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SHIROKUMA COLUMN

2025/06/05
長野市の屋根塗装に最適な遮熱塗料ランキング2025|最新TOP5と後悔しない選び方

「真夏の2階がムワッとする」「冷房を切った瞬間にサウナ状態」「屋根材の色あせが早い」
長野市で築 10 年を超えた家に住むと、こうした声が必ず聞こえてきます。
標高 400 m 前後の盆地特有の強い日射と乾燥した空気、昼夜の大きな寒暖差が屋根の表面温度を 70 ℃ 近くまで押し上げ、塗膜のチョーキング・瓦やスレートの熱膨張劣化・小屋裏の熱だまりを引き起こします。
そこで注目されているのが“反射して冷やす”遮熱塗料です。
2010 年ごろまでは工場屋根や大型倉庫向けのイメージでしたが、近年は住宅向けの意匠性が高い製品が次々に登場し、2024 年の県内塗替え件数では
屋根塗装の4割超が遮熱グレードを選択するまでに普及しました。
(※自社施工案件)
しかし “遮熱” を名乗る塗料は 20 社以上、グレードもシリコン・ラジカル制御・フッ素と多岐にわたり、さらに下塗りや仕上げ方法もメーカーごとに厳格な指定があるため、「結局どれを選べばいいのか分からない」という相談が後を絶ちません。
本記事では、2025年版の屋根用遮熱塗料TOP5を長野市の気候条件に照らしてランキング形式で紹介。
・製品ごとの強み・弱み
・塗料選定時にチェックすべき数値
・下塗り材との組み合わせと施工ポイント
・ライフサイクルコストまで踏み込んだ比較
を解説していきます。
読めば「わが家の屋根には何を塗るのが最適か」がはっきり見えてくるはずです。

2025 年版・屋根用遮熱塗料TOP5

以下の順位はネット調べと弊社スタッフのヒアリングや調査に基づいています。
❶メーカー公式データの日射反射率・耐候年数

順位製品名メーカー樹脂近赤外反射率*¹耐候年数*²特徴的な技術
1位スーパーシャネツサーモ Siアステックペイントラジカル制御シリコン60〜65 %12〜15 年セラミック配合高反射無機顔料
2位サーモアイ Si日本ペイントシリコン55〜60 %10〜13 年「下塗りも遮熱」で二重反射
3位アレスクール Si関西ペイントラジカル制御シリコン56〜62 %11〜13 年濃色域でも高反射を維持
4位クールタイト Siエスケー化研ラジカル制御シリコン58〜63 %12〜14 年ラジカルバリア+低汚染樹脂
5位快適サーモ Si水谷ペイントシリコン53〜60 %10〜12 年カラバリ最多・調色自由度高

*¹メーカー公表の代表色近赤外線反射率(淡彩色)
*²上塗り2回+指定下塗りを適正膜厚で施工した場合の期待耐用年数

1 位:スーパーシャネツサーモ Si”4年連続シェアNO.1塗料”

アステックペイントの屋根専用の人気塗料。
「高反射無機顔料+セラミック配合ラジカル制御樹脂」のハイブリッド技術で、淡色はもちろん中・濃色でも 60 %前後の近赤外反射率を確保しつつ、塗膜表面の親水バリアが汚染物質を雨水で流し落とす。
汚れが付かないで反射率が長期間低下しない点が強みで、長野市の乾いた黄砂や排気ガス微粒子が付着しやすい環境でも実測5年後の温度低減効果が −9.8 ℃ を維持したデータが報告されている。
価格は平米 3,800〜4,500 円と割高だが、耐久と光熱費削減で回収しやすい。

2 位:サーモアイ Si

日本ペイントの強みは、上塗りだけでなく専用下塗りにも高反射顔料を配合し、屋根材+中塗り層+上塗り層の3階層で赤外線を跳ね返す独自塗料。
とくにスレート屋根で既存塗膜が薄くなった改修物件で効果が表れやすい。
淡色で −8 ℃、濃色でも −6 ℃ の低減例が多いが、下塗りが専用品固定のためコストがやや上がる点と、施工業者側の塗料管理が煩雑になる点がデメリット。

3 位:アレスクール Si

関西ペイントは自動車塗装で培った顔料分散技術を住宅用に転用し、濃色域(N7 以下)の反射率低下を最小化。
ダークグレーで 56 %台という高数値を維持するため、「外壁を濃いブラウンにしたいけれど屋根は熱を持たせたくない」というデザイン重視派に刺さる。樹脂はラジカル制御型シリコンで耐候 13 年、平米 3,500〜4,000 円。
可使時間が長く夏場の高温施工でもダレにくいので、職人からの支持率が高い。

