暮らしを楽しむ情報たくさんのしろくまコラム。

tel.0120-460-461

無料外壁・屋根診断

タップをして電話をかける

メニューを開く

SHIROKUMA COLUMN

2025年6月
« 5月  
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30 

CATEGORY

コラム

SHIROKUMA COLUMN

2025/06/04
【小布施町】外壁塗装費用相場ガイド|どう節約する?失敗しない塗り替え予算

小布施町の家を守る外壁塗装費用を数字で見える化

春の北信平野を吹き抜ける乾いた風と、千曲川沿いのじっとりした夏の湿気、そして冬になると一気にやってくる放射冷却─この気候の振れ幅こそが小布施町の魅力でもありますが、外壁にとっては過酷な環境です。
「触ると白い粉が手についた」「コーキングが少しでも割れていると冬の凍結が心配」そんなモヤモヤを抱きつつも、塗装の総額がつかめず先送りになっていませんか。
タイミングを逃して下地が傷むと、塗るだけで済むはずの工事が張り替えや大規模補修へと発展し、数十万円単位で出費が膨らむことも。
本記事では、小布施町に住む方が外壁塗装の適正価格を把握し、ムダなく長持ちさせるための手順を、専門用語をなるべく平易にかみ砕いてお届けします。

小布施町の坪数別・基本相場を押さえる

坪数ごとの費用帯を数字でイメージして不安を半減

外壁塗装費用は「家の大きさ」「塗装面積」「外壁の凹凸」「付帯部の量」で変動します。
小布施町で事例が多い木造2階建てを基準にすると、30坪で80〜100万円・40坪で80〜130万円・50坪で100〜160万円というラインが目安です。
屋根塗装を同時に行う場合はこの金額に15〜25万円が上乗せされます。
冬季の施工は凍結対策の加温養生が必要になるため、見積りがやや上振れする点も小布施特有の特徴と言えるでしょう。

延べ床面積外壁のみ(税別)外壁+屋根(税別)想定外壁面積
30坪80万〜100万円95万〜125万円約130㎡
40坪80万〜130万円100万〜155万円約170㎡
50坪100万〜160万円120万〜185万円約210㎡

ポイント

同じ坪数でも屋根形状やバルコニー、破風・雨樋の多さで±10〜20万円変動。
冬季(12〜2月)は加温養生・乾燥時間延長で+5〜7%程度上振れすることがある。

見積りを左右する5つの主要要因

塗料グレードで生まれる価格差と“塗り替え周期”

シンプルに言えば、耐久が上がるほど単価は上がる構造です。ウレタンは価格が低い反面7〜10年で再塗装、シリコンは10〜12年でコスパ型、フッ素は15年以上の長寿命、無機ハイブリッドは20年前後で最長クラス。
たとえば30坪の住宅でシリコンからフッ素に変えると、材料+手間で20〜30万円アップしますが、次の塗装を5年遅らせられれば総コストは下がる可能性があります。

塗料種別期待耐用年数㎡単価目安向くケース注意点
ウレタン8〜10年1,500〜1,900円近い将来外壁材ごと張り替え予定汚れやすく再塗装周期短い
シリコン10〜12年2,000〜2,200円コスパ重視戸建て全般溶剤型は匂いが強め
ラジカル制御12〜15年2,200〜2,600円色持ちをもう少し延ばしたいメーカー差が大きい
フッ素15〜18年2,800〜3,400円濃色・強日射面に強い初期投資が高め
無機ハイブリッド18〜22年3,500〜4,500円最長メンテ周期重視硬い塗膜は躯体の動きに弱い

足場・高圧洗浄など準備工程の固定費

2階建て30坪でも600㎡前後の足場が必要で、飛散防止メッシュまで含めると15〜18万円
高圧洗浄は㎡単価180〜250円、北面の苔を薬剤で根まで落とす“バイオ洗浄”を追加すると+5,000〜10,000円。

外壁の劣化と下地補修の深さ

小布施町は昼夜の温度差が大きく、凍害クラックが進行しやすいエリア。
幅0.3㎜以上の亀裂はUカット+樹脂充填で1m1,800円ほど。膨れや浮きは部分張り替え1㎡1.5万円前後。
劣化初期に塗ることが最大のコスト圧縮です。

