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SHIROKUMA COLUMN

2026/01/27
冬に外壁サイディングが割れた原因とは?症状・修理・予防まで徹底解説

冬が近づくと、外壁に小さなひびや剥がれが現れ、「もしかして凍害かも?」と心配になる方が増えてきます。
特に寒冷地にお住まいの方からは、「毎年冬になると外壁が傷む」「サイディングの一部が浮いてきた」「塗装が剥がれて粉が出る」といった相談を多く受けます。
実はそれ、外壁サイディングの凍害(とうがい)が進行しているサインかもしれません。
凍害は、見た目の劣化にとどまらず、外壁材そのものを内部から破壊し、建物の寿命を縮める恐ろしい現象です。
この記事では、凍害の原因や症状、修理・補修方法、そして再発を防ぐための予防策までを、現場の専門視点からわかりやすく解説します。

外壁サイディングの凍害とは

外壁サイディングの凍害とは、外壁材の内部に侵入した水分が凍結と融解を繰り返すことで、外壁が膨張・収縮し、最終的に破損する現象を指します。
特に水を吸いやすい窯業系サイディングで発生しやすく、寒冷地では最も注意が必要です。
外壁材に浸入した水分が0℃以下で凍ると、氷が約9%膨張します。
この力が内部から外壁を押し広げ、表面の塗膜が割れたり、サイディングが剥離したりします。
それを何度も繰り返すうちに、外壁内部は少しずつボロボロに…気づいたときには、下地や断熱層にまでダメージが及んでいるというケースも珍しくありません。

凍害が起こる主な原因

外壁サイディングの凍害は、単なる「寒さ」だけが原因ではありません。
実際には、防水性の低下や施工不良、経年劣化など、複数の要因が重なって発生します。

外壁塗装の劣化による防水性の低下

外壁サイディングを守る塗膜は、日々の紫外線や雨風によって徐々に劣化していきます。
塗膜が剥がれたり、チョーキング(白い粉状)現象が起きたりすると、防水機能が低下し、水分がサイディングの内部に浸入します。
これが凍結と融解を繰り返すことで、内部からひび割れが広がっていくのです。

シーリング材(コーキング)の劣化

サイディングの目地に使われるシーリング材は、建物の動きに合わせて伸縮し、防水と緩衝の役割を果たします。
しかし、経年劣化で硬化・ひび割れを起こすと、その隙間から雨水が侵入。内部に滞留した水が凍結し、サイディングの裏側から破壊を進めていきます

施工不良や結露対策の不備

直貼り工法で施工された古い住宅では、外壁の裏に空気の通り道(通気層)がなく、内部結露が発生しやすい構造になっています。
この湿気が逃げ場を失い、凍結して凍害を引き起こすケースも多く見られます。
また、下地材の施工精度が低い場合も、水の滞留や膨張の原因となります。

建物の立地条件や方角

北側の外壁や建物の角など、日当たりが悪く乾きにくい場所は、凍害のリスクが特に高いです。
融けきらない水分が夜間に凍ることで、外壁表面が膨張と収縮を繰り返し、徐々に劣化を進めていきます。

凍害の主な症状と見分け方

外壁サイディングの凍害は、初期のうちは見た目では気づきにくいものの、進行するにつれて明らかな変化が現れます。

症状状態の説明放置リスク
ひび割れ・塗装の剥がれ表面に細かな割れや塗膜の浮きが見られる。そこから水が浸入し、凍害が悪化。
浮き・反りサイディングが膨らんで浮いたり反ったりする。内部の膨張が進行、張り替えが必要に。
ポップアウト現象表面のモルタルが皿状に剥がれ落ちる。下地の露出・腐食リスク。
欠け・爆裂外壁材が割れ、破片が剥離して落下。雨漏りや安全面で重大な問題に。

初期症状では「見た目だけの問題」と思われがちですが、放置すると建物全体の防水性能が失われ、内部構造の腐食へと発展します。

凍害を放置するとどうなるか

凍害をそのままにしておくと、外壁材の劣化は急速に進行します。
特に怖いのは、外壁の内部で見えない場所にまでダメージが広がることです。

まず、ひび割れ部分から侵入した水が下地に達し、断熱材の劣化・構造材の腐食・雨漏りを引き起こします。
さらに、内部の水分が凍って膨張すると、外壁の一部が「バンッ」と音を立てて爆裂することもあります。
外壁の剥落事故は決して珍しくなく、安全面からも早急な対応が求められます。

