しろくまコラム SHIROKUMA COLUMN
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コラム
長野市でシャッター塗装を検討する際に知っておきたいポイント

住宅や店舗の顔ともいえるシャッター。
長野市の厳しい気候風土の中で風雨や紫外線にさらされると、金属部分はサビ止め効果が弱まり、色褪せやひび割れが起きやすくなります。
「お気に入りのカラーだったのに、何だかくすんできた」「動かすたびギーギー音がして不安」
そんなお悩みはありませんか?
シャッターの塗装は美観を取り戻すだけでなく、メンテナンス費用を抑え、安心して長く使い続けられるようにするための大切な作業です。
ここでは、長野市での塗装タイミングから費用相場、DIYとプロ依頼の比較まで、初めての方にもわかりやすく解説します。
目次
シャッター塗装のメリット
耐久性の向上
塗膜を新しくすることで、金属部分に直接雨水や湿気が触れるのを防ぎ、サビ発生を強力に抑制します。
長野市の冬場の凍結融解による表面塗装の剥離リスクも、塗膜によって緩和可能です。
十分な下地処理と適切な塗料選びを行えば、再塗装までの期間を5~10年程度に延ばすことも可能です。
たとえば、サビ止め効果の高いエポキシプライマーを下塗りに用いるだけで、シャッター金具内部への水分浸入を最小限に抑え、開閉不良による故障リスクを大幅に軽減できます。
美観の向上
「新築時のような真っ白なシャッター」「落ち着いたカラーにイメージチェンジ」など、シャッターは建物の第一印象を左右することもあります。
剥がれた旧塗膜を丁寧に除去し、ツヤや色味を再現することで、まるで新設したかのような鮮やかさを取り戻せます。
とくに長野市内の風景に馴染むアースカラーや、施主様の好みに合わせたオリジナルカラーも対応可能。
塗装でデザイン性を高めることで、外観全体の価値向上にもつながります。
防犯性の向上
塗膜が劣化すると表面にさびや小さなヒビが生じ、そこから力を加えられると破損しやすくなります。
高耐久のウレタン系塗料やフッ素系塗料を塗ることで、表面硬度が向上し、不正なこじ開けや衝撃に対する抵抗力が強化されます。結果的に、シャッターそのものが犯罪抑止力としての役割を果たし、空き巣被害のリスクを低減する効果が期待できます。
シャッター塗装の注意点
塗料の選定
シャッター素材(スチール・アルミ・ステンレスなど)や設置環境(日当たりの強さ・塩害リスクの有無)によって、適切な塗料は異なります。
特にアルミ製シャッターは密着性が悪く、一般的な油性塗料では剥がれやすいため、弱溶剤形ウレタン系やシリコン変性樹脂など「金属対応」を謳う製品を選択しましょう。
専門業者であれば、下表のように素材ごとに最適な塗料を提案してくれます。
シャッター素材 | 推奨塗料種類 | 主な特徴・ポイント |
---|---|---|
スチール製 | エポキシプライマー+ウレタン系上塗り | サビ止め効果が高く、肉厚な塗膜で耐候性を確保 |
アルミ製 | 弱溶剤形ウレタン系 | 密着性が良く、薄膜でも剥がれにくい |
ステンレス製 | シリコン変性樹脂 | 耐摩耗性・耐熱性に優れ、光沢感を長期間維持 |
下地処理
塗装の成功は下地処理で決まると言っても過言ではありません。
古い塗膜やサビを研磨・除去し、汚れや油分を洗浄剤で完全に落としきることで、上塗りの密着性が格段に向上します。
研磨作業を怠ると、せっかく塗っても数年で剥がれてしまうため、専門業者ではサンドペーパーや電動ブラシを使った丁寧なケレン作業を実施しています。
塗膜の厚さ
塗膜が厚すぎるとシャッターの開閉抵抗が大きくなり、モーター式の場合は故障の原因にもなりかねません。
逆に薄すぎると防錆・防水性能が不十分です。
標準的には合計塗膜厚100~120μm程度を目安に、下塗り20μm+中塗り40μm+上塗り40μm程度のバランスを保つことが推奨されます。
