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SHIROKUMA COLUMN

2025/06/05
【山ノ内町】外壁塗装費用相場はいくら?見積内訳や長持ちさせるコツまで徹底解説

志賀高原の麓に位置する山ノ内町は、標高が高く冬は‐10 ℃を下回る冷え込みと豪雪、春は黄砂と花粉、夏はゲリラ豪雨と強い紫外線、秋は台風の吹き返しという四季を通じた過酷な気象条件がそろっています。
「まだ雨漏りはしていないから大丈夫」と先送りしていると、塗膜の劣化が下地材にまで及び、単なる塗装では済まず部分張り替えやカバー工法が必要になり、費用が一気に跳ね上がる危険性も。
とはいえ検索すると「30坪で60万~100万円」「40坪で80万~130万円」「屋根も入れて100万~130万円」と幅広い数字が並び、“わが家の本当の金額”が見えにくいのが実情です。
本記事では延床30~50坪の一般的な二階建てをモデルに、山ノ内町で実際にかかる外壁塗装費用を根拠ある数字で整理し、金額が上下する仕組み、費用を抑えながら耐久性を高める塗料選び、助成金がないエリアでも実支出を減らすテクニックまでわかりやすく解説します。
読み終えれば「次に取るべき行動」がはっきり見えてくるはずです。

山ノ内町の坪数別・標準相場

二階建て住宅の足場面積は安全規格で300㎡〜450㎡になり、これだけで15万〜20万円の固定費が発生します。
以下の価格帯は足場・高圧洗浄・下地補修・シーリング打ち替え・弾性下塗り+上塗り3回を含む外壁のみの総額です。屋根を同時施工する場合、プラス30万〜40万円が一般的な上乗せ幅になります。

延床面積想定外壁面積外壁のみ外壁+屋根コメント
30 坪約130 ㎡600,000〜1,000,000 円+300,000〜350,000 円凹凸が少ない家なら下限寄り
40 坪約170 ㎡800,000〜1,300,000 円+320,000〜370,000 円バルコニーや下屋で変動
50 坪約210 ㎡1,000,000〜1,600,000 円+350,000〜420,000 円高耐久塗料で上限接近
60 坪約250 ㎡1,200,000〜2,000,000 円+400,000〜480,000 円足場450㎡超の大型案件

外壁・屋根を同時に塗ると“本当に安くなる”理由

外壁と屋根を別の年度に分けて塗ると、足場代15万~20万円と高圧洗浄5万~7万円が二重に発生し、職人の移動経費や交通費も都度掛かります。
さらに山ノ内町のように冬季は施工が難しい地域では、工期がずれ込むほど雪囲いの仮設や除雪手間が増え、結果として総額で25万~30万円の損になることも珍しくありません。
足場を共有して外壁と屋根を同時に仕上げれば、仮設費用は1回で済む上に塗料メーカーのシステム保証が外壁・屋根とも同じスタートラインになるため、次回メンテナンス時期を揃えやすい利点も得られます。
「一度に大きな出費は避けたい」と思いがちですが、長期的なライフサイクルコストで見れば一括施工の方が圧倒的に経済的です。

見積額が3割変わる4つのカギ

1. 塗料グレードと耐用年数

塗料コストは材料と塗布手間を合わせて総額の約50%を占め、グレードを一段上げるだけで20万~30万円跳ね上がることもあります。
ただし耐用年数は3~5年延び、足場を組む回数が減るため40年スパンで計算すると高耐久塗料の方が安くなるケースが多いです。
山ノ内町は標高が高く紫外線量も平野部より強いデータがあり、粉吹きを抑えるラジカル制御シリコン以上を選ぶ家庭が増えています。

塗料期待耐用年数㎡単価(材料+手間)紫外線/凍害耐性長期コスパ
アクリル5~7年1,100円足場×3回で割高
ウレタン8~10年1,900円★★再塗装周期短い
シリコン10~12年2,700円★★★コスパ〇
ラジカル制御12~15年3,200円★★★☆コスパ◎
フッ素15~18年4,400円★★★★足場2回で最安
無機18~22年4,800円★★★★★初期高でも最長耐久

2. 下地劣化の深刻度

冬季の凍結融解で幅0.3mmを超える構造クラックが発生すると「Uカット+樹脂充填」で1mあたり4000円が加算され、さらにサイディングの反りや浮きがあれば1㎡あたり15,000円前後で部分張替えが必要になります。
軽傷の段階ならバイオ洗浄+微弾性フィラー厚塗り(㎡+300円程度)で済み、総額を10~30万円抑制可能。
劣化が進む前に塗装するほどコストメリットが大きいというのが鉄則です。

