囲気に。

住宅街では下部をグレーやブラウン、上部をホワイト系にするケースが多く、清潔感と安定感のバランスが取れます。

左右で塗り分ける(垂直分割タイプ)

建物の凹凸や柱を生かし、縦に塗り分けると、スッキリとしたスタイリッシュな印象になります。
玄関側だけ色を変えることで、正面デザインにアクセントを与え、存在感を高めることもできます。

凹凸や部分ごとの塗り分け

玄関ポーチ・バルコニー・出窓まわりなど、立体的な部分を別色にすることで、デザイン性がぐっと上がります。
建築の陰影と色のコントラストが調和すると、ワンランク上の「建築美」を感じさせる仕上がりになります。

ツヤ感の違いで印象を変える

モダンな外壁をつくるうえで、見落とされがちなのが「ツヤの有無」です。
同じ色でも、ツヤのある塗料とマットな塗料では印象がまったく異なります。

ツヤの種類特徴向いているデザイン
ツヤあり光沢があり明るく見える。防汚性が高い。清潔感・モダンライト
3分ツヤ〜半ツヤ程よい反射で自然な印象に。バランス重視・落ち着き
ツヤ消し(マット)光を反射せず落ち着いた質感。高級感が出る。モダン・シック・重厚感

黒やグレーを使う場合は、ツヤを抑えたマット仕上げがおすすめです。
光の反射を抑えることで、陰影がより深く見え、モダンな雰囲気が一層引き立ちます。

色選びで失敗しないための実践ステップ

外壁塗装は「色見本を見て決めたのに、完成したら全然違った」という失敗が最も多いです。
以下のステップを踏むことで、完成後の後悔を防げます。

カラーシミュレーションを活用する

最近ではスマートフォンやPCでできるカラーシミュレーションツールが増えています。
家の写真を使って配色を試せるため、完成イメージが具体的に分かります。
ただし、画面上の色は光の環境で変わるため、参考値として使うのがポイントです。

実際のサンプルで確認する

塗料の見本は小さいため、全体に塗ったときの印象と大きく異なることがあります。
可能であればA4サイズ以上のサンプル板で確認し、太陽光や夕方の光でも見比べましょう。
プロに試し塗りを依頼するのも有効です。

まとめ:モダンなツートン外壁で、家の印象はここまで変わる

ツートン外壁は、単なる色分けではなく「家全体のデザイン」を決める重要な要素です。
色の選び方、塗り分けの位置、ツヤの有無、そして配色比率
この4つのバランスが取れたとき、住宅は見違えるほど上質に生まれ変わります。
「モダンな雰囲気にしたいけれど、失敗したくない」
そんな方こそ、プロの施工業者に相談してください。
現場経験の豊富な職人は、日照条件・近隣環境・外構との色調まで踏まえて、最も美しく見える配色を提案できます。

弊社では、長野を中心に住宅や別荘、商業施設など幅広い外壁デザインを手掛けており、地域の景観にも溶け込むモダンな提案を得意としています。
おしゃれで長持ちする家づくりをしたい方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

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