しろくまコラム SHIROKUMA COLUMN
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コラム
しろくまペイントの防水工事で建物を守る!種類・費用・ベストな依頼タイミング完全ガイド

長野の厳しい寒暖差や梅雨時の豪雨にさらされる住まいは、屋根やベランダ、外壁のわずかな隙間からも雨水がじわじわ侵入し、気づかぬうちに内部を劣化させます。
「天井にシミが…」「バルコニーの床がふわふわする…」といったサインを放置すると、補修費用は雪だるま式に膨らみがち。そこで頼りになるのが、地域密着で施工実績を重ねるしろくまペイントの防水工事です。
ここでは代表的な4工法の違いと費用相場、再施工までの目安年数、業者選びのチェックポイントを解説し、安心して相談できる知識をお届けします。
目次
防水工事が必要な理由!雨漏り・劣化・カビの連鎖を断ち切る
防水層は紫外線や温度変化、風雨で少しずつ硬化・ひび割れが進みます。
ひとたび裂け目ができると、雨水は毛細管現象で防水層の裏側へ回り込み、下地コンクリートを長時間湿らせます。
その結果、鉄筋の錆膨張によるひび割れ拡大や、木下地の腐朽、室内結露から発生するカビ・ダニの繁殖へと連鎖。
外観ダメージだけではなく健康被害・資産価値下落にも直結するため、10〜15年ごとの再防水が推奨されています。
主要4工法を比較!最適工法がひと目で分かる早見表
工法 | 特徴 | 耐用年数 | 長所 | 留意点 |
---|---|---|---|---|
ウレタン塗膜 | 液状樹脂を厚膜成形 | 10〜13年 | 複雑形状OK・継ぎ目なし | 均一な膜厚を出す職人技必須 |
塩ビシート | 一体成形シートを貼付 | 12〜15年 | 耐候性◎・広面積向き | 立ち上がり部の加工に熟練要 |
アスファルトトーチ | 熱融着で多層防水 | 15〜20年 | 耐水・耐久最強クラス | 施工時に臭い・火気管理要 |
FRP | ガラス繊維+樹脂 | 10〜12年 | 軽量高強度・即日硬化 | 下地温度が高いとピンホール注意 |
ウレタン塗膜防水
ウレタン塗膜は、液状の合成樹脂(ウレタン)を複数回に分けて塗り重ね、厚い連続膜を形成する防水工法です。
施工後はつなぎ目がなく、複雑な形状や細かな凹凸にも均一な厚みで仕上げられるのが最大の特長。
10~13年程度の耐用年数が期待でき、コストパフォーマンスにも優れます。
一方で、下地処理や膜厚管理、塗り継ぎラインの整合などには高度な職人技が必要で、施工精度が品質を大きく左右します。
<h3″>塩ビシート防水
塩化ビニル樹脂のシートを接着剤で張り付け、一体成形する工法です。
シート自体の耐候性・耐薬品性が高く、12~15年の耐用年数を誇るため、広い面積の屋上やバルコニーに多く用いられます。下地の乾燥条件が緩やかで施工が比較的安定する反面、立ち上がり部やコーナーの折り返し加工には熟練の技術が必要です。
アスファルト防水(トーチ工法)
アスファルト系の防水シートを、トーチバーナーで熱融着しながら重ね貼りする多層防水工法です。
15~20年と防水性能・耐久性ともに最も高い部類に入り、長期間の雨水遮断が求められる屋根や大規模施設に向いています。ただし、施工時に火気を扱うため現場での臭気対策や火災予防が必須であり、周辺への配慮と安全管理が欠かせません。
FRP防水(ガラス繊維強化プラスチック)
ガラス繊維のマットまたはクロスに樹脂を含浸させ、硬化させることで高強度かつ軽量な防水層を作る工法です。
施工後は短時間で硬化し、10~12年の耐用年数が見込まれます。
急ぎの工期や人が歩く頻度の高いテラスなどに適していますが、下地が高温になると樹脂の混合比率が狂い、ピンホール(気泡穴)が発生しやすくなるため、下地温度管理が重要です。
長野での適材適所!気候と部位で選ぶ工法
屋上・陸屋根には、雪荷重に強くシームレスな塩ビシートや多層構造のアスファルトが好適。ベランダ・バルコニーは軽量で硬化が早いFRPが主流です。入り組んだ塔屋・パラペットには塗り継ぎ自在なウレタンが施工性で優位。しろくまペイントでは部位ごとに赤外線カメラ調査を実施し、劣化度や勾配、既存防水層との相性を確認した上で最適工法を提案します。
施工費用のめやすとコスパの考え方
費用は1m²あたり5,000〜12,000円が一般的。材料・下地補修・下処理・養生・保証年数を含む合計で算出されるため、㎡単価だけの比較は禁物です。
