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2025/11/30
スーパーガルテクトに雪止めは後付けできる?メーカーが明言する理由と安全な対策法

「スーパーガルテクトの屋根に雪止めを付けたいけれど、後付けってできるの?」
毎年の積雪で、玄関前に雪が落ちて危険だったり、隣家のカーポートに雪が滑り落ちて気まずい思いをしたり…。
そんな悩みを抱え、「今からでも雪止めを取り付けられないか」と考える方は多いです。
しかし結論から言うと、アイジー工業の金属屋根『スーパーガルテクト』は基本的に雪止めの後付けができません。
なぜなら、メーカー自体が「雪止めは先付け専用」と明記しているからです。
この記事では、後付けができない理由、リスクを避けるための現実的な対処法、そして専門業者に相談すべきポイントまでを、わかりやすく丁寧に解説します。
実際に屋根の施工現場で何度も雪止め工事を見てきた立場から、「どこに注意すれば安心なのか」を具体的にお伝えします。

スーパーガルテクトとは?人気の理由と構造を理解しよう

まず前提として、スーパーガルテクトはアイジー工業が製造する高性能な金属屋根材です。
ガルバリウム鋼板に断熱材が一体化されており、軽量・高耐久・高断熱を兼ね備えた屋根として人気があります。
特に寒冷地では「夏は涼しく、冬は暖かい」と評判が高く、住宅リフォームや新築でも採用が増えています。
スーパーガルテクトは「ハゼ」と呼ばれる部分で金属板同士をかみ合わせる構造になっており、ビスや釘を表面に出さない施工方法です。
この“ハゼ構造”が雨水の侵入を防ぐ高い防水性を実現しています。
しかし一方で、この構造こそが「後付け雪止めができない」最大の理由でもあるのです。

なぜスーパーガルテクトは雪止めを後付けできないのか?

アイジー工業が発行している施工説明書には、はっきりとこう記載されています。
「スーパーガルテクト用雪止めは先付けです。後付けはできません。」
これは単なる注意書きではなく、構造上・安全上の理由に基づいた明確な規定です。
その背景を理解することで、なぜ後付けが推奨されないのかが見えてきます。

防水性を損なうリスク

スーパーガルテクトは、屋根材を重ねて“ハゼ”という部分で噛み合わせることで防水性を確保しています。
このため、後付けで雪止め金具を取り付けようとすると、どうしても屋根材に穴を開けたり、ハゼ部分を変形させたりする必要があります。
この加工が防水ラインを壊し、雨水の侵入を招いてしまうのです。
例えば、後付けでビスを打ち込んだ箇所から雨水がじわじわ浸入し、断熱材や野地板が腐食してしまうケースもあります。
こうなると、数年後には屋根全体の張り替えが必要になることもあるため、メーカーは“絶対に後付け禁止”としているのです。

メーカー保証の対象外になる

もう一つの理由は「保証の問題」です。
アイジー工業の屋根材は、指定の施工方法に従って工事された場合のみ、長期保証が適用されます。
後付けで雪止め金具を設置した場合、屋根材に加工を加えることになるため、メーカー保証が無効になる可能性が高いのです。
つまり、後から「雨漏りした」「屋根が凍害で剥がれた」といったトラブルが発生しても、保証が受けられないリスクを背負うことになります。

屋根材や金具の強度が確保できない

雪止めは、屋根の上に数百キロ単位の荷重を支える重要な部材です。
後付けで無理に取り付けた場合、屋根材がその重みに耐えられず、変形や破損を起こす危険があります。
特にスーパーガルテクトは断熱材一体型のため、釘やビスの固定力が十分に得られないケースもあります。
メーカーが禁止するのは「安全を守るため」でもあるのです。

それでも雪止めを後付けしたい場合の現実的な選択肢

とはいえ、実際に「落雪で困っている」「後からでもなんとかしたい」という人も少なくありません。
そうした場合に考えられる“現実的な対策”を紹介します。

1. 無穴タイプ(接着式)の雪止め金具

屋根に穴を開けず、強力な接着剤で固定するタイプの雪止めです。
専用の工業用接着剤を使用することで、ある程度の積雪にも耐える構造を実現できます。
ただし、完全な機械的固定ではないため、豪雪地帯には不向きです。
また、屋根の温度変化による膨張・収縮の影響を受けやすく、経年で剥がれるリスクもあります。
一時的な対策や、雪の少ない地域での補助的な手段として検討するのが現実的です。

