暮らしを楽しむ情報たくさんのしろくまコラム。

tel.0120-460-461

無料外壁・屋根診断

タップをして電話をかける

メニューを開く

SHIROKUMA COLUMN

2026年1月
« 12月  
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 

CATEGORY

コラム

SHIROKUMA COLUMN

2026/01/29
雪で屋根の瓦がずれる原因と修理方法|放置は雨漏りのもと!

冬の朝、屋根の上に積もった雪が太陽の光で少しずつ溶けていく。
その瞬間、ドスン――という鈍い音が響くことがあります。
雪が滑り落ちた衝撃で瓦がずれてしまう、そんなトラブルは決して珍しくありません。
「最近、屋根の瓦が少し浮いて見える」「雪のあと、雨漏りの跡ができた」
このようなサインを見逃してはいけません。雪による瓦のずれは、見た目以上に深刻な被害を招くことがあります。
この記事では、雪が原因で屋根の瓦がずれる理由から、放置したときのリスク、そして修理方法までをわかりやすく解説します。
信州や東北などの積雪地域に住む方にとって、今すぐ知っておきたい内容です。

雪で瓦がずれる主な原因

雪が原因で瓦がずれる理由はいくつかあります。
単に「重いから」ではなく、雪の動き方や凍結・融解の繰り返しなど、自然現象が複雑に関わっています。

雪の重みによる圧力

雪は一見軽そうに見えても、積もると相当な重量になります。
例えば、1平方メートルあたり30cmの積雪がある場合、その重さは約90kgにも達します。
これが屋根全体に乗ると、数トン単位の重圧が瓦にかかる計算になります。
特に古い屋根や漆喰の劣化が進んでいる場合、瓦を固定している力が弱まっており、わずかな圧力でもずれやすくなります。
さらに、屋根勾配が緩い住宅では雪が長時間留まり続けるため、負荷が集中してズレのリスクが高まります。

落雪の衝撃によるズレや割れ

積もった雪が一気に滑り落ちる瞬間、その衝撃は想像以上です。
落雪時には数百キログラムの雪塊が一気に動くこともあり、瓦を押し下げたり、ずらしたりする原因になります。
特に金属屋根や太陽光パネルを設置している場合、表面が滑りやすいため雪が一気に動きやすく、瓦部分への衝撃が増大します。
雪止め金具が設置されていない屋根では、この現象が顕著です。

凍害による瓦のひび割れとずれ

寒冷地では、昼夜の寒暖差によって「凍結と融解」が繰り返されます。
瓦の内部に入り込んだわずかな水分が凍ると体積が膨張し、表面に小さなひびが生まれます。
これを何度も繰り返すうちに、瓦の強度が落ち、やがてズレや割れが発生します。
特に北側や日陰部分は乾きにくく、凍害の影響を受けやすい箇所です。
屋根全体が均一に見えても、実は部分的に傷んでいるケースが多いため、定期的な点検が重要です。

瓦がずれたまま放置すると起こる被害

瓦のズレは一見小さな異常に見えても、放置するほど被害が広がります。
屋根は建物を守る“最前線”です。そこに隙間ができれば、雨水や雪解け水が簡単に侵入してしまいます。

雨漏りの発生

ずれた瓦のすき間から雨水が入り込むと、屋根下地や防水シートに直接ダメージを与えます。
最初は小さなシミ程度でも、放置すると木材が腐食し、断熱材まで濡れてしまうこともあります。
その結果、室内の天井にシミができたり、カビが発生したりと、生活空間にも悪影響が出てしまいます。
特に冬の終わりから春先は、雪解け水が屋根内部に入り込みやすく、雨漏りが急増する時期です。

建物全体の劣化

雨水が屋根裏に侵入すると、湿気がこもり、柱や梁の木材を徐々に弱らせます。
この状態を放置すると、構造体そのものの寿命を縮めてしまう可能性があります。
また、湿気の多い環境はシロアリを呼び込みやすく、見えないところで被害が拡大することもあります。
瓦のズレは、家全体の安全性に関わる「最初のサイン」でもあるのです。

