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SHIROKUMA COLUMN

2025/04/15
屋根葺き替えで住まいを一新!費用・手順・最適なタイミング徹底ガイド

雨の日にパラパラと落ちる雨だれの音を聞くたび、「どこから雨が入っているのか…」と不安に感じていませんか。
経年で傷んだ屋根は、防水シートや野地板も劣化し、瓦やスレートが割れたりズレたりすることで、小さな隙間から雨水が侵入しやすくなります。
部分補修でしのいできた方も、いよいよ屋根全体の寿命が近づくと、「葺き替え」を検討するタイミングです。
屋根葺き替えは一大工事ですが、下地から丸ごとリフレッシュすることで雨漏りリスクを解消し、建物全体の耐久性を飛躍的に向上させる効果があります。
本記事では、屋根葺き替えの基本から費用相場、メリット・デメリット、最適なタイミングまで、誰にでもわかりやすく解説します。

葺き替えとは?屋根を根本から新しくする工事

屋根葺き替えとは、まず既存の屋根材をすべて撤去し、その下にある防水シートや野地板といった下地を点検・交換したうえで、新しい屋根材を全面的に葺き直す工事を指します。
部分補修では補いきれない劣化箇所や下地の腐食も同時に補修できるため、葺き替えによって屋根全体の機能が回復し、本来の防水性・断熱性を取り戻せます。
また、屋根材のデザインや色を一新すれば、外観もリフレッシュし、住まいの価値を高めるという副次的効果も期待できます。

既存屋根材の撤去と下地材の更新

葺き替え工事はまず、傷んだ瓦、スレート、金属屋根など古い屋根材を職人が丁寧に剥がしていく作業から始まります。
この際、野地板の腐食や防水シートの破れがないか目視で確認し、傷みが見つかればその場で撤去・交換します。
下地材の更新は雨漏りの再発防止に直結する重要工程で、アスファルトルーフィングや改良型シートへ張り替えることで、耐水性能を長期間維持できるのです。
また、野地板が合板の場合は厚みや板幅を現行規格に合わせることが、防水シートの安定した張り付けにもつながります。

新しい屋根材の設置と機能回復

下地が整ったら、新しい屋根材を重ね葺きします。
瓦や金属、スレートなどの屋根材には材質ごとに特徴があり、葺き替え時に選ぶことで断熱性、遮音性、耐久年数などが大きく変わります。
たとえば金属屋根は軽量で施工が早く、耐震性を高める効果がありますし、瓦なら伝統的な風合いと耐候性を兼ね備えた長寿命素材として人気です。
葺き替えによって下地から新しくすることで雨漏りリスクを根本から解消し、一般的に20~30年とされる屋根の寿命をさらに延ばすことが可能になります。

葺き替えのメリット

屋根の寿命を大幅に延長

屋根葺き替えでは下地材から全面交換するため、従来の防水シート不要部からの雨水侵入も遮断できます。
部分補修のように「またどこか漏れるかもしれない」といった不安がなくなり、新規材料の耐用年数でおおむね~30年以上の耐久性が見込めます。
結果として、長期的なメンテナンスコストを抑え、安心して住み続けられる住環境を実現できる点が最大のメリットです。

断熱性・遮音性の向上

葺き替え時に断熱材付き屋根材や遮音性能に優れた金属屋根材を選ぶことで、室内の温度変化を和らげ、冷暖房効率を高めることができます。
また、雨音や風切音を低減する効果もあり、快適性が向上。特に夏の強い日差しを和らげる遮熱塗装付きの屋根材を選べば、電気代の節約にもつながります。

葺き替えのデメリット

高額な初期費用

屋根葺き替えは屋根メンテナンスの中でも最大規模の工事であるため、費用は60万円~200万円程度と高額になります。
使用する屋根材のグレードや建物の大きさ、施工条件によってはさらにコストが膨らむこともあるため、複数社から見積もりを取り、工事内容と価格のバランスをよく比較検討する必要があります。

工期と騒音・ホコリへの配慮

既存屋根材の撤去から下地更新、新材の葺き付けまで数日~十日程度かかります。
工事期間中は音やほこりが発生し、近隣への影響を考えて挨拶回りや飛散防止ネットの設置など対応が必要です。
特に集合住宅の上下階やお年寄りが多い住宅街では事前のコミュニケーションが大切です。

葺き替えを検討すべきタイミング

築年数と屋根材の劣化サイン

一般に瓦屋根は50年、スレート屋根は20~30年、金属屋根は30~40年が耐用年数の目安です。
築20年を超え、屋根材のひび割れ、ズレ、剥がれが見られる場合は葺き替えを視野に入れましょう。
また、雨漏りが発生し始めたら下地まで影響が及んでいる可能性が高く、部分補修では不十分なことが多いため、葺き替えが最適です。

地震対策としての軽量化

近年、地震への備えとして屋根の軽量化ニーズが高まっています。
重い瓦屋根からガルバリウム鋼板などの軽量屋根材へ葺き替えれば、建物への地震負荷を減らし、耐震性能を向上させることができます。
地震保険料の割引を受けられる場合もあるため、葺き替え時には候補に入れる価値があります。

専門業者への相談と流れ

屋根葺き替えは高額工事です。まずは信頼できる専門業者に現地調査を依頼し、屋根の傷み具合や下地状況を詳しく診断してもらいましょう。
診断結果をもとに最適な工法や屋根材の提案、概算見積もりを受け取ったら、複数社で比較検討し、工事期間や保証内容、アフターメンテナンス体制を確認して依頼先を決定します。
品質と安心を両立させるために、資格保有者が多数在籍する業者や地元密着型の実績豊富な会社を選ぶことをおすすめします。

屋根葺き替えは大規模な投資ですが、住まいの耐久性、快適性、資産価値を一気に高める効果があります。
適切なタイミングで実施し、大切な家を長く守り続けましょう。

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