しろくまペイントでは耐用年数を踏まえてライフサイクルコストを提示。
たとえばウレタンと塩ビシートで迷う場合、15年間のメンテ費を含めた総額を示し、長期的に割安な工法を選べるようサポートしています。
再防水のサインと施工時期
築10年目:トップコート褪色・軽微なヘアクラック。簡易補修orトップコート再塗装で延命。
築15年目前後:膨れ・シートの剥離・漏水跡。一部撤去の上で再防水を推奨。
築20年超:下地腐食・鉄筋爆裂が顕在化。全面改修で既存防水層を撤去し新設。
築10年目トップコートの褪色とヘアクラック
屋上やバルコニーの防水層で最も早く現れるサインは、トップコート(仕上げ塗膜)の色あせです。
紫外線によって塗膜が劣化し、元の色がくすんで見えたり白っぽく粉を吹いたりします。
また、ごく細かいヘアクラック(幅0.2mm未満のひび割れ)がトップコートに入ることもあります。
この段階であれば、高圧洗浄後のトップコート再塗装や、ヘアクラック部分へのシーラー塗布といった簡易補修で、さらに5年程度耐用年数を延ばすことが可能です。
築15年防水シートの膨れ・剥離と漏水跡
施工から15年前後が経過すると、ウレタンや塩ビシートの防水層で局所的な膨れやシートと下地のはく離が目立ち始めます。床面に水たまりができやすくなる、排水口周りに変色した跡が残るなどの漏水跡が確認できたら要注意です。
この段階では、トップコートの再塗装だけでは不十分なケースが多く、劣化した防水層の一部を撤去し、新たに防水材を再形成する「再防水工事」をおすすめします。
工事費はトップコート再塗装よりは上がりますが、全面葺き替えよりは抑えられる中規模改修です。
築20年超下地腐食と鉄筋爆裂への対処
築20年を超えると、防水層のほかその下のコンクリートスラブや鉄筋にまで劣化が波及している恐れがあります。
防水層の下で水分が長期にとどまることで下地コンクリートが腐食し、鉄筋が膨張して爆裂(コンクリートのはく離)を起こすケースも見られます。
この段階では、防水層だけではなく下地の全面改修が必要です。
旧防水層・下地コンクリートをすべて撤去し、防水層の再構築だけでなくコンクリート打ち替えや補強工事を含めた大規模改修を実施してください。
しろくまペイントは無料現地診断で撮影や打診検査を行い、劣化ステージに応じた最小限の工事で提案。
保証書発行と年1回の無料点検で、アフターまで責任を持って対応します。
失敗しない業者選び3カ条
防水技能士やFRP防水施工技能士など国家資格保有を確認。
防水工事には、ウレタン塗膜防水やFRP防水など専門的な技能が必要です。
雨漏り鑑定士や1級施工技能士といった国家資格を持つ技術者が在籍しているかをチェックしましょう。
資格保有者が施工にあたることで、下地処理や塗膜厚の管理、防水層の仕上げに至るまで厳格な品質基準が守られます。
資格がない業者は、施工ミスによる漏水リスクや早期劣化を招く恐れが高まります。
劣化状況を「見える化」した調査報告と見積書を依頼する
優良業者は、施工前に赤外線サーモグラフィーや水分計などを用いて、防水層や下地の劣化状況を可視化します。
赤外線調査報告書には、雨水が浸入している箇所や下地の含水率が数値で示され、問題点を第三者が確認可能です。
写真付きの詳細見積書では、「何を・どこまで・いくらで」修理するのかが明確に記載されます。
曖昧な口頭説明だけでなく、書面での調査結果と工事内容が一体となった資料を必ず請求しましょう。
材料メーカー共同保証の内容を比較検討する
防水材料メーカーが施工業者と連名で保証書を発行する「共同保証」は、品質の裏付けです。
保証の対象範囲(材料の不具合のみか、施工不良まで含むか)
保証期間(5年、10年、20年などの長さ)
保証内容の手続き(連絡先や現地調査の流れ)
これらを複数社で比較し、最長かつ手厚い保証を提示する業者を選ぶことが、万一のトラブルに備える最良策です。
10年後も雨漏りに悩まない家へ
防水層の劣化は静かに進行し、ひとたび内部に水が回れば大規模改修は避けられません。
早めの診断・適切な工法選択・確かな施工こそが、建物の資産価値と家族の安心を守ります。
長野市周辺で防水工事をご検討の際は、地域の気候を知り尽くしたしろくまペイントにぜひご相談ください。
現地調査から見積もり、アフターまでワンストップでサポートし、末永く雨漏り知らずの住まいを実現します。