2. つかみタイプの後付け金具

ハゼ部分に金具を挟み込んで固定する「つかみタイプ」も後付けの有力候補です。
この方法は屋根に穴を開けないため、防水性能を保ちやすいという利点があります。
ただし、スーパーガルテクトのハゼ形状に合う金具が少ないため、汎用品では対応できない場合があります。

そのため、対応可能な製品を扱う専門業者に相談することが不可欠です。
一部のメーカー(例:セキノ興産・スワロー工業など)では、立平葺き対応のつかみ金具を販売しており、形状が適合すれば設置できる可能性もあります。

3. 雪止めアングルの設置

屋根の下地部分に金具を設置し、アングルバーを通して雪を面で受け止める方法です。
金具を点で支えるタイプに比べて安定感があり、雪の滑落をしっかり抑えます。
ただし、この工法は既存の屋根材を一部めくる必要があり、専門的な施工技術が求められます。
防水処理も必須となるため、信頼できる業者の判断が欠かせません。

後付けを検討する際の重要な注意点

DIYは絶対にNG

屋根上の作業は、わずかな勾配でも非常に危険です。
しかもスーパーガルテクトは金属素材で滑りやすく、冬季の作業は命に関わる事故につながります。
また、防水ラインの知識がないまま金具を取り付けると、雨漏りや腐食を引き起こすリスクもあります。
安全面・品質面の両方から見て、DIYでの後付けは絶対に避けるべきです。

専門業者に必ず相談を

屋根の状態や勾配、積雪量に応じて最適な方法は異なります。
例えば、長野県や新潟県のような多雪地域では、雪止め金具の強度計算や設置間隔も重要な要素になります。
そのため、必ずスーパーガルテクトや金属屋根の施工経験がある業者に相談することが重要です。
施工実績のある業者であれば、屋根形状に合わせて最適な方法を提案し、保証範囲やメンテナンスについても説明してくれます。

費用相場と施工期間の目安

後付け雪止めの費用は、工法や屋根の状態によって大きく異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。

工法費用相場(1棟あたり)特徴
接着式(簡易タイプ)約5万〜10万円積雪が少ない地域向け、一時的な補助策
つかみ金具タイプ約10万〜20万円穴を開けない工法、防水性を保持
アングル設置タイプ約15万〜30万円強度が高く、広範囲に効果あり

工期は、屋根の規模にもよりますが1日〜2日程度が目安です。
ただし足場が必要な場合や屋根勾配が強い場合は、追加費用が発生することもあります。

後悔しないために知っておきたい実例

実際に、スーパーガルテクトの屋根で後付けを試みて失敗した事例もあります。
たとえば、DIYで市販の雪止めを取り付けた結果、数年後に金具が外れ、滑り落ちた雪と一緒に雨樋を破壊したケース。
また、無理にビス止めしたことで、雨水が浸入し屋根裏にシミができてしまったという報告もあります。
こうしたトラブルは一見小さく見えても、数十万円規模の修繕費につながることがあります。
「安く済ませよう」と思って自己施工するより、初めから専門業者に相談する方が、結果的には費用を抑えられるケースが多いのです。

まとめ:後付けよりも「正しい相談」が何よりの雪対策

スーパーガルテクトは優れた屋根材ですが、その性能を最大限に活かすためには、メーカーの施工ルールを守ることが何より大切です。
後付けでの雪止めは基本的に推奨されず、施工方法を誤ると雨漏りや保証喪失のリスクが生じます。
しかし、地域や状況によっては、ハゼ掴み式などの後付け対策が可能なケースもあります。
その判断には、屋根構造を熟知した専門業者の目が欠かせません。
「落雪を防ぎたい」「安全な屋根にしたい」と思ったら、まずは現地調査を依頼し、最適な方法を提案してもらいましょう。
弊社では、スーパーガルテクトを含む金属屋根の施工実績を多数持ち、積雪地の実情を踏まえた雪止め対策をご提案しています。
安全で快適な冬を過ごすために――今からできる最善の一歩を、私たちと一緒に踏み出しましょう。

 

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