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SHIROKUMA COLUMN

2025/06/08
【立科町版】雨樋修理の費用相場と部分交換・清掃の工事日数まとめ

春先の大雪が解け始めると、屋根から一気に流れ落ちる雪どけ水が雨樋に集中し、ほんのわずかな詰まりやひび割れでも雨水が正常に流れず外壁や基礎部分にまで雨水が回ってしまうことがあります。
秋には周囲の山々から大量の落ち葉が舞い降り、雨樋内部に詰まって雨水があふれ出し、外壁を汚しながら住宅内部に浸入するリスクが高まります。
「雨樋の異音が気になるけれど、どこをチェックすればいいのか分からない」
「雨樋の修理や交換にどれくらいの費用がかかるのか不安で後回しにしている」
「信頼できる業者をどうやって探せば安心なのか分からない」という悩みを抱えている方も少なくないでしょう。
この記事では、立科町周辺の気候や住宅環境を踏まえ、雨樋工事の基本知識から費用相場、工事期間、業者選びのコツ、さらに定期点検の重要性に至るまでをわかりやすく解説します。
この記事を読み終える頃には、ご自身の家の雨樋を正しく点検し、適切なタイミングで最適な工事を選び、安心して業者に依頼できるようになることでしょう。

目次

雨樋工事とは何か―住宅を雨漏りから守る基本メンテナンス

雨樋は、屋根に降り注いだ雨水や解け始めた雪どけ水を軒先で受け止め、縦樋を通じて地面や排水管へと導く設備です。
立科町のように冬季に大量の雪が積もり、春先にその雪が急速に解ける環境では、雨樋にかかる水圧が一段と大きくなるため、少しの詰まりや素材の劣化でも雨水がスムーズに流れず、あふれた水が外壁を伝って住宅内部に侵入するリスクが非常に高まります。
さらに秋には美しい紅葉をもたらす山々からの落ち葉が雨樋内部にたまって詰まりを引き起こし、豪雨時に雨水が正常に排水できないことで外壁を常に濡らし、塗装の剥がれや木部の腐食を促進します。
これらを放置すると、やがて雨漏りや基礎への浸水が発生し、住宅全体の耐久性を著しく損なう原因になります。
こうしたトラブルを未然に防ぎ、住宅を長期間にわたって安全に保つために行うのが「雨樋工事」です。
雨樋工事には大まかに「部分的な修理」「全体交換」「清掃」という三種類があり、雨樋の劣化状態や詰まり具合、使用年数に応じて最適な工事を選択することで、雨漏りリスクを抑え、住宅を長持ちさせることができます。

雨樋工事の種類と費用相場

雨樋工事を依頼する際には、自宅の雨樋がどの程度劣化しているのか、詰まりはどれほど深刻かを把握し、それに応じて「部分的な修理」「雨樋交換(全体交換)」「清掃」「足場設置」のいずれを選ぶか決定します。
以下に各種工事の概要と費用相場を解説します。

部分的な修理:ひび割れやパーツ交換で排水性能を回復

雨樋の一部がひび割れたり、継ぎ手やエルボなどの一部パーツが破損した場合は、該当箇所だけを補修または交換する「部分的な修理」が可能です。
立科町では冬季に塩ビ製雨樋が凍結と解凍を繰り返すことでひびが入りやすくなります。
ひび割れ箇所から雨水が漏れ出すと、そこから外壁を濡らし、内部構造にまでリスクを及ぼします。
部分修理では、まず破損箇所を清掃し、専用の防水シーリング材を充填してひび口をふさぎます。
加えて、劣化が進んでいる継ぎ手やエルボパーツを新品に交換し、しっかりと取り付け金具を固定して補強します。
これによって被災箇所を局所的に回復し、排水機能を迅速に取り戻すことができます。
部分修理の費用は1箇所あたり約1万円~3万円程度が相場で、作業時間は数時間~1日程度です。
早めに手を打つことで、雨樋全体の劣化を遅らせ、結果的に大規模交換を先延ばしにできるメリットがあります。
ただし、ひび割れが複数個所に広がっている場合や、素材自体の耐用年数が近いと判断される場合は、部分修理を繰り返すよりも全体交換を選択した方が費用対効果が高く、安心して長期間使用できるケースが多いです。

雨樋交換:劣化が進んだ雨樋をまるごと新調

雨樋全体、または広範囲にわたって劣化や破損が進行している場合には、「雨樋交換(全体交換)」が推奨されます。
この工事では、既存の古くなった雨樋本体をすべて取り外し、新しい素材の雨樋を取り付けます。
交換時には、塩ビ製、アルミ製、ステンレス製、銅板製、ガルバリウム鋼板製など、複数の素材から選択することができます。各素材の特徴と費用を以下に示します。