4 位:クールタイト Si

エスケー化研は建築仕上材の総合メーカーらしく、屋根材問わず密着力を高める下塗りラインナップが豊富。
ラジカルバリアテクノロジーで UV による顔料破壊を抑え、15 年級製品ながら平米単価は 3,600 円前後に抑えた。
さらに低汚染樹脂が排気ガスや煤塵を親水性被膜で弾き、長野駅周辺など交通量の多いエリアに向く。
ただし色数が 20 色と少なく、意匠にこだわる場合は要カスタム調色(別途費用)が必要。

5 位:快適サーモ Si

水谷ペイントは瓦用塗料で長年の実績を持つメーカー。
快適サーモシリーズは 68 色の既製色に加え 2,000 色超の調色対応が可能で、外壁と屋根のトーンコーディネートがしやすい点が最大の魅力。反射率は淡色で 59%、濃色で 52%と上位に一歩届かないが、塗膜の柔軟性が高くコロニアルカバー工法と同時施工で割れ追従性を発揮する。
平米 3,200〜3,800 円と価格競争力も高い。

遮熱性能を最大化する“下塗り×上塗り”システム比較表

システム構成遮熱下塗り上塗り層厚期待遮熱ΔT*長野市での採用度
サーモアイ4Fシステムサーモアイプライマーサーモアイ4F70±5 μm−10〜−12 ℃★★★★☆
W シャネツセラミックサーモテックメタルプライマースーパーシャネツサーモSi75±5 μm−9〜−11 ℃★★★★★
クールタイト二層クールタイトシーラークールタイトSi70±5 μm−8〜−10 ℃★★★★
アレスクール2液アレスクールプライマーアレスクールSi70±5 μm−8〜−10 ℃★★★★
快適サーモ標準WP グリッププライマー快適サーモSi65±5 μm−7〜−9 ℃★★★

*メーカー暴露試験データの屋根裏温度差(従来シリコン比)平均値

施工で失敗しないために

下塗りの吸い込みムラをゼロにして遮熱顔料を均一化

スレート小口や釘頭は吸水が大きく、プライマーの吸い込みムラが遮熱層の色ムラ=反射ムラにつながる。
ローラー塗りと並行して刷毛ダメ込みでエッジを先行シールすることが仕上がり温度に直結する。

温度管理:炎天下の屋根表面 45 ℃ 以上では施工中断

夏の長野市は屋根表面が午前 10 時で 50 ℃ を超える。
樹脂分と溶剤分の揮発速度が異常に早まり、ピンホールや艶引けを起こす。
メーカー指示は「下地 40 ℃ 以上で施工禁止」が多数。
朝 7 時~10 時、夕 15 時以降の二部制が現場効率と品質を両立する。

タッチアップ色で最終反射率を大きく落とさない

ビス頭補修や割れ補修のタッチアップには、必ず同ロット・同色の遮熱塗料を使用し、従来シリコン等で済ませない。
小さな面積でも濃色塗料を点在させれば総合反射率が 2~3 % 落ち、温度低減効果が体感できないレベルまで低下する。

費用対効果を見極めるライフサイクルシミュレーション

プラン初期費用*¹年間電気代削減*²15 年後の再塗装15 年累計支出コメント
従来シリコン約 75 万円0 円80 万円155 万円10 年で再塗装需要
遮熱シリコン(上表 1 位)約 100 万円−2.0 万円0〜10 万円補修130 万円10 年で 20 万円回収
遮熱フッ素(上位+20 %)約 120 万円−2.2 万円補修のみ120 万円同額で高耐久

*30 坪・足場共、税抜概算

長野市で遮熱屋根塗装を成功させるために

・製品は TOP5 から色・耐久・コストを比較し、下塗りセットで採用する。
・施工店はメーカー認定+屋根含水測定器を持つ業者に限定。
・見積もりは“塗膜構成・膜厚・反射率データ”まで書面化し3社比較。
・真夏の高温施工を避け、朝夕2部制の工程で品質を担保。
・完工後はサーモグラフィで効果を可視化し、10 年保証+年次点検を契約。

このステップを踏めば、長野市の強い日射と寒暖差にも負けないクールな屋根が実現し、冷房費の節約と屋根材の長寿命化という “ダブルのリターン” を確実に手に入れることができます。

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