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2025/04/15
雨漏り修理に火災保険は使える?適用条件と申請のコツを徹底ガイド

突然の台風や豪雪で屋根が傷み、天井にシミを見つけると「修理費用が高額になる…」と心配になりますよね。
そんなとき、火災保険で雨漏り修理を賄えるかどうかは非常に気になるところです。
実は、火災保険が適用される雨漏りと、対象外となるケースには明確な違いがあります。
この記事では、火災保険がカバーする雨漏りの具体例と保険適用外のパターン、申請時の注意点をわかりやすく解説します。損害発生から申請までの流れを押さえ、無駄なく補償を受けられるようにしましょう。

火災保険で補償される雨漏りの条件と事例

火災保険で雨漏り修理が補償されるのは、主に「風災」「雪災」「雹災」といった自然災害が原因で建物外部が破損し、そこから雨水が侵入した場合です。
こうしたケースは証拠が明確になりやすく、保険会社も支払いを認める傾向にあります。
たとえば大型台風で瓦が飛ばされ、露出した下地から雨水が入り込んだ場合は、補償対象となる可能性が高いでしょう。
同様に、強風で飛来物が外壁に穴を開けたり、大雪によって屋根が損傷したりした後に雨漏りが起こった場合も、風災・雪災の適用範囲内として補償されます。
また雹(ひょう)による破損で窓ガラスが割れ、その隙間から雨が浸入したときも同様です。

自然災害による損傷は対象に

火災保険の風災・雪災・雹災補償は、「突発的・偶発的に発生した外的要因による損害」をカバーします。
台風や豪雪、雹といった自然現象は予測しにくく、社会通念上「偶然の事故」として認められるため、屋根材や外壁破損による雨漏りは補償対象となります。

補償対象例と対象外例の比較

保険適用が認められるケースと認められないケースを以下の表で比較し、どのような違いがあるかを確認しましょう。

原因補償の可否解説
台風による瓦飛散適用風災として保険適用対象。破損箇所からの雨漏り修理費用をカバー。
強風で飛来物が外壁に穴適用飛来物衝突は偶発的事故として認められ、補償対象になる。
大雪で屋根が損傷適用雪災補償対象。除雪や修理費用が保険金で賄える。
雹でガラス割れ適用雹災補償対象。割れた窓からの雨漏り修理も含まれる。
コーキングの経年劣化対象外経年劣化は偶発的事故ではなく保険対象外。
防水シートの老朽化対象外経年による摩耗や破れは自己負担となる。
業者による施工不良対象外施工ミスは補償外。施工業者へクレームを。

保険適用外の雨漏りとは?

経年劣化や施工不良が原因の雨漏りは火災保険でカバーされないことがほとんどです。
外壁や屋根の防水シートは時間の経過で徐々に劣化し、小さなひび割れや剥がれが雨水の侵入口になります。
また、コーキングのひびや釘穴の緩みなど、施工時点での不備が後年トラブルを引き起こすケースもあり、これらは「保険責任のない損害」として保険金支払いの対象外となります。
保険請求前に建物オーナー自身で劣化原因と自然災害要因を切り分け、事故として認められる範囲かを整理しておくことが重要です。

火災保険申請時の注意ポイント

火災保険で雨漏り修理を申請する際は、まず速やかに保険会社に連絡し、電話やメールで被害状況を報告しましょう。
その後、保険会社が損害調査員を派遣し、屋根や外壁の損傷箇所、雨漏りの経路を確認します。
事故原因が風災・雪災・雹災と認定されれば、修理費用の見積書や写真、調査報告書を提出して保険金請求の手続きを進めます。
ここでの注意点は、免責金額の有無と自己負担額の確認です。
保険契約によっては1回あたり数万円の免責が設定されている場合があるため、請求金額から自己負担分を差し引いて支払われる点を押さえておきましょう。
また、損害発生から3年以内に申請しないと補償対象外となるケースがあるため、申請期限を必ず確認してください。

施工不良や経年劣化は業者へ請求を

保険適用外となる経年劣化や施工不良が原因の雨漏りは、施工を担当した業者に修理費用を請求する必要があります。
重要なのは、施工業者との契約書や保証書をもとに、どの部分が施工保証の範囲内かを確認することです。
保証期間内であれば無償修理が可能な場合もありますし、保証期限切れでも有償で対応してもらえることがあります。
トラブルを避けるため、施工前に保証規定を把握し、万が一不具合が見つかったときには早めに連絡しましょう。

信頼できる業者選びのコツ

火災保険申請の際には、見積書や補修計画書の精査が不可欠です。複数社から見積もりを取得し、補修内容と金額を比較することで、適正価格を把握できます。
また、施工実績やユーザーの口コミ評判をチェックし、保険適用手続きをサポートしてくれるかどうかも業者選びのポイント。
保証制度が充実している業者や、火災保険請求を代行してくれる業者を選ぶと、申請から工事完成までスムーズに進められます。

自然災害と経年劣化を見極めて適切に対応

雨漏り修理を火災保険でカバーできるかどうかは、原因を「自然災害による突発的事故」と認められるかにかかっています。台風や大雪、雹による破損被害は補償対象になりやすい一方、経年劣化や施工不良は自己負担となる点に注意が必要です。
被害発生後は速やかに保険会社へ連絡し、調査員による原因調査と正確な見積もり提出でスムーズな保険金支払いを目指しましょう。
適切な業者選びと申請手続きで、無駄なく安心の修理費用を手に入れてください。

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