付帯部塗装の範囲

破風・雨樋・軒天・シャッターボックスなどをどう仕上げるかで5〜15万円前後変動。
色合わせで家全体の見た目が新品同様になるため、付帯部は外壁と同時に塗ってしまう方が美観とコスパの両面で優秀です。

業者の経費構造と保証年数

自社職人か外注か、保証が5年か10年か、定期点検が有料か無料か!
こうした違いで見積額が上下します。
保証が長い会社ほど無償補修リスクを見込んで単価は高くなりますが、保証範囲が「剥離のみ」か「色あせまで」かを読み込むことで、金額と価値を正しく判断できます。

費用を抑えつつ品質も妥協しない

相見積りと比較シートで“諸経費一式”を可視化

同じ条件(塗料名・回数・保証)で最低3社に依頼し、数量×単価をExcelで並べればブラックボックスが浮上。
質問への回答スピードと論理性は、施工後のトラブル対応力のバロメーターにもなります。

火災保険・助成金・リフォームローンの多角活用

台風や落雪で外壁が割れた場合、火災保険の「風災補償」で塗装費の一部を賄えるケースがあります。
助成金は小布施町単独制度はありませんが、県や国の省エネリフォーム補助に該当することも。
さらに無担保ローン(1.5〜2.5%)を活用すれば、100万円を5年返済しても月々17,000円前後で高耐久塗装を実行できます。

外壁と屋根を同時施工して足場コストを一回に

足場は一度組むだけで15万円前後かかる固定費。
屋根が色あせ始めた築15年以上なら、外壁と屋根を遮熱シリコンなどで同時に塗り替えることで、足場代が実質半額になります。

築22年・延べ床31坪をシリコン塗装した実例

工事項目数量単価金額補足
足場組立解体360㎡900円32.4万円メッシュシート含む
高圧+バイオ洗浄168㎡260円4.4万円北面苔根除去
シーリング打替え220m900円19.8万円変成シリコン
凍害パネル張替え8㎡15,000円12.0万円合板下地補修
ラジカルシリコン3回168㎡3,000円50.4万円メーカー12年保証
付帯部(破風・樋)一式8.1万円
総額(税別)119万円保証10年

現場で見えた節約ポイント

・張り替えパネルを最小限に抑え、凍害が軽度の部位はフィラー下地+厚膜仕上げでコスト削減。
・屋根は3年後に太陽光設置予定のため、今回は外壁と破風のみ施工し、次回足場共用を計画。

外壁色選びと塗料機能で10年後の満足度が変わる

小布施町の景観に溶け込むカラーコーディネートのコツ

栗の木を思わせるウォームグレーやベージュは、紅葉シーズンの街路樹とも相性が良く、土埃や排ガス汚れが目立ちにくい万能色。逆に濃いブラウンやブラックはシックで人気ですが、夏場の表面温度が高くなるため遮熱顔料入り塗料で熱だまりを軽減するのがポイントです。
カラーシミュレーションは必ずA4以上の塗り板で晴天と曇天を見比べ、朝夕の陰影も確認しましょう。

機能性塗料でランニングコストも削減

遮熱塗料は夏の外壁温度を3〜5℃下げ、冷房代を約5%カットできるデータも。
低汚染型シリコンや光触媒系は雨だれ汚れを自己分解し、10年後の美観キープに貢献します。
初期費用は1.2〜1.5倍ですが、足場を2回掛けずに済むという長期視点での節約効果は大きいと言えます。

適正価格と長期視点で“後悔ゼロ”の外壁塗装を

・小布施町の外壁塗装目安は30坪=80〜100万円、40坪=80〜130万円、50坪=100〜160万円
・費用を動かすのは「塗料グレード」「足場・洗浄」「下地補修」「付帯部範囲」「業者保証」の5要素。
・相見積もり・保険活用・屋根同時施工を組み合わせれば、同じ品質でも10〜30万円の圧縮が現実的。
・色決めは景観に合わせたアースカラー+機能性塗料で“10年後も満足”を狙う。
・見積書は数量×単価と保証範囲を横並びにして比較、不明な「一式」は必ず質問。
この記事を手がかりに、まずは地元で実績のある3社へ現地調査を依頼し、数字と内容を比較してみてください。
費用の輪郭がクリアになった瞬間、不安は具体的な行動計画へ変わり、栗のまち小布施に映える新しい外壁が家族の暮らしを守り続ける日が一歩近づくはずです。

banner

ページの先頭へ戻る

0120-460-461

無料外壁 屋根診断