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SHIROKUMA COLUMN

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2025/12/12
ウッドフェンス塗り替えで庭の印象が変わる!DIYと業者依頼の違い・塗料選び・費用を徹底解説

風や雨、強い日差しにさらされ続けるウッドフェンス。
最初は美しくても、時間が経つと色あせや黒ずみが目立ち、「せっかくの木の風合いが台無し…」「見た目が古くて庭全体がくすんで見える」
と感じている方も多いのではないでしょうか。
しかし、これは木が悪いのではなく、塗装が疲れているサインです。
ウッドフェンスは“塗装で守る”もの。
定期的に塗り替えることで、腐食やカビ、シロアリ被害を防ぎ、木の寿命を大きく延ばすことができます。

この記事では、「ウッドフェンス 塗り替え」をテーマに、DIYで行う場合の手順、プロに依頼した場合の費用や仕上がりの違い、
おすすめの塗料選びまで、わかりやすく詳しく解説します。

ウッドフェンスの塗り替えが必要な理由

ウッドフェンスは、金属や樹脂と違って“呼吸する素材”です。
そのため、湿気を吸ったり放出したりを繰り返すうちに、表面の塗膜が次第に劣化していきます。

塗装が劣化すると、木材が直接紫外線や雨にさらされ、内部まで水分が染み込みやすくなります。
その結果、

  • 表面の色あせ
  • カビや藻の発生
  • ひび割れや反り
  • 腐食による崩壊
    といった症状が進行していくのです。

一度腐食してしまうと、塗り替えではなく“交換”が必要になる場合もあります。
それを防ぐためにも、定期的な塗り替えは「予防のメンテナンス」として非常に重要です。

塗り替えの目安時期と劣化のサイン

ウッドフェンスの塗り替え時期は、使用している塗料や設置環境によって異なりますが、一般的には1〜3年ごとが目安です。
木材は生きている素材のため、湿度の高い地域や日当たりの強い場所では劣化が早まります。
以下のようなサインが見られたら、早めの塗り替えを検討しましょう。

  • 色が薄くなってきた、またはツヤがなくなった
  • 雨のあとに水がしみ込んでいる
  • カビ・黒ずみ・汚れが落ちにくくなった
  • 塗膜が剥がれ、木の地肌が見える

これらを放置すると、木が内部から弱っていき、最終的には支柱が折れるなどの危険もあります。
塗り替えは「見た目の問題」ではなく、「構造を守るメンテナンス」でもあるのです。

DIYで行うウッドフェンス塗り替え手順

「自分でやってみたい」という方も増えています。
実際に、ウッドフェンスの塗り替えは正しい手順を踏めばDIYでも十分可能です。
ただし、手を抜けないのが下地処理です。
ここをしっかり行うかどうかで、仕上がりと耐久性が大きく変わります。

高圧洗浄で汚れを徹底除去

まずは、フェンス表面の汚れ・カビ・コケをしっかり落とします。
高圧洗浄機があればベストですが、なければデッキブラシと中性洗剤でこすり洗いをしても大丈夫です。

木の表面に汚れやカビが残っていると、塗料が密着せず、「数か月で剥がれた…」という失敗につながります。
洗浄後は1日以上かけてしっかり乾燥させましょう。

ケレンがけ(研磨)で表面を整える

次に、サンドペーパー(240番程度)を使って木目に沿って表面を磨きます。
古い塗膜が浮いている部分は、スクレーパーで丁寧に削り落とします。
この工程を怠ると、新しい塗料がうまく密着しません。
“滑らかに整えることで、塗装の持ちが変わる”といっても過言ではありません。
また、木のささくれも取れるため、見た目も触り心地も格段に良くなります。

塗装(2~3回塗りで仕上げる)

塗料をよくかき混ぜ、刷毛やローラーで木目に沿って薄く均一に塗ります。
厚く塗ると乾燥ムラや垂れが出やすくなるため、「薄く2〜3回に分けて塗る」のがコツです。

1回目の塗装が乾いたら(3〜6時間ほど)、2回目を重ねます。
木材の吸い込み具合を見て、必要に応じて3回目を塗ることで、発色と耐久性がより高まります。
最後に乾燥をしっかり待ち、塗料が完全に硬化したら完成です。

木目を生かす塗料と塗りつぶす塗料の違い

ウッドフェンスの塗料には、大きく分けて「木目を生かすタイプ」と「塗りつぶすタイプ」があります。
見た目の印象もメンテナンスの手間も変わるため、目的に合わせて選びましょう。

種類特徴メリットデメリット
木目を生かすタイプ(浸透型)木の内部に浸透し、自然な風合いに仕上がる木が呼吸でき、重ね塗りが簡単耐久年数がやや短い(約2〜3年)
木目を塗りつぶすタイプ(造膜型)表面に膜を作り、しっかりとした発色になる耐久性が高く、色落ちしにくい塗膜が剥がれた際の再塗装に手間がかかる

おすすめのウッドフェンス用塗料

木材保護塗料は種類が多く、迷ってしまう方も多いでしょう。
以下の製品は、実際にプロも使用している高品質な塗料で、防腐・防虫効果と耐久性に優れています。

製品名製造メーカー特徴
キシラデコール大阪ガスケミカルプロ定番。防腐・防虫・防カビ性能が高く、着色力も抜群。
ガードラック和信化学工業浸透力が高く、木の内部から保護。塗りやすくDIYにも最適。
オスモカラーオスモ&エーデル植物油ベースの自然塗料。木の呼吸を妨げず、環境にも優しい。
オリンピック・マキシマムPPG社世界的ブランド。半透明・不透明タイプがあり、発色が鮮やか。

ナチュラルな仕上がりを好むなら「キシラデコール」や「オスモカラー」。
カラーでデザイン性を出したいなら「オリンピック・マキシマム」がおすすめです。

業者に依頼する場合のメリット

DIYでは難しい大規模なフェンスや、劣化が激しい場合は、業者依頼が確実です。
プロの塗装は見た目の美しさだけでなく、塗膜の耐久性・下地処理の精度がまるで違います。

例えば、プロは湿度や気温に合わせて塗料の粘度や乾燥時間を調整します。
また、木の状態を見極め、必要に応じて防腐処理や研磨仕上げを行うため、結果的に塗り直しの周期が長くなり、トータルコストが抑えられることも少なくありません。

費用相場と見積もりのポイント

ウッドフェンスの塗装費用は、1㎡あたり約7,000〜13,000円が目安です。

フェンスの状態費用目安内容
軽度の色あせのみ約7,000円〜洗浄+2回塗り
劣化・カビあり約10,000円〜研磨+補修+2回塗り
腐食・剥がれあり約13,000円〜下地再生+3回塗り+防腐処理

見積もりを取る際は、塗料代・洗浄費・補修費が明記されているかを必ず確認しましょう。
価格だけで決めるのではなく、「木部塗装の実績」と「施工後保証の有無」も要チェックです。

業者選びで失敗しないためのコツ

ウッドフェンスの塗装を成功させるには、業者選びが最も重要です。

  1. 外構・木部塗装の専門業者に依頼する
    木材の特性を理解した職人がいる会社を選ぶことがポイントです。
  2. 施工実績の確認
    実際の施工事例を見せてもらい、色ムラや仕上がりをチェックします。
  3. 見積もりの内訳が明確か
    “塗料代込み”と書かれていても、品質の低い塗料を使われるケースもあるため要注意です。
  4. 保証とアフター対応
    施工後に剥がれや色ムラが発生した際、無料で対応してくれるか確認しましょう。

まとめ:ウッドフェンスの塗り替えは“守るための美しさ”

ウッドフェンスの塗り替えは、見た目を整えるだけでなく、木材そのものを長く守るための大切なメンテナンスです。
DIYで手をかければ愛着がわき、庭の雰囲気もぐっと変わります。
一方で、確実に長持ちさせたい場合や、広範囲の施工には専門業者が安心です。

「そろそろフェンスが古くなってきたな…」と感じたら、それは塗り替えのベストタイミングかもしれません。
丁寧な塗装で木を守ることは、住まい全体の価値を守ることにもつながります。
あなたの家のフェンスも、もう一度美しく蘇らせてみませんか。

 

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