しろくまコラム SHIROKUMA COLUMN
NEW最近の投稿
CATEGORYカテゴリー
- ALC造
- DIY
- RC造・コンクリート
- アスファルト舗装
- アスベスト含有
- アパート・マンション
- ウッドデッキ新設・リフォーム
- オーニング・サンシェード・パーゴラ
- オフィスリノベーション
- コーキング・シーリング
- ツートンカラー
- トタン屋根
- ハウスクリーニング
- バリアフリー
- プール・貯水槽
- ペット建材・安全安心
- ベランダ・バルコニー
- モルタル仕上げ
- リフォーム
- 下塗り・塗料
- 二重窓
- 仮設設備・仮設足場
- 住まいのお手入れ
- 内装クロス・フローリング
- 刷毛・ローラーの種類
- 地域情報・観光スポット
- 基礎防水・塗装
- 塗料の条件・季節との相性
- 塗料の種類・グレード
- 塗料メーカー
- 塗替え時期・サイクル
- 塗装後の見え方
- 塗装後不具合・トラブル
- 塗装方法・塗り方
- 壁の仕上げ材・自然素材
- 外壁サイディング
- 外壁の調査や劣化診断
- 外壁屋根メンテナンス
- 外壁屋根塗装
- 外壁屋根塗装を安くする
- 外壁材・屋根材
- 外構エクステリア
- 天窓・トップライト
- 家具のリメイク塗装
- 屋根外壁のリフォーム
- 工事の見積もり
- 工事の費用相場と実費用
- 工事中の生活
- 工事期間
- 工場・ビル
- 悪徳業者・手抜き工事
- 断熱材・遮熱工法
- 新築工事・戸建て住宅
- 施工作業の工程
- 日本家屋・和風住宅
- 暑さ対策・日除けリフォーム
- 木材・木部再生
- 未分類
- 業者の選び方
- 温泉・浴槽
- 火災保険申請・工事
- 特別教育・資格
- 玄関ドア
- 現場管理と検査
- 窓ガラスフィルム
- 結露・結露対策
- 網戸・ふすま・障子・畳
- 色選び・カラーシミュレーション
- 虫対策
- 補助金・助成金
- 訪問販売の手口や事例
- 躯体改修・大規模修繕
- 遮熱・断熱塗料
- 鉄部塗装
- 防水トップコート
- 防水工事
- 防犯・防災対策
- 雨戸・シャッター
- 雨樋の劣化・調査・修理
- 雨漏り・目視・散水・赤外線
- 雪止め・雪害対策
- 風水
- 養生
- 駐車場ライン引き
- 鳥・獣対策
ARCHIVEアーカイブ
- 2025年6月
- 2025年5月
- 2024年11月
- 2024年8月
- 2024年4月
- 2024年3月
- 2024年1月
- 2023年12月
- 2023年11月
- 2023年10月
- 2023年9月
- 2023年8月
- 2023年7月
- 2023年6月
- 2023年5月
- 2023年4月
- 2022年6月
- 2022年5月
- 2022年2月
- 2021年11月
- 2021年6月
- 2021年4月
- 2021年2月
- 2021年1月
- 2020年9月
- 2020年8月
- 2020年7月
- 2020年6月
- 2020年5月
- 2020年4月
- 2020年2月
- 2020年1月
- 2019年12月
- 2019年10月
- 2019年9月
- 2019年8月
- 2019年7月
- 2019年5月
- 2018年10月
- 2018年5月
- 2018年4月
- 2018年3月
- 2018年1月
- 2017年12月
- 2017年11月
- 2017年10月
- 2017年9月
- 2017年8月
- 2017年7月
- 2017年6月
- 2017年5月
- 2017年4月
- 2017年3月
- 2017年2月
- 2017年1月
- 2016年12月
- 2016年11月
- 2016年10月
- 2016年9月
- 2016年8月
- 2016年7月
- 2016年6月
- 2016年5月
- 2016年4月
- 2016年3月
- 2016年2月
- 2016年1月
- 2015年12月
- 2015年11月
- 2015年10月
- 2015年9月
- 2015年8月
- 2015年7月
- 2015年6月
- 2015年5月
- 2015年3月
- 2015年2月
- 2015年1月
- 2014年12月
- 2010年9月
- 2005年5月
- 2005年4月
- 1998年4月
コラム
長野県木島平村の雨樋修理・清掃の費用相場と日数まとめ|部分交換の流れも解説

