しろくまコラム SHIROKUMA COLUMN
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コラム
雪止めアングルの価格と費用相場を徹底解説|屋根の種類別・施工方法別の違いと注意点
冬が訪れるたびに、屋根から落ちる雪にヒヤッとした経験はありませんか?
車や植木を守るため、また歩行者への落雪事故を防ぐために「雪止めアングル」は欠かせない設備です。
しかし、いざ設置を検討すると「価格の目安が分からない」「業者に頼むとどれくらい費用がかかるのか」「自分でできるのか?」と悩む方が多いのも事実です。
この記事では、雪止めアングルの価格相場、材料費・施工費の違い、屋根の種類ごとの費用差、DIYと業者依頼の比較まで、実際の現場目線で分かりやすく解説します。
価格の根拠を明確にしながら、後悔しない設置判断ができるようにまとめました。
目次
雪止めアングルの基本と価格目安
雪止めアングルとは、屋根の端に取り付けて雪の滑り落ちを防止する金属製の棒状部材です。特に折板屋根や金属屋根で多く採用されています。
価格は「材料費」と「施工費」に分かれ、どちらも屋根の形状や地域の積雪量によって大きく変わります。
ハピすむリフォームなどの情報によると、雪止めアングルの材料費は1mあたり約8,000円〜が目安です。
ただし、これはあくまでアングル本体のみの価格で、固定金具や施工費を含めると総額は大きく変わります。
材料費の内訳
雪止めアングルの材料費は、「アングル本体」と「取り付け金具」で構成されます。
それぞれの単価を把握することで、見積もりの妥当性を判断しやすくなります。
| 項目 | 製品例 | 参考価格(税込) | 用途・特徴 |
|---|---|---|---|
| アングル本体 | 一般的な鉄製アングル(1mあたり) | 約8,000円〜 | 雪をせき止める主部材。屋根の幅に合わせて施工。 |
| サカタ製作所 雪止金具 アングル止め 重ね式折板用 | 約1,099円/本 | 重ね式折板屋根専用。金属屋根への固定に使用。 | |
| スワロー工業 三角アングル止 1×7 L450 ドブメッキ | 約352円/本 | 錆びにくい亜鉛メッキ仕上げ。中規模屋根に適用。 | |
| スワロー工業 雪止金具 真木用 アングル用(40・50mm兼用) | 約400円前後 | 後付け施工に便利。多様なアングルに対応。 |
アングル本体は長尺金属材のため、設置範囲が広くなるほど材料費は増加します。
また、金具の種類や数量は屋根形状によって異なるため、実際の見積もりでは「金具〇個 × 単価」で算出されます。
施工費用の目安
材料費だけでなく、設置工事の費用も大きな要素です。
高所作業・安全確保・金具の溶接やボルト固定など、専門的な工程が多いため、職人の技術料が加算されます。
瓦屋根ドットコムによると、屋根面積100㎡の一戸建てで全面設置する場合、35万円〜50万円程度が一般的な価格帯です。
また、部分的にL型アングルを設置する場合、コノイロナビによると8万円〜12万円前後で施工可能とされています。
| 施工タイプ | 内容 | 費用相場(目安) |
|---|---|---|
| 全面施工(屋根100㎡) | 屋根全体にアングルを取り付け | 約35〜50万円 |
| 部分設置(玄関・カーポート上など) | 部分的な雪止め設置 | 約8〜12万円 |
| 既存屋根への後付け | 既設屋根に金具で固定 | 約10〜20万円 |
施工費は、屋根の勾配や形状、足場の有無によっても変動します。
特に勾配が急な屋根では、安全確保のため足場設置が必須となり、費用が数万円単位で上乗せされることもあります。
価格を左右する4つの要因
雪止めアングルの価格は、同じ建坪でも条件次第で倍近く異なる場合があります。
その差を生む主な要因を理解しておきましょう。
1. 屋根の面積
屋根の面積が広いほど、必要なアングルと金具の数量が増えるため、費用も上がります。
一般住宅であれば約80〜120㎡が平均ですが、屋根全体に施工する場合は比例してコストが増加します。
2. 屋根の勾配(角度)
勾配が急なほど作業性が悪く、足場が必要になります。
特に折板屋根や金属屋根は滑りやすく、作業員の安全確保のための費用が加算される傾向があります。
3. 屋根材の種類
瓦・スレート・折板など屋根材によって、対応する金具や施工方法が異なります。
瓦屋根は一枚ずつ外して固定するため手間がかかり、金属屋根は専用金具を使うため、屋根材ごとの施工単価差が発生します。
4. 積雪量と地域特性
長野・新潟・北海道のような豪雪地帯では、雪荷重に耐えるためにアングルの厚みや固定間隔を強化する必要があります。
結果として材料費も施工費も増加しますが、安全性を考えれば不可欠な投資です。
DIYでの設置と専門業者への依頼の違い
雪止めアングルは、ホームセンターや通販で購入してDIYすることも可能です。
ただし、作業の危険性と仕上がりの信頼性を考えると、業者依頼の方が安心・安全です。
| 比較項目 | DIY設置 | 専門業者施工 |
|---|---|---|
| 費用 | 材料費のみ(数万円程度) | 材料費+施工費(10万円〜) |
| 必要な道具 | コーキング材、金具、インパクトドライバー等 | プロ専用工具・安全器具 |
| 安全面 | 高所作業で転落の危険あり | 足場設置・保険完備で安全性高い |
| 仕上がり | 隙間や歪みが出る可能性 | 均一で確実な仕上がり |
| 保証 | 自己責任 | 施工保証あり(1〜10年など) |
DIYは費用を抑えられる一方、屋根の角度や雪荷重を考慮した設計を誤ると、落雪事故や雨漏りを招くリスクがあります。
特に勾配屋根や3階建て以上の高所では、命に関わる危険が伴うため、業者依頼を強くおすすめします。
雪止めアングルを設置するメリット
・落雪事故を防ぎ、家族や通行人の安全を守る
・カーポートやエアコン室外機を雪から保護できる
・屋根や雨樋の破損を防ぐことで、長期的な修繕費削減につながる
・冬場の安心感が高まり、住まいの価値を維持できる
このように、雪止めアングルは「保険」に近い設備といえます。
設置費用以上の安心を得られるため、特に寒冷地域の住宅では欠かせません。
まとめ:費用を理解して最適な雪止め対策を
雪止めアングルの価格は、材料費1mあたり約8,000円〜、施工を含めると10万円以上が一般的な目安です。
屋根の種類・勾配・地域の積雪量によっても変動するため、正確な見積もりを取ることが大切です。
DIYで安く済ませることも可能ですが、屋根上の作業は想像以上に危険であり、施工ミスは雨漏りや落雪被害を招くおそれがあります。
確実で安全な仕上がりを求めるなら、信頼できる業者に依頼するのが最善の選択です。
弊社では、長野県を中心に豪雪地帯に対応した雪止めアングルの設置・補強工事を行っています。
屋根材の種類や建物の形状に合わせた最適なプランをご提案し、安全性とコストのバランスを重視した施工をお約束します。
冬の安心を守るために、今のうちに屋根の雪対策を見直してみませんか?



