素材費用目安(1mあたり・税別)特徴
塩ビ製(PVC)約6,000円~7,000円安価で施工しやすいが、寒冷地での凍結融解に弱く、耐用年数は約10~15年
アルミ製約8,000円~10,000円軽量で錆びにくく耐用年数約20年。カラーが豊富で意匠性を重視可能
ステンレス製約10,000円前後錆びにくく耐用年数約30年。寒冷地でも凍結に強いが初期費用は高め
銅板製約12,000円~15,000円高級素材で耐用年数約50年以上。経年変化による味わい深い色合いが魅力
ガルバリウム鋼板製約7,000円~9,000円亜鉛メッキで錆びにくい。耐用年数約20~25年で、コストパフォーマンスに優れる

全体交換にかかる工事費用は、住宅の雨樋延長や素材の選択、工事範囲に応じて変動しますが、30万円~70万円程度が一般的な相場です。
たとえば、住宅の雨樋延長が15mでアルミ製を選ぶと材料費だけで約12万円~15万円かかり、工賃や足場設置費用を加えると総額で約40万円~60万円程度になるケースが多いです。
銅板製などの高級素材を選ぶと、70万円を超えることもあります。
工期は既存雨樋の撤去から新規取り付け、防水シーリング、排水確認テストまでを含めて1~2日程度を見込んでおくとスムーズです。
全体交換を行うことで、新品の排水性能を得られ、長期間にわたり雨漏りリスクを抑え、住宅の耐久性を大幅に向上させることができます。

清掃:詰まりを取り除いて排水機能を維持

雨樋に落ち葉や泥、小枝などが詰まると、屋根に降った雨水や雪どけ水が流れ込んでも排水が滞り、軒下からあふれ出して外壁を濡らし続けます。
立科町では秋に大量の落ち葉が舞い降り、さらに冬にそれらが雪に埋もれて凍結し、春先の雪どけのタイミングで詰まりが一気に表面化するケースが多く見られます。
専門業者が脚立や簡易足場を設置して、詰まったゴミを手作業で丁寧に取り除き、雨樋内部を洗浄することで、本来の排水性能を迅速に回復させるのが「清掃」です。
清掃にかかる費用は約2万円~3万円程度が相場で、作業時間は数時間~1日程度が目安です。
定期的に清掃を実施することで、小さな詰まりが大きな破損や交換の必要性につながる前にトラブルを防ぎ、雨樋を長期間にわたり十分に機能させ続けることができます。
秋の終わりや春先の雪どけ時期には一度点検と清掃を行う習慣をつけると、雨樋詰まりによる雨漏りリスクを大幅に軽減できます。

足場設置:高所作業を安全に行うための必須工程

雨樋工事は屋根の軒先での高所作業を伴うため、作業員の転落リスクが常にあります。
特に二階建て以上の住宅や屋根の勾配が急な場合は、脚立だけでは不安定で危険です。
そのため、安定した仮設足場を設置してから工事を行うことで、作業員の安全を確保し、同時に施工品質を向上させることができます。
足場設置にかかる費用は約15万円~25万円程度が相場で、住宅の高さや敷地条件によって前後します。
足場を省略すると作業中の事故やケガが発生しやすくなり、かえって追加費用や補修時間がかかる可能性が高まるため、必ず足場を組んでから工事を進めることが重要です。

雨樋工事のポイント

雨樋工事を検討する際には、費用や工期だけでなく、火災保険の適用、業者選び、定期点検といったポイントも押さえておくことが大切です。

火災保険の適用を確認する

立科町は雪が多く、大雪によって雨樋が破損するリスクが高い地域です。
これらの自然災害による損害は、火災保険や住宅総合保険で補償対象となる場合があります。
ただし、保険適用には以下の条件を満たす必要があります。
まず、破損が風災、雪災、ひょう災などの自然災害によるものであること。次に、保険金請求の対象事故発生日から3年以内であること。
そして、経年劣化や日常的なメンテナンス不足を原因としない、突発的な事故であることが条件です。
保険適用を検討する際には、破損箇所を写真や動画で詳細に記録し、保険会社へ連絡して補償対象となるかを確認しましょう。
その後、専門業者に見積書を作成してもらい、保険会社に提出して手続きを進めることで、自己負担額を大幅に軽減できる可能性があります。