春先の雪どけや秋の豪雨で、屋根から流れるはずの雨水が外壁を伝ってボタボタと流れ落ちる様子を見て、「このままだと雨漏りするかもしれない」「家の寿命が縮むのでは?」と不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
特に長野県木島平村は積雪が多く、春先には大量の雪どけ水が一度に雨樋へ流れ込むため、ほんのわずかな詰まりやひび割れでも排水不良を起こしやすい環境です。
小さな不具合を放置すると、雨水が外壁を濡らして塗装が剥がれたり、木部の腐食を招いたり、さらには基礎部分への浸水トラブルにつながることもあります。
「どのタイミングで雨樋工事を検討すべきか」
「修理と交換のどちらが最適か」
「費用はどれくらいかかるのか」
「信頼できる業者はどうやって見つければいいのか」といった悩みを抱える方に向けて、本記事では雨樋工事の基本知識から費用相場、工事時の注意点、さらには木島平村で信頼できる業者を探す方法までをわかりやすく解説します。
この記事を読めば、ご自身の家の雨樋が今どんな状態にあるのかを把握し、安心して最適なメンテナンスを進めるための判断ができるようになるでしょう。
雨樋工事とは何か?住宅を雨漏りから守る基本メンテナンス
雨樋とは、屋根に降った雨水や雪どけ水を軒先で受け止め、縦樋を通じて地面や排水管へ誘導する設備です。
木島平村のように冬季に多くの雪が積もり、春先には一気に雪どけが進む地域では、雨樋にかかる水圧が非常に大きくなります。
それに加えて秋には落ち葉が詰まりの原因となり、雨樋内部で水が溜まるとすぐにあふれ出して外壁を濡らします。
この状態を放置すると、外壁の塗装が剥がれてコーキング(シーリング)部分が劣化し、内部へ水が侵入しやすくなります。結果的に、雨漏りを引き起こし、基礎部分の浸水にまで至るケースも少なくありません。
これらを未然に防ぐために行うのが「雨樋工事」です。雨樋工事には、雨樋のひび割れや一部破損を補修する「修理」、全体が劣化している場合にまるごと取り替える「交換」、そして詰まりを取り除く「清掃」の三つがあり、状況に応じて最適な工事を選択することで、住宅を長持ちさせることができます。
雨樋工事の種類と費用
雨樋工事を考える際には、まず「どの程度の不具合があるのか」を把握し、それに応じて部分的な修理や全体交換、あるいは清掃で対応するか選択します。以下に主な工事種類と費用相場を解説します。
部分的な修理:ひび割れや小さな破損を補修する
部分的な修理は、雨樋の一部にひび割れや割れが生じている場合に行う工事です。
木島平村では、冬の豪雪による凍結と春先の雪どけが繰り返されるため、塩ビ製雨樋にひび割れが入りやすくなります。
ひび割れが進行すると、その隙間から雨水が漏れ出し、外壁や木部を濡らしてしまうため、早めに補修を行うことが重要です。
修理作業では、まずひび割れ部分をきれいに清掃し、専用の防水シーリング材を充填してひび口を塞ぎます。
場合によっては、破損したエルボ(曲がり部分)や継ぎ手パーツを新品に交換し、しっかり固定することで該当箇所を補強します。
部分的な修理にかかる費用は1箇所あたり約1万円~3万円程度が相場で、作業時間は数時間~1日程度です。
小規模な破損を早めに修理することで、雨樋全体の劣化を食い止め、大規模な交換を先延ばしにできるメリットがあります。ただし、劣化が複数箇所に及んでいる場合や素材そのものの寿命が近いと判断された場合は、修理を繰り返すよりも交換を検討した方が結果的に安く済むこともあります。
雨樋交換:劣化が進行した雨樋をまるごと新調
全体交換は、雨樋全体または広範囲にわたって劣化や破損が見られる場合に行う工事です。
まず、既存の雨樋本体をすべて取り外し、新しい雨樋を取り付けるため、使用する素材や延長によって費用が大きく変わります。
代表的な素材には、塩ビ製、アルミ製、ステンレス製、銅板製、ガルバリウム鋼板製などがあり、それぞれ耐久性や価格が異なります。
たとえば、塩ビ製雨樋は1mあたり約6,000円~7,000円と安価ですが、耐用年数はおよそ10~15年程度で、東御市のように凍結と解凍のサイクルが激しい地域ではひび割れや変形が起きやすいデメリットがあります。
アルミ製雨樋は1mあたり約8,000円~10,000円、耐用年数は約20年と長く、耐食性も高いためメンテナンス頻度を抑えられます。
ステンレス製雨樋は1mあたり約10,000円前後で、耐用年数は約30年と非常に長いですが、初期費用は高額になります。
他にも、風合いや美観を重視する場合は銅板製雨樋(1mあたり約12,000円~15,000円)やガルバリウム鋼板製(1mあたり約7,000円~9,000円)なども選択肢に入ります。