二次被害の危険性

ずれた瓦は強風やさらなる積雪によって、完全に外れて落下することがあります。
人や車に当たれば重大な事故につながりかねません。
また、隣家や通行人への被害を出す恐れもあるため、早急な対応が求められます。

雪でずれた瓦の修理方法と工事内容

瓦のずれを発見した場合、自己判断で屋根に上るのは非常に危険です。
特に冬季は滑りやすく、雪や霜で足を取られる事故が後を絶ちません。
まずは専門の屋根業者に点検を依頼することが大切です。

部分補修:ずれた瓦の復旧・交換

軽度のずれであれば、瓦を元の位置に戻して固定し直すことで解決します。
破損した瓦があれば、同じ形状・色の瓦に交換します。
また、瓦の下にある桟木(さんぎ)や防水シートが劣化している場合は、それらの補修も併せて行うことがあります。
これにより、再発のリスクを減らすことができます。

漆喰(しっくい)の詰め直し補修

棟瓦のズレは、漆喰の劣化が原因であるケースが多いです。
漆喰がひび割れたり、剥がれたりすると棟を固定する力が弱まり、瓦がずれやすくなります。
この場合は、古い漆喰を撤去し、新しいものを詰め直して補強します。
見た目もきれいに仕上がり、雨水の侵入を防ぐ効果も回復します。

棟の積み直し工事

棟部分(屋根の頂上部分)が崩れている場合は、棟瓦を一度すべて取り外し、下地から積み直します。
これは屋根の要となる部分のため、見た目以上に重要な工事です。
金具や鉄筋を使って固定力を高め、耐風・耐震性能を回復させることができます。
特に古い日本瓦屋根では、棟の積み直しで耐久性が大きく向上します。

葺き直し・葺き替え工事

瓦や下地の劣化が進んでいる場合は、部分補修では対応しきれません。
この場合、「葺き直し」または「葺き替え」と呼ばれる大規模な修繕が必要です。
葺き直しは、既存の瓦を再利用しながら下地を新しくする方法。
一方の葺き替えは、新しい瓦や金属屋根材に全面交換する方法です。
どちらを選ぶかは、屋根全体の状態や予算に応じて判断します。
築30年以上経過した屋根では、葺き替えを検討するのが安心です。

修理費用の目安比較表

修理内容費用目安(税別)工事内容
部分補修約1〜3万円/箇所瓦のズレ直し・交換
漆喰補修約5〜15万円棟部分の漆喰詰め直し
棟の積み直し約20〜40万円棟瓦の解体・再構築
葺き直し約50〜100万円瓦再利用+下地補修
葺き替え約100〜200万円新しい屋根材へ全面交換

※費用は屋根の形状や面積、立地条件により変動します。

雪による瓦ずれを防ぐための予防策

被害を未然に防ぐには、定期点検と予防対策が欠かせません。
特に雪国では、毎年の積雪や凍結を想定したメンテナンスを行うことで、長期的な安心を得られます。

  • 雪止め金具の設置:落雪の衝撃を軽減し、瓦への負荷を抑える。
  • 屋根の定期点検:秋と春の年2回が理想。漆喰や棟部分を重点的に確認。
  • 防水シートの劣化チェック:屋根塗装や葺き替えの際に、内部防水も確認。

こうした小さな積み重ねが、将来の高額修繕を防ぐ一番の近道です。

まとめ:雪害から家を守るには“早めの点検”がすべて

雪が降る地域では、屋根の瓦ずれは避けられない自然現象の一つです。
しかし、放置すれば確実に被害は拡大し、修理費用も何倍にも膨らみます。
「雪が多い年だった」「落雪の音が気になった」
そんなときこそ、早めの点検が家を守る第一歩です。
弊社では、屋根点検から補修、雪止め設置まで一貫対応し、地域の気候に合わせた最適な施工を行っています。
安心して冬を越すために、今のうちに屋根をチェックしてみませんか?
“たった一枚の瓦のずれ”が、大切な住まいの寿命を左右することもあるのです。

 

banner

ページの先頭へ戻る

0120-460-461

無料外壁 屋根診断