しろくまコラム SHIROKUMA COLUMN
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コラム
【弱溶剤 柔軟・透湿タイプ】超耐候・超低汚染型変性無機塗料『ダイヤスーパーセランソフィア』
目次
ダイヤスーパーセランソフィアの新技術
サイディングやALCパネルが多い戸建住宅の改修にはさらなる柔軟性が求められます。
「スーパーセランソフィア」はスーパーセランシリーズにさらに柔軟性を与えました。
従来のスーパーセランシリーズ
有機成分で無機の短所をカバーすることにより無機の特長を最大限発揮させることに成功しました。
フレキシブル性を大幅にUP!さらなる柔軟性を使いたい!
ダイヤスーパーセランソフィア特長
様々な特長により塗替え時の美しさを永く保ちます。
特長1 超耐候性
変性無機塗料の持つ最大の特長、フッ素樹脂塗料をしのぐ耐候性が建物の美観を長期にわたり維持し、保護します。
蓄熱性の高い部材は塗料の劣化を早めますので特に耐候性の高い塗料を推奨します。
耐候性の高い塗料は、塗料が持つ様々な機能の低下を抑制します。
キセノンウエザーメーター 促進耐候性試験
期待耐用年数
【期待耐用年数について】
塗膜は紫外線や熱、風雨等の劣化因子により段階的に性能が低下していきます。一般的には、汚れや変退色に始まり、その後、表面劣化が進行し、チョーキング(白亜化)が発生、さらに進行するとひび割れや剥離等が発生します。期待耐用年数は、標準的な環境(地域や部位、部材の条件を除く)において、塗膜の持つ下地保護機能が低下する時点までの期間(次回の改修を行うに至るまでの標準的な年数)の目安として設定しております。よって、気象条件の厳しい地域や、天端や斜壁などの部位、蓄熱性の高いボード類など環境条件の厳しい面に施工された塗膜は目安とされた期待耐用年数よりは早期の劣化が予測されます。
期待耐用年数を設定するにあたり、JISに定める規格値 光沢保持率80%を参考にはしておりますが、その基準が下地保護機能が低下する時点とは考えておりません。実際の建物では、チョーキングが進行しひび割れや剥離が広範囲に発生する手前が下地保護機能の低下時点と考えられております。促進試験データによる塗膜劣化の傾向と実曝におけるそれ以外の劣化因子を考慮して、蓄積されたデータより保護機能の低下時点を推測し、期待耐用年数を設定しております。
特長2 柔軟性
柔軟性に優れた塗膜によりシーリング上に施工した場合のひび割れリスクを軽減します。
柔らかいシーリングの上に塗られた塗膜は下地の動きによりひび割れが発生しやすい状況にあります。
ダイヤスーパーセランソフィアはダイヤスーパーダンセイ(JIS A 6021 建築用塗膜防水材)の上塗材として適用できるほど、柔軟性に優れた塗膜が特長です。
この特長によりシーリング上に施工した場合、塗膜のひび割れを軽減することができます。
伸長時ひび割れ試験
従来の変性無機塗料
15%伸長時に、ひび割れが発生
スーパーセランソフィア
40%伸長時も、ひび割れが発生しない
特長3 超低汚染性
親水性の高い無機の塗膜が汚染物質を寄せ付けず、雨水で汚れを落とす特性を持ちます。
無機の塗膜により、親水性の向上(雨水で汚れが落ちやすくなる)と帯電性の低下(静電気を帯びにくくすることで埃を引き寄せにくくする)を実現しました。
Point! 柔軟型の塗料でありながら従来の変性無機塗料と同レベルの超低汚染性を実現しました。汚染性試験
特長4 透湿性
各種上塗材の中では最高クラスの透湿性を発揮します。
透湿性の高い塗料は、雨などの水滴は通さずに、水蒸気を逃がす性質を持ちます。
この性質により、熱膨れの原因となる水分を効率的に排出することができます。
※ 水滴…直径100~300μm 水蒸気…直径0.00004μm
特長5 防カビ・防藻性
カビや藻の発生の原因となる汚染物質の付着を抑制します。
特長6 旧塗膜適性
弱溶剤タイプのため幅広い下地適性を発揮します。さらに特長のある下地調整材を組合せることにより新たな機能を追加できます。
部材:ALCの塗替えにおすすめの工法
無機透湿微弾性フィラー
『ダイヤセラ・トーシツプラス』との組み合わせ
促進機能 透湿性
部材:RC・木造の塗替えにおすすめの工法
防水形弾性フィラー
『ダイヤアクレスフィラーダンセイ』との組み合わせ
追加機能 防水性