全体交換の工事費用は住宅の延長や素材の種類、工事の範囲によって異なりますが、30万円~70万円程度が一般的です。
特に銅板などの高級素材を使用する場合には70万円を超えることもあります。
工期は、既存雨樋の撤去から新規取り付け、防水シーリング、排水確認テストまで含めて1~2日程度を見込んでおくと安心です。
全体交換を行うことで、新品の排水性能が確保され、長期間にわたって住宅を雨漏りから守る効果があります。
清掃:詰まりを取り除いて排水機能を維持
雨樋に落ち葉や泥、小枝などが詰まると、屋根に降った雨水や雪どけ水が正常に流れず、軒下からあふれて外壁を濡らします。
木島平村では秋に美しい紅葉が見られる一方で、その落ち葉が雨樋を詰まらせる原因となり、さらに冬季に積もった雪に落ち葉が埋もれて凍結し、春先にその詰まりが一気に表面化するケースがよくあります。
専門業者が脚立や簡易足場を設置し、詰まったゴミを手作業で取り除いて雨樋内部をきれいに洗浄することで、本来の排水機能を回復させます。
清掃にかかる費用は約2万円~3万円程度が相場で、作業時間は数時間~1日程度です。定期的に清掃を行うことで、小さな詰まりが大規模な破損や交換の必要性につながる前にトラブルを防ぎ、雨樋を長持ちさせられます。
特に落葉の多い秋から冬にかけて、または春先の雪どけ時期には一度点検と清掃を行う習慣をつけると、雨樋の詰まりを早期に発見し、住宅を守ることができます。
足場設置:安全に工事を行うための必須作業
雨樋工事は屋根の軒先での作業を伴うため、高所作業となります。
特に二階建て以上や屋根勾配が急な住宅では、脚立だけでは作業が危険であるため、安定した仮設足場を設置してから工事を進めます。
足場を設置することで、作業員の安全を確保できるだけでなく、作業効率が向上し、施工品質も安定します。
足場設置にかかる費用は約15万円~25万円程度が相場で、住宅の高さや敷地条件により若干前後します。
足場を省略すると事故リスクが高まり、かえって大きなトラブルや追加費用を招く可能性があります。安全性を最優先に考え、必ず足場を組んでから工事を行うようにしましょう。
雨樋工事のポイント
雨樋工事を進めるにあたっては、費用や工期だけでなく、保険適用や業者選びなどさまざまなポイントを押さえておくことが大切です。
火災保険の適用を確認する
東御市や木島平村などの豪雪地帯では、台風や大雪といった自然災害により雨樋が破損するケースが少なくありません。
こうした自然災害による被害は、火災保険や住宅総合保険で補償対象となる場合があります。
ただし、適用には以下の条件があります。
被害が風災、雪災、ひょう災などの自然災害によるもの、事故発生日から3年以内であること、そして経年劣化や日常的なメンテナンス不足ではなく突発的な事故であることです。
保険適用を検討する際は、まず被害箇所を写真や動画で詳細に記録し、保険会社へ連絡して補償対象かどうかを確認します。そのうえで、専門業者に見積書を依頼し、保険会社に提出して手続きを進めれば、自己負担額を大幅に軽減できる可能性があります。
工事期間を把握し計画的に進める
雨樋工事の工期は、工事内容や足場の有無によって異なります。
以下を目安に計画を立てるとスムーズに進められます。清掃は脚立だけで対応できる場合、数時間から1日程度で完了しますが、二階建て以上や屋根勾配が急な住宅では足場が必要となり、その場合は足場組立に2~3日、清掃自体に数時間~1日かかることがあります。
修理はひび割れ補修やパーツ交換を含め、数時間~1日程度で完了し、状況に応じて足場設置が必要です。
交換は既存雨樋の撤去から新規取り付け、防水シーリング、排水確認までを含めて1~2日程度かかりますが、足場設置を含めると合計で3~4日程度を見込む必要があります。
天候の変動や業者の繁忙期を考慮して、余裕をもった日程を組むことが工事を円滑に進めるコツです。
信頼できる業者を選ぶ
雨樋工事は高所作業や防水施工技術が求められるため、専門的な知識と経験を持つ業者に依頼することが重要です。
信頼できる業者を選ぶ際には、まず施工実績と地域対応力を確認しましょう。
木島平村や東御市周辺での施工実績が豊富で、豪雪地帯特有の雨樋トラブルに対応した経験がある業者は安心できます。
次に、見積もり内容の明確さをチェックしてください。
材料費、施工費、足場設置費、廃材処分費、諸経費(交通費など)の内訳が詳細に示されているか確認し、追加費用が発生しないようにしましょう。
また、保証期間とアフターサービスが充実しているかも重要です。