工事期間を把握して計画的に進める

雨樋工事の期間は工事内容や足場の要否によって異なります。
以下を目安に計画を立てるとスムーズに進められます。

清掃

脚立だけで対応できる場合、数時間~1日程度で完了します。
しかし、二階建て以上や屋根勾配が急な住宅では足場が必要になり、その場合は足場組立に2~3日、清掃作業に数時間~1日かかるケースがあります。

部分的な修理

ひび割れ補修や小さなパーツ交換の場合、数時間~1日程度で作業が完了することが多いです。
簡易な作業であれば足場不要な場合もありますが、2階部分での作業では必ず足場を組む必要があります。

全体交換

既存雨樋の撤去から新規取り付け、防水シーリング、排水確認テストまでを含めて1~2日程度かかります。
足場設置を含めると合計で3~4日程度を見込むとよいでしょう。

足場設置

安定した仮設足場を組むためには通常2~3日程度かかるため、住宅形状や敷地条件によっては追加作業が発生する可能性があることを念頭に置きましょう。

工事期間中は騒音や振動が発生する場合があるため、ご近所への配慮として事前に挨拶を行い、工事日程を共有しておくとトラブルを避けやすくなります。
天候や業者の繁忙期を考慮しつつ、余裕をもったスケジュールを組むことが成功のポイントです。

信頼できる業者を選ぶためのポイント

雨樋工事は高所作業と防水施工技術が求められるため、専門的な知識と経験を持つ業者に依頼することが不可欠です。
信頼できる業者を選ぶ際には、以下のポイントを確認しましょう。

施工実績と地域対応力

長野県立科町やその周辺地域での施工実績が豊富で、豪雪地帯特有の雨樋トラブルに対応した経験のある業者は安心です。
地域の気候条件に応じた施工方法や素材提案ができるかを事前に確認しましょう。

見積もりの明確さ

材料費、施工費、足場設置費、廃材処分費、諸経費(交通費など)の内訳が詳細に示されているかどうかをチェックし、必要な項目がすべて含まれているかを確認します。
見積もりに不足があると、後から追加費用が発生し、トラブルの原因となりかねません。

保証期間とアフターサービス

雨樋工事後に不具合が出た場合、無償で再施工してくれる保証期間の長さや、定期点検サービス、メンテナンスサポートなどのアフターサービスが整っているかを確認しましょう。
保証が手厚い業者ほど、施工品質に自信を持っている証拠です。

対応スピードとコミュニケーション

問い合わせから現地調査、見積もり提示までの対応スピードや、調査時の説明の丁寧さ、質問への回答内容の明確さをチェックし、依頼主の疑問や不安をしっかりと解消してくれる業者を選ぶことが重要です。
コミュニケーションがスムーズで、依頼主の立場に立って親身に対応してくれる業者は信頼に値します。

複数の業者から相見積もりを取得し、提案内容や保証内容、口コミ評価を比較検討したうえで依頼先を決定することが、後悔のない工事につながります。

定期点検の重要性:早期発見・早期対策で住宅を守る

雨樋は常に外気や落ち葉、泥、雪などの影響を受けやすく、詰まりや劣化が進行しやすい箇所です。
定期的に雨樋の状態を点検し、異常が見つかったら早めに修理や交換を行うことで、雨漏りや大規模な修理を防ぎ、住宅を長持ちさせることができます。点検時には以下の点に注意してチェックしましょう。

詰まりの有無

落ち葉や枝などで雨樋内部が詰まっていないか、排水口がしっかり確認できる状態かをチェックします。
詰まりがあると、大雨時に水があふれて外壁を濡らし続けるため、早急に詰まりを解消する必要があります。

ひび割れや割れの確認

雨樋本体にひび割れや割れがないか脚立を使って目視で確認し、小さなひびでも放置すると徐々に広がるため、早めに専門業者に相談して補修することが大切です。

支持金具の緩みや錆

雨樋を固定している支持金具が緩んでいないか、錆びていないか確認し、金具がグラついている場合は走行水で雨樋がたわんで排水が滞りやすくなるため、早めに修理や交換を検討しましょう。

排水の流れ確認

ジョウロやホースで水を流し、縦樋までスムーズに排水されるかを確認します。
詰まりや傾きがある場合は水が逆流したりあふれたりしているため、これらの異常が見つかったら専門業者にチェックを依頼すると安心です。

年に一度程度のペースで点検を実施し、小さな不具合を早期に発見・対策することで、大きなトラブルを未然に防ぎ、結果的にメンテナンスコストを抑えることができます。
定期点検を習慣化しましょう。