3. 足場+高圧洗浄は動かせない固定費

足場300㎡で約15万円、高圧洗浄200円/㎡は各社とも大差がなく“値切りにくい”工程です。
見積書で極端に安い場合は飛散防止メッシュの省略やアンチ不足のリスクを疑いましょう。
節約できる現実的な方法は外壁・屋根・高所付帯部を同時施工して足場を1回で使い倒すことのみ。
屋根が金属板金で錆補修が必要でも、外壁と別々に組むよりトータルは必ず下がります。

4. 付帯部+シーリングで美観と耐久をそろえる

破風板・雨樋・軒天を外壁と同グレードにすると+8~15万円上乗せされますが、外壁だけ新しくても雨樋が色褪せていては数年後に不満が残ります。
特に雪国の山ノ内町では雪庇で雨樋が曲がるリスクが高いため、耐候フッ素で補強塗装しておくと長期のメンテサイクルが揃います。シーリング材も耐候20年品に上げると+5万円~で、外壁より先に切れるリスクを潰せる“費用対効果の高いアップグレード”です。

実例で見るリアルな見積書

築18年・延床33坪・ラジカル制御シリコン採用

項目数量単価小計備考
足場(330㎡)880円290,400円メッシュ・昇降階段
高圧+バイオ洗浄(138㎡)270円37,260円コケ除去剤含む
シーリング打替(255m)830円211,650円耐候20年材
Uカット補修(11m)1,800円19,800円構造クラック
弾性フィラー下塗り138㎡350円48,300円ヘアークラック吸収
中・上塗り(ラジカル)138㎡3,100円427,800円12年保証塗料
付帯部フッ素一式93,000円破風・雨樋・軒天
合計(税抜)1,128,210円屋根遮熱シリコン同時+305,000円

助成金がなくても実支出を減らす3つの方法

・数量×単価で3社比較し“諸経費のブラックボックス”を可視化
同じ足場㎡数・塗布㎡数で横並びにすると、不要な仮設費や交通費が浮き彫りになり5〜10万円削減できるケースが多い。
・火災保険の風災・雪災補償を活用し足場費を取り戻す
台風でサイディングが割れた、雪庇で雨樋が変形した――被害写真+復旧見積を提出すると、足場や補修費が保険金で戻ることがある。
・外壁・屋根・高所付帯部を同時に塗り、足場を1回に
足場15万〜20万円と高圧洗浄5万〜7万円を丸ごと二重払いせずに済む。

下高井郡山ノ内町のその他の助成金制度

制度名若者定住促進マイホーム取得等補助金
受付期間2025年4月1日 ~
助成金額工事費用の10%(上限150万円)
支給条件・自己居住用の一戸建て住宅であること
・延べ床面積が50平方メートル以上であること
・契約締結日の年齢が45歳以下の者であること
・住宅取得のため山ノ内町及び中野市の金融機関から500万円以上かつ償還期間が5年以上の借入をすること
・工事又は購入の契約締結日が、平成28年4月1日以降であること
助成対象工事・増築・改築
・外壁
・屋根
・新築工事
問い合わせ先総務課 移住定住推進室
長野県下高井郡山ノ内町大字平穏その他 3352-1
TEL:0269-33-3113

ライフサイクルコストで考える最適プラン

プラン1回目(築11年)2回目(築23年)足場回数40年間累計メリット
ウレタン×3回80万円90万円3260万円初期安いが足場増
シリコン×3回96万円105万円3297万円色持ち中程度
ラジカル→フッ素95万円135万円2230万円足場1回省略で最安
フッ素×2回120万円140万円2260万円18年無補修

ラジカル制御で防水層をリセットし、フッ素で足場回数を2回に圧縮するプランが最もコスト効率と美観維持のバランスに優れます。

山ノ内町で“納得価格”を実現する5ステップ

・基準相場を頭に入れる:30坪=60〜100万円、40坪=80〜130万円、50坪=100〜160万円。
・費用を決める4因子を理解:塗料グレード/下地補修量/足場+洗浄固定費/付帯部+シーリング。
・同条件で3社見積もり&数量×単価比較:諸経費の闇を可視化し交渉。
・外壁と屋根を同時施工し足場を1回で済ませる:固定費を15〜20万円回収。
・ラジカル→フッ素の2段階戦略で足場回数を2回に圧縮:40年間のメンテ総額を最小化。

この方法に沿って動けば、数字に裏打ちされた適正価格で外壁も屋根もリフレッシュでき、志賀高原に映えるあなたの家が10年、20年先も鮮やかな外観と資産価値を保ち続ける未来がぐっと近づくでしょう。

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