塗装時の環境
気温が5℃以下、あるいは35℃以上になると塗膜の硬化不良が起こりやすく、また湿度80%以上では乾燥に時間がかかり、仕上がりにムラが出ます。
長野市の梅雨時期や真冬は避け、春秋の穏やかな気候を選ぶのがベスト。
業者に依頼する際は施工作業日の天気予報も確認してもらいましょう。
シャッター塗装の方法
塗装の工程
シャッター塗装は「下地処理」「下塗り」「中塗り」「上塗り」の4工程(事実上は3回塗り)で仕上げます。
各工程の役割を理解しておくことで、DIY時にも失敗を減らせます。
1. 下地処理
研磨や洗浄で古い塗膜、サビ、汚れを完全に除去し、乾燥させます。
こうすることで、次の塗料が素材にしっかり吸着し、剥がれにくい塗膜基盤ができます。
2. 下塗り
サビ止めプライマーを塗布し、素材の防錆と塗料密着性の向上を図ります。
塗りムラがないように、ローラーまたは吹き付けガンで均一に塗布することがポイントです。
3. 中塗り
ウレタン系やシリコン系の中塗り塗料を塗布し、塗膜の厚みを確保して仕上がりをなめらかに整えます。
必要に応じて一度目の中塗りが乾いた後、もう一度中塗りを行います。
4. 上塗り
色やツヤを決める最終コートです。美観だけでなく、紫外線耐性やクリーニング性能を担うため、メーカー指定の希釈率と塗布回数を守りましょう。
シャッター塗装の費用相場
長野市内での相場は、シャッター面積あたり1,500~3,000円/㎡です。実際の価格は以下の要素で変動します。
要素 | 価格変動のポイント |
---|---|
シャッター面積 | 大きいほど㎡単価が下がる傾向 |
塗料グレード | フッ素系など高耐候塗料は単価が高め |
足場・高所作業 | 2階以上・脚立使用時は追加費用 |
下地処理の難易度 | ひどいサビや旧塗膜厚がある場合はケレン費用が増 |
DIYでシャッター塗装を行う際の注意点
DIYでは材料費・道具代を抑えられますが、専門技術と時間が求められます。以下の比較表を参考に、自信がなければプロ依頼を検討しましょう。
比較項目 | DIY | プロ依頼 |
---|---|---|
初期費用 | 塗料・道具代が必要 | 見積もりで費用が確定 |
技術・品質 | 下地処理や塗膜厚管理が難しい | 豊富な実績と専用機材で安定した仕上がり |
時間 | 天候や作業ペースで長期化しやすい | 工程管理され短期間で完了 |
リスク | 塗装不良・開閉不良の可能性あり | 保証付き施工で万が一も対応可能 |
専門業者に依頼するメリットと選び方
業者依頼のメリット
プロなら下地処理から最終チェックまで一貫管理。塗料選定や希釈率、乾燥時間の管理も正確なので、ムラや剥がれリスクを最小限に抑えられます。
加えて工事保証が付くケースが多く、万が一不具合があっても追従サービスで安心です。
業者選びのポイント
・地元実績:長野市内で多数の施工実績があるか
・複数見積もり:2~3社から見積もりを取り、価格・工程内容・保証期間を比較
・施工事例の確認:着工前に写真や施工報告書を見せてもらい、仕上がりイメージを共有
塗り替え時期の目安
通常は5~10年ごとが塗り替えタイミングですが、塗膜の剥がれ、色褪せ、開閉時の異音などが見られたら早めの点検・再塗装をおすすめします。定期点検を怠ると、サビが内部にまで進行し、修理費用が大幅に高くなることがあります。
まとめ
シャッター塗装は見た目を蘇らせるだけでなく、シャッターの長寿命化、防錆・防犯性能向上のためにも欠かせないメンテナンスです。
長野市で塗装を依頼する際は、1,500~3,000円/㎡の相場を目安に、地元で信頼できる業者を選びましょう。
DIYに挑戦する場合は、十分な下地処理と塗膜管理を行い、リスクを理解した上で作業してください。
美観と機能性を両立させ、快適な暮らしを長く守り続けましょう。