凍害の補修方法

凍害が発生したサイディングは、状態によって補修内容が異なります。
軽度のものであれば部分補修で済みますが、重度の場合は張り替えが必要になります。

軽微な凍害(ひび割れ・塗膜剥がれ)

・劣化部分を削り、セメント系補修材で埋める
・表面を整えて再塗装する

この場合、費用は比較的抑えられますが、根本的に水の侵入を防ぐためには下地処理が重要です。
単に上から塗装をしても、内部の水分が残っていれば再び凍害が起こります。

重度の凍害(爆裂・欠損・浮き)

・サイディングを部分的に撤去し、新しいボードに交換する
・下地が傷んでいる場合は、下地材も一緒に補修する

ただし、補修箇所だけ見た目が異なることがあるため、外観の統一性を重視するなら全面張り替えを検討しましょう。
重度の場合、凍害部分を残したままでは再発リスクが高くなります。

凍害の予防と再発防止策

凍害は「寒い地域だから仕方がない」というものではありません。
適切なメンテナンスと設計で、被害を最小限に抑えることができます。

定期的な外壁塗装で防水性を維持する

塗装は外壁を守る“防水の膜”です。
10年ごとを目安に塗り替えを行うことで、サイディング内部への水の侵入を防げます。
特にフッ素塗料や無機塗料のような高耐久塗料を選べば、耐候性・防水性が長持ちします。

シーリング材の打ち替えで隙間を防ぐ

シーリングの寿命は7〜10年程度。
小さなひび割れでも水分が入り込むため、外壁塗装と同時に打ち替えまたは打ち増しを行うことが理想です。
この作業を怠ると、凍害は必ず再発します。

通気工法へのリフォームで湿気を逃がす

古い家の多くは、外壁が“直貼り”で施工されており、湿気が外に抜けません。
凍害を繰り返している住宅では、外壁の裏に空気層を設ける通気工法へのリフォームが効果的です。
湿気を逃し、外壁の乾燥を促すことで、凍結による膨張破壊を防ぎます。

凍害に強い外壁材を選ぶ

外壁材の種類凍害への耐性特徴
窯業系サイディング弱い水を吸いやすく、寒冷地では劣化しやすい。
金属サイディング強い水を吸わず、寒冷地でも安定。軽量で断熱性も高い。
樹脂サイディング強い柔軟性があり、凍結による破損が起きにくい。

寒冷地では、吸水性の低い金属サイディングが最も凍害に強く、メンテナンスコストも抑えられます。

排水環境を整えて水の侵入を防ぐ

雨樋の詰まりや排水不良も凍害を助長します。
外壁を伝って雨が流れると、細かい隙間から水分が染み込みやすくなるため、排水ルートを定期的に点検・清掃しましょう。
特に冬前の落ち葉掃除は、寒冷地では凍害対策の第一歩です。

凍害サインを見逃さないために

外壁を手で触って白い粉が付く、サイディングの表面が浮いている、雨上がりに壁の一部が湿っている──
こうした小さな変化が見えたら、凍害の始まりかもしれません。

見た目が軽くても、内部では進行している可能性が高いため、早めに専門業者へ相談することが大切です。
弊社では、外壁の含水率測定や目地チェックなど、専門機器を用いた調査を行い、最適な補修プランをご提案しています。

まとめ

外壁サイディングの凍害は、寒冷地に暮らす家にとって避けて通れない課題です。
しかし、正しい知識と定期的なメンテナンスがあれば、建物を長く美しく保つことは十分可能です。

「まだ大丈夫」と放置してしまうと、春になってから一気に劣化が進み、修理費が何倍にもなることもあります。
だからこそ、今のうちに点検と対策を行うことが、結果的に家を守り、コストを抑える最善の方法なのです。

弊社では、凍害対策に強い職人が、外壁の状態を的確に診断し、塗装・補修・張り替えまでトータルで対応しています。
寒冷地で長年培った経験をもとに、「冬でも安心して暮らせる家」を一緒に取り戻しましょう。

 

 

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