雨樋の交換時期を見極める

雨樋の寿命は素材や環境条件によって異なりますが、一般的には約20~25年程度といわれています。
しかし、立科町のように寒暖差が激しく豪雪地帯である地域では、塩ビ製雨樋は特に凍結と解凍のサイクルによってひび割れや変形が早く進むことがあり、10年~15年程度で性能が低下することもあります。
以下のような状況が見られた場合は、雨樋の交換時期を検討するサインです。

ひび割れや大きな割れが複数箇所ある

部分修理では対応しきれないほど劣化が広がっている場合は、全体交換を検討すべきです。

ジョイント部からの漏水が頻発する

接合部から水が漏れる場合、内部で腐食や劣化が進んでいる可能性が高いため、交換を早めに検討しましょう。

支持金具が錆びて緩んでいる

支持金具が腐食して緩んでいると、雨樋全体がたわんで排水性能が低下し、詰まりやあふれの原因になるため、交換を考えるタイミングです。

雨樋がたわんでいる、または形状が歪んでいる

雨樋自体がたわんで形状が変わっていると、排水の流れが悪くなり、詰まりや水があふれる原因となるため、交換を検討しましょう。

設置から20年以上経過している

経年劣化が進んでいる可能性が高く、点検でひび割れ、錆、変形、支持金具の緩みなどが確認された場合は、交換時期です。

これらの状況を放置すると雨漏りや外壁・基礎への被害が拡大するため、早めに専門業者へ相談し、交換の必要性を判断することが大切です。交換を決断する際には、雨樋の延長や素材の選択を慎重に検討し、見積もり内容に納得したうえで依頼しましょう。

長野県立科町で雨樋工事を依頼する方法

長野県立科町には雨樋工事を専門に扱う業者や、屋根・外壁リフォームを総合的に手がけるリフォーム会社が多数あります。以下の方法を活用して、安心して依頼できる業者を探しましょう。

インターネット検索とリフォーム業者紹介サイトの活用

「長野県立科町 雨樋工事」などのキーワードで検索すると、地域に根ざした業者のホームページや口コミ情報が表示されます。また、リフォーム業者紹介サイトを利用すれば、複数社に一括して見積もり依頼が可能です。
業者ごとの施工事例やお客様の声を参考に、実績が豊富で評価が高い業者をリストアップしましょう。
サイトを通じて一度に複数の業者から提案を受けることで、費用や工事内容を効率的に比較できます。

自治体や商工会議所の情報を参照

役場や近隣の商工会議所のウェブサイトには、地元の工務店やリフォーム業者のリストが掲載されていることがあります。
自治体や商工会議所が推薦する業者は信頼性が高く、地域特有の豪雪対策や施工ノウハウを持っている場合が多いため、業者選びに役立ちます。
こうした公的機関がサポートする業者リストを活用し、候補を絞ると安心です。

近隣住民や知人からの口コミを活用

実際に雨樋工事を依頼した近所の方や知人から話を聞くことは、最も信頼できる情報源です。
どの業者を選んだのか、施工の仕上がりや費用感、対応の丁寧さなどを直接聞くことで、業者選びの失敗を避けることができます。
インターネット上の口コミも参考になりますが、身近な人の生の声を優先的に参考にすることで、より安心して依頼できる業者を見つけることができます。

雨樋工事で安心の住まいを守る

雨樋は住宅を雨漏りや浸水トラブルから守る重要な設備です。長野県青木村のような豪雪地帯では、雪どけ水や豪雨時に雨樋にかかる負担が大きく、わずかな詰まりやひび割れでも住宅全体に深刻な影響を与えるリスクがあります。
雨樋工事には「部分的な修理」「全体交換」「清掃」の三種類があり、費用相場は以下の通りです。

* 部分的な修理:1箇所あたり約1万円~3万円
* 雨樋交換(1mあたり):約6,000円~10,000円
* 全体交換:約30万円~70万円
* 清掃:約2万円~3万円
* 足場設置:約15万円~25万円

これらの費用を参考に、複数の業者から見積もりを取得し、費用の内訳や工期、保証内容、施工実績、口コミ評価を比較検討することが大切です。
また、火災保険の適用を確認し、自然災害による破損が補償対象となる場合には積極的に活用して自己負担額を抑えましょう。
他にも定期的な点検や清掃を習慣化して、小さな詰まりやひび割れを早期に発見・修繕することで、雨樋の寿命を延ばし、長期的なメンテナンスコストを抑えることができます。

この記事を参考に、ご自身の家の雨樋の状態をしっかり把握し、適切なタイミングで工事を選択して、信頼できる業者に依頼することで、安心して長く住み続けられる住まいを実現しましょう。

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