しろくまコラム SHIROKUMA COLUMN
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コラム
【長野市】屋根塗装で人気!遮熱塗料メーカー最新ナビ2025年版

標高400 m前後の盆地地形に位置する長野市では、夏は都市部より強い紫外線とフェーン現象による乾燥高温、冬は零下10 ℃近い冷え込みと積雪、多い年は春の黄砂や秋の台風までも加わり、屋根表面は年間を通して激しい熱伸縮と紫外線劣化を繰り返します。
特にスレートやガルバリウム鋼板は真夏の表面温度が70 ℃を超えることもあり、塗膜が早期にチョーキングを起こすだけでなく下地材まで熱疲労を受けます。
こうした過酷環境をワンストップで緩和できる手段として、日射エネルギーを反射して屋根温度自体を下げる遮熱塗料が2020年代後半に一気に普及しました。
冷房負荷低減による光熱費削減はもちろん、屋根材・小屋裏の長寿命化にも直結するため、「塗り替えるなら遮熱塗料一択」が長野市の新常識になりつつあります。
目次
市場動向:2025年の遮熱塗料シェアはこう変わった
ペイント業界では毎年、専門紙や資材プラットフォームがメーカー別シェアを発表します。
2025年春までの最新トレンドを整理すると次の通りです。
情報ソース | 1位 | 2位 | 3位 | コメント |
---|---|---|---|---|
AP ONLINE 屋根用遮熱塗料特集(2023版) | アステックペイント | 日本ペイント | エスケー化研 | 同誌調査で4年連続シェア1位 (aponline.jp) |
Metoree「遮熱塗料メーカー注目ランキング」(2025年5月) | エスケー化研 | 関西ペイント | 株式会社エプロ | 専門家レビュー・製品登録数で順位付け (metoree.com) |
アステックペイントが四年連続トップシェアを維持する理由
遮熱塗料ブームの火付け役とも言われるアステックペイントは、屋根専用の「スーパーシャネツサーモ」シリーズが人気です。
同社は早くから高日射反射無機顔料と耐汚染シリコン樹脂を組み合わせ、赤外線反射率60 %超を実現。
さらに塗膜柔軟性を高めてガルバリウムの熱伸縮にも追従させています。
充実した研修制度で代理店施工の品質を平均化できた点も“連続1位”の大きな要因です。
エスケー化研・関西ペイントが急追する背景
2025年版Metoreeランキングではエスケー化研が1位、関西ペイントが2位。
両社は建築仕上塗材で国内トップクラスの実績を持つ。
特にエスケー化研「クールタイト Si」は耐候15年級のフッ素仕様でも平米4,000円台を実現し、付加価値と価格のバランスが市場に受け入れられました。
関西ペイント「アレスクールシリーズ」も遮熱粒子の拡散技術を刷新し、濃色域での反射率低下を最小限に抑えたことで、意匠性を重視する住宅リフォームで採択が急拡大しています。
長野市で選ばれる主要遮熱塗料5製品を徹底比較
製品名 | メーカー | 樹脂グレード | 日射反射率(近赤外) | 耐用年数 | 参考平米単価 | 特筆機能 |
---|---|---|---|---|---|---|
スーパーシャネツサーモ Si | アステックペイント | シリコン | 60〜65 % | 12〜15年 | 3,800〜4,500円 | 超低汚染樹脂で色あせ抑制 |
クールタイト Si | エスケー化研 | シリコン | 58〜63 % | 12〜14年 | 3,600〜4,200円 | ラジカル制御技術搭載 |
アレスクール Si | 関西ペイント | シリコン | 56〜62 % | 11〜13年 | 3,500〜4,000円 | 濃色でも高反射 |
サーモアイ Si | 日本ペイント | シリコン | 55〜60 % | 10〜13年 | 3,400〜3,900円 | 下塗りも遮熱でW効果 |
快適サーモ Si | 水谷ペイント | シリコン | 53〜60 % | 10〜12年 | 3,200〜3,800円 | カラーバリエーション豊富 |
※単価は塗材+標準手間を含む税別目安。実際の見積は面積・勾配・下地状態で増減します。
遮熱塗料の費用とライフサイクル
平米3,500〜5,000円の内訳は何にいくら掛かるのか
遮熱塗装の総額は「材料費30〜35 %、下地補修費15 %、高圧洗浄費5 %、足場費20 %、塗装手間25〜30 %」が平均的な構成です。
長野市の30坪住宅(屋根面積約90 ㎡・足場320 ㎡)でスーパーシャネツサーモ Siを使用した場合、
- 材料費=約35万円
- 足場費=約27万円
- 手間・洗浄・補修ほか=約38万円
合計100万円前後で収まるケースが多いですが、屋根勾配5寸を超える場合は昇降設備が追加になりプラス5万円、瓦割れ修理や板金補強が発生するとさらに費用が上乗せされます。
遮熱メリットは“電気代の下がり方”で数値化できる
長野市の夏季冷房期間(7〜9月)に、遮熱塗装後の屋根裏温度が平均8〜12 ℃低下した実測事例では、夜間蓄熱の抑制によりエアコン消費電力が減少。
電気代換算で年間18,000〜25,000円節約でき、遮熱追加コストが10年弱で回収できた試算があります。
屋根材延命と室内快適性を含めたトータルコストで見ると、通常シリコンとの差額は投資価値が高いと言えます。
長野市で頼れる施工店とメーカー保証制度
長野市内では、プロタイムズが2社、アステックペイントの認定と加盟が数社、エスケー化研が数社(2025年6月現在)。
これらの施工店に依頼すると、
・メーカー+施工店のW保証(10年)
といった特典が受けられる場合があります。
契約前に「保証書はメーカー発行か」「点検報告書は写真付きか」を必ず確認し、長期的なメンテナンス計画も同時に立てておくと安心です。
もちろん弊社でも、対応可能です、
2025年の今、長野市で“屋根塗装+遮熱”を成功させる5か条
・最新シェア動向を押さえる:アステックが4年連続トップ
・製品性能と費用を総合比較:反射率・耐候年数・平米単価を表で見える化し、自宅の屋根材と色調に適した塗料を選ぶ。
・下塗り相性と施工店の認定ランクを重視:遮熱効果は塗膜構成の完全性で決まる。
・遮熱+断熱+換気のセットで効果最大化:遮熱単体より屋根裏換気ファン併用で温度低減が2割アップ。
・メーカーW保証と年次点検で資産価値を守る:保証書の発行主体と点検内容を契約書に明記。
これらを実践すれば、夏の屋根表面温度を15 ℃近く下げ、冷房コストを年間2万円前後削減しつつ、屋根材を10年以上長持ちさせることが可能です。
まずは認定施工店3社に同仕様で見積もりを取り、数字と保証内容を冷静に比較するところから始めてみてください。