雨樋工事後に不具合が見つかった場合に無償で再施工してくれる保証期間の長さや、定期点検サービスなどのサポート体制を確認しましょう。
最後に、対応スピードとコミュニケーションが円滑かどうかを見極めるために、問い合わせから現地調査、見積もり提示までの対応スピードや説明の丁寧さ、質問への回答の明確さをチェックし、不安を感じない業者を選ぶことが大切です。
複数の業者から相見積もりを取り、提案内容や保証、口コミ評価を比較検討したうえで依頼先を決定することが、安心して工事を任せるポイントになります。
定期点検で早めの対応を
雨樋は常に外気にさらされ、落ち葉や泥、雪などによる詰まりや劣化が進行しやすい部分です。
定期的に雨樋の状態を点検し、異常が見つかったら早めに修理や交換を検討することで、雨漏りや大規模な修理を防ぎ、住宅を長持ちさせることができます。
点検時には、雨樋に詰まりがないか、ひび割れや変形がないか、支持金具が外れていないかなどを確認し、小さなトラブルは早めに専門業者に相談して対処する習慣をつけると安心です。
雨樋の交換時期を見極める
一般的に雨樋の寿命は約20~25年程度といわれています。
ただし、素材や環境によって劣化のスピードは大きく異なります。
木島平村のように凍結融解を繰り返す地域では、塩ビ製雨樋の場合ひび割れや変形が早く進むため、15年程度で交換を検討することもあります。
アルミ製やステンレス製雨樋は耐用年数が長く、20年以上メンテナンスフリーで使用できる場合もありますが、やはり経年劣化によって支持金具が緩んだり、ジョイント部分がずれたりすることがあります。
定期点検でひび割れ、錆、ゆがみ、支持金具の緩みなどが見つかった際には、早めに交換を検討しましょう。
特に複数箇所でのひび割れや、雨樋自体がたわんでいる、繋ぎ目から漏水が見られるなどの症状が出た場合は、修理では対応しづらく全体交換の判断が早い段階で役立ちます。
長野県木島平村で雨樋工事を依頼する方法
長野県木島平村には雨樋工事を専門に扱う業者や、屋根・外壁リフォームを総合的に手がけるリフォーム会社が多数あります。安心して工事を任せられる業者を探すためのポイントを以下にまとめました。
インターネット検索とリフォーム業者紹介サイトの活用
「長野県木島平村 雨樋工事」などのキーワードで検索すると、地域の業者のホームページや口コミ情報がヒットします。
また、リフォーム業者紹介サイトを利用すれば、複数社に一括で見積もり依頼ができるため、効率よく比較検討できます。
施工事例やお客様の声をチェックし、実績豊富で評価が高い業者をピックアップしましょう。
自治体や商工会議所の情報を参照
木島平村役場や近隣の商工会議所のウェブサイトには、地元工務店やリフォーム業者のリストが掲載されている場合があります。
自治体や商工会議所が推奨する業者は信頼性が高く、地域特有の豪雪対応や施工ノウハウを持っていることが多いので、業者選びの参考になります。
近隣住民や知人からの口コミを活用
実際に雨樋工事を依頼した近隣住民や知人の体験談は、最もリアルで信頼できる情報源です。
どの業者を選んだのか、工事の出来栄えや費用感、対応の丁寧さなどを直接聞き、納得できる業者を見つけましょう。
インターネットの口コミよりも、身近な人の生の声を優先的に参考にすると、満足度の高い工事につながります。
雨樋工事で大切な家を長持ちさせよう
雨樋は住宅を雨漏りや浸水トラブルから守る重要な設備です。
長野県木島平村のように積雪量が多く、春先の雪どけや秋の豪雨時に雨樋が大きな水圧を受ける地域では、わずかな詰まりや破損でも住宅全体に深刻な影響を及ぼすリスクがあります。
雨樋工事には「修理」「交換」「清掃」の三種類があり、費用相場は以下の通りです。
- 清掃:1回あたり約2万円~3万円程度
- 修理:1箇所あたり約1万円~3万円程度
- 交換(1mあたり):約6,000円~10,000円
- 全交換:約30万円~70万円程度
- 仮設足場設置費:約15万円~25万円程度
これらの費用を踏まえつつ、複数の業者から見積もりを取得し、費用の内訳や工期、保証内容、施工実績を比較検討することが大切です。
また、火災保険の適用を確認し、自然災害による破損が保険対象となる場合には活用して自己負担額を抑えることも検討しましょう。
さらに、定期点検や清掃を習慣化して小さな詰まりやひび割れを早期に発見・補修することで、雨樋の寿命を延ばし、長期的なメンテナンスコストを抑えることができます。
この記事を参考に、雨樋の状態をしっかり把握し、適切なタイミングでの工事を選択し、信頼できる業者に依頼することで、大切な家を末永く守り続けましょう。