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SHIROKUMA COLUMN

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2025/11/07
飯山市で多発する雪による雨漏り|豪雪地帯ならではの原因と正しい修理対策

冬になると、一面の銀世界に包まれる飯山市。
その美しさの裏で、多くの家庭が頭を悩ませているのが「雪による雨漏り」です。

「天井にシミができた」「屋根裏からポタポタ音がする」「ベランダの下が濡れている」
こうした症状は、単なる雨漏りではなく、積雪や氷の影響による“雪害雨漏り”かもしれません。

豪雪地帯に暮らす住まいは、雪の重み、融雪の水分、凍結と解凍の繰り返しなど、想像以上の負担を受けています。
放置すれば、屋根材の劣化や木部の腐食、さらには断熱性能の低下にもつながるため、早期の点検と修理が不可欠です。

この記事では、飯山市で起きやすい雪による雨漏りの原因と、効果的な修理・予防方法をわかりやすく解説します。

飯山市が雨漏りのリスクが高い理由

飯山市は日本でも有数の「特別豪雪地帯」に指定されています。
この地域では、冬季の積雪量が1mを超えることも珍しくなく、屋根や外壁、排水設備への負荷が非常に大きくなります。

豪雪地帯特有の「屋根への重圧」と「凍結・融解サイクル」

積雪が続くと、屋根には数百キログラムもの重さがかかります。その重みで屋根材や下地がわずかにたわみ、目に見えない隙間が生じます。
さらに、昼夜の気温差によって雪が溶けたり凍ったりを繰り返す「凍結・融解サイクル」が発生。
これが屋根材のズレや割れを引き起こし、そこから雨水や融雪水が侵入してしまうのです。

飯山市では特に、急勾配ではない「緩勾配屋根」や「無落雪屋根」の住宅でこうしたトラブルが多く見られます。
雪が長期間残ることで、屋根の保水状態が続き、結果的に雨漏りを助長します。

雪による雨漏りの主な原因

屋根への積雪が構造を圧迫する

大量の雪が屋根に積もると、その重さで瓦やスレートが少しずつズレたり、金属屋根が変形することがあります。
わずかなズレでも、そこに融けた雪水が入り込むと、下地材を濡らしてしまいます。
さらに、積雪が多い年は、雪下ろしの際にスコップなどで屋根を傷つけてしまい、それが雨漏りの原因になることもあります。

屋根材の劣化とズレ

長年雪を受け続けた屋根は、凍結による膨張・収縮で劣化が進行します。
瓦のズレ、スレートのひび割れ、金属屋根のジョイント部の緩みなど、どれも放置すれば水の通り道となります。
飯山市では、特に築15年以上の住宅で屋根材の劣化による雨漏りが多発しています。

雪や氷による排水の詰まり

軒樋(のきどい)や屋根の排水口が雪や氷で詰まると、融けた雪水が排水できずに逆流して屋根裏へ侵入するケースがあります。
これを「氷ダム(アイスダム)」と呼び、豪雪地帯では非常に一般的なトラブルです。
氷ダムは、屋根の一部だけが暖かくなることで発生するため、断熱と通気のバランスが取れていない住宅で起こりやすいのが特徴です。

窓枠やベランダからの浸水

雪や氷が屋根だけでなく、ベランダや窓のサッシにも積もると、隙間から水が入り込むことがあります。
特に2階のベランダに積もった雪が解けて溜まると、防水シートの劣化部分から浸水し、1階の天井に雨染みが出ることも。
これは屋根以外が原因の“見落とされやすい雨漏り”です。

飯山市での雨漏り修理方法と注意点

まずは「原因の特定」が最優先

雪による雨漏りの厄介な点は、原因箇所が一見わかりにくいことです。
「屋根が原因だと思ったら、実は壁のひび割れだった」というケースもあります。
そのため、自己判断せず、必ず専門業者に点検してもらいましょう。
赤外線カメラや散水試験を用いた調査で、水の侵入経路を正確に突き止めることが重要です。

早めの対応が家を守る

雪が積もったまま放置すると、次の降雪や凍結で被害が広がります。
特に、木造住宅では濡れた部分が凍ることで木材が膨張・亀裂し、次第に構造体全体に悪影響を及ぼすことも。
小さな雨染みの段階で対応すれば、修理費も抑えられます。

修理内容と費用の目安

修理内容目安費用特徴
屋根の部分補修(瓦・スレート)約3万〜10万円小規模なズレや破損に対応
屋根塗装・防水処理約15万〜40万円屋根全体の防水力を回復
屋根葺き替え(全面)約80万〜200万円劣化が進んでいる場合に有効
ベランダ防水工事約10万〜30万円FRP防水やシート防水で浸水を防ぐ

雪国では、屋根材の強度や勾配も修理内容に影響するため、見積もり時に「積雪荷重を想定した設計」を確認しておくことがポイントです。

信頼できる業者の探し方

飯山市で雪による雨漏り修理を依頼する際は、地域の気候を熟知した業者を選ぶことが大切です。
全国対応サービスを利用するのも一つの方法です。

「生活110番」

24時間365日対応で、通話料無料の相談窓口があります。
緊急時でもすぐに地元の専門業者を手配してもらえるため、被害を最小限に抑えたい方におすすめです。

「ミツモア」

複数の業者の見積もりや口コミを比較できるサービス。
修理費用の相場感を把握しやすく、信頼できる施工会社を選びやすいのが特徴です。
特に「飯山市 雨漏り修理」で検索すれば、地域に対応する業者の比較がスムーズに行えます。

修理とあわせて検討したい「雪国の住まい対策」

屋根の補強・勾配の見直し

積雪による圧力を軽減するため、屋根勾配を見直すリフォームも有効です。
また、落雪式屋根に変更したり、雪止め金具を設置したりすることで、屋根の安全性を高めることができます。

断熱と換気のバランス改善

屋根裏の結露を防ぐためには、断熱材の強化と通気設計の見直しが欠かせません。
断熱性能が向上すれば、融雪時の氷ダム発生も減少し、雨漏りのリスクを抑えられます。

定期的な点検で予防保全を

雪解け後の春先には、屋根や外壁の点検を必ず行いましょう。
小さなひびや浮きを早期に発見することで、修理費用を大幅に抑えることができます。

まとめ:雪国・飯山市の家は「早期発見と専門対応」が鍵

雪による雨漏りは、気づかないうちに進行してしまう「静かな家の危機」です。
しかし、原因を正しく突き止め、適切な修理を行えば、被害を最小限に抑えることができます。

飯山市のような豪雪地帯では、一般的な施工では対応しきれない特殊な環境があります。
その土地の気候を理解し、雪や寒さに強い施工を行える業者を選ぶことが、何より大切です。
「屋根の上の雪が心配」「天井のシミが気になる」
そんなときこそ、早めのご相談を。
地域の気候を熟知した私たちが、雪にも強い住まいづくりをお手伝いします。
冬でも安心して暮らせる家を、飯山から守り続けていきましょう。